概要
ホームには待合室があり、1階にはトイレがあるものの、エレベーター・エスカレーター等のバリアフリー対策はなされていない。
長野原線が大前駅まで延伸した1971年3月7日に開業。長野原線が吾妻線に改称し、信越本線豊野駅まで延伸計画があった影響からか、当駅や大前駅は1面1線の棒線駅となっている。
万座温泉と鹿沢温泉の最寄り駅だが、双方の意見の折衷案でこの駅名となっている(但し、双方ともに車で30分かかる)。かつてあった国鉄バスの側面方向幕では「万鹿口」と省略され、駅前バス停は「万座鹿沢口駅」表記。
吾妻線の終点は隣の大前駅なのだが、大半の列車が万座・鹿沢口駅で折り返している。
かつては特急「草津(現在の草津・四万)」など優等列車の終着駅だったが、2016年3月26日をもって定期運用が無くなり殆ど普通列車しか来ない駅へとなった。
全国のJRグループの駅では唯一、駅名に「・」(中黒)が入っている。
かつては当駅から3分の群馬銀行嬬恋支店近くに草軽電鉄の上州三原駅が1962年2月まで存在していた。
列車の終着駅であるが構造上列車の留置が出来ず、2駅隣の羽根尾駅か長野原草津口駅か終着駅の大前駅に回送して留置している。
利用者数の減少が著しく、廃止が検討されている。
駅構造
1面1線の高架駅だが、構造上は1面2線化出来るようになっている。