群馬県安中市にあるJR東日本北陸新幹線(2015年まで長野新幹線)の駅。1997年10月1日、長野新幹線の開通と同時に開業した。
2015年現在、北陸新幹線区間における唯一の新幹線単独駅である。
駅周辺
いわゆる政治駅で、開設当初の駅周辺は何もない状態であったほか、停車する列車の本数も限られていたため、「秘境駅」の1つに挙げられたこともあった。2019年4月現在、商業施設と呼べるものは存在せず(駅前にあったコンビニは2013年3月31日にて閉店)、およそ一般的な新幹線駅の駅前イメージらしからぬ状況が続いている。ちなみに駅構内には「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」の売店があり釜めしを購入する事が出来る。
開業後の1999年以降、JR東日本が中心となって住宅地「びゅうヴェルジェ安中榛名」の開発が行われ、2003年の分譲開始にともない停車本数が増加した。しかし、日中は2時間に1本しか停車しない時間帯もある。
当駅に停車する列車
現在、12往復の列車が停車するが、すべて長野-東京間のあさまである。
このため金沢方面に行くためには、隣駅の軽井沢駅もしくは、長野駅にて乗り換えが必須となる。
なお、1日平均の乗車客数は277人(2014年)。(JR東日本の公式より引用)
主な駅周辺の施設
秋間梅林 - 約50ヘクタールの敷地に35,000本を超える梅がある。
安中警察署秋間駐在所
秋間郵便局
安中市立秋間小学校
駅前に悟留譜観世音菩薩(ごるふかんぜおんぼさつ)があり、名物となっている。ゴルフの守り仏とされ、ゴルファーやゴルフ場で働く人の安全およびスコアアップを祈願している。
また、夏になると駅の駐車場で秋間納涼祭が行われる。
備考
当駅から約7km離れているJR信越本線安中駅と当駅を連絡するバス路線は存在しないが、その代わり約4km離れているJR信越本線磯部駅との間にバス路線が存在する。
群馬県出身の漫画家・あらゐけいいちによるギャグ漫画が原作のTVアニメ「日常」に当駅と同姓同名の「安中榛名」と言う女性キャラクターが登場するが、2011年12月現在、当駅構内及び駅周辺に同キャラクターに関連する施設・モニュメント等は存在しない。
関連イラスト