1997年(平成9年)10月1日、高崎駅〜長野駅間(2015年(平成27年)3月14日に長野駅〜上越妙高駅〜金沢駅間が延伸するまで「長野新幹線」として案内されていた区間)の開通と同時に開業した。
2024年(令和6年)3月16日の金沢駅〜敦賀駅間延伸に伴い越前たけふ駅が設置されるまで、北陸新幹線内における唯一の新幹線単独駅であった(越前たけふ駅はJR西日本管轄区間にある)。
駅周辺
いわゆる政治駅の一つとされる。開設当初の駅周辺は何もない状態であったほか、停車する列車の本数も限られていたため、「秘境駅」の1つに挙げられたこともあった。1999年以降、JR東日本が中心となって住宅地「びゅうヴェルジェ安中榛名」の開発が行われ、2003年の分譲開始にともない停車本数が増加した。しかし、日中は2時間に1本しか停車しない時間帯もある。2024年3月現在でも商業施設と呼べるものは存在せず(駅前にあったコンビニは2013年3月31日にて閉店)、およそ一般的な新幹線駅の駅前イメージらしからぬ状況が続いている。ちなみに駅構内には横軽間廃止前に信越本線の横川駅で売られていた「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」の売店があり釜めしを購入する事が出来る。
当駅に停車する列車
現在、12往復の列車が停車するが、すべて東京駅〜長野駅間の「あさま」である。
このため金沢・敦賀方面に行くためには、隣駅の軽井沢駅もしくは、長野駅にて乗り換えが必須となる。
なお、1日平均の乗車客数は277人(2014年)。(JR東日本の公式より引用)
主な駅周辺の施設
秋間梅林 - 約50ヘクタールの敷地に35,000本を超える梅がある。
秋間郵便局
安中市立秋間小学校
駅前に悟留譜観世音菩薩(ごるふかんぜおんぼさつ)があり、名物となっている。ゴルフの守り仏とされ、ゴルファーやゴルフ場で働く人の安全およびスコアアップを祈願している。
備考
当駅から約7km離れているJR信越本線安中駅と当駅を連絡するバス路線は存在しないが、その代わり約4km離れているJR信越本線磯部駅との間にバス路線が存在する。
群馬県出身の漫画家・あらゐけいいちによるギャグ漫画が原作のTVアニメ「日常」に当駅と同姓同名の「安中榛名」と言う女性キャラクターが登場するが、2011年12月現在、当駅構内及び駅周辺に同キャラクターに関連する施設・モニュメント等は存在しない。