概要
吾妻線の終点ではあるものの、大半の列車は隣の万座・鹿沢口駅で折り返すため、当駅に来る列車はわずか5往復(下り4本・上り5本)しかなく、5時間以上運行のない時間帯すらある。また、特急「草津・四万」は定期列車が長野原草津口駅発着であるため大前駅にはやってこない。但し万座・鹿沢口駅の構造上の理由から当駅が回送列車の留置に使用されることはあるため、「草津・四万」使用の車両が来ることはある。2021年現在、5本の当駅始発列車の内、高崎駅に行くのは始発と終電の2本のみで残りは新前橋駅止まりである。国鉄時代には小山駅まで行く列車も存在した(車両運用が吾妻線と同じ両毛線であるため)。
駅の標高は約840m。また、群馬県内の駅としては最西端に位置する。
観光客はたいてい万座・鹿沢口駅を利用するが、村役場には当駅のほうが近い。
かつては駅前に立ち寄り入浴可能な浴場があったが、2017年10月をもって無くなった。