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碓氷アブト

うすいあぶと

碓氷アブトはアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』登場人物のひとり。
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お前は運転士で、オレは整備士だ! 二人でシンカリオンを動かしているんだ!

ビビる必要は無い、お前が乗っているのは、シンカリオンだ!」
CV:鬼頭明里

概要

新幹線超進化研究所 横川支部』に所属する整備士で、小学5年生ながら在来線型武装支援機『ザイライナー』シリーズや『スマット』の研究開発にも携わる頭脳明晰な少年。群馬県横川出身。4月1日生まれ。

父、母との3人家族。母親のシラユキは実家にいるものの、父トコナミは数年前に行方不明に。日本家屋の和室に住み、EF63のポスターを貼っている。

銀髪(?)に母譲りのメッシュ付きアホ毛が入った短髪、紫字に交差した白つなぎが特徴。外出時は黒いハイネックシャツをインナーに白いウインドブレーカーを羽織り、エンジの長ズボンを履く。表面上クールながらも、ハヤトと同等に鉄道に詳しい。地元に『碓氷峠鉄道文化むら』があったのがきっかけで興味を示したという(月刊アニメディア21年6月号 インタビュー参照)。よく冗談を言い、「アレは嘘だ」が口癖。
 
だが、身体機能は十分、製作に携わっていたのにも関わらず『シンカリオンZ』を動かすのに必要な鉄分(適合率)が低く自分では乗ることができなかった。製作もアブト自身の閃きではなく、父の失踪後に唐突に見始めた予知夢からの概念図を思い出しながらである。

OPの1カットには何故か影を落とす表情があり、レギュラーメンバーにも関わらず適合率やZコードの所在も含め要所要所で謎が多いキャラクターとなっている。OPでバックにいる帽子とフードで顔を隠した父トコナミと思われる人物と、彼の予知夢に現れる闇の新幹線が鍵であるだろう……と思われていた。

ダークシンカリオンに搭乗、闇堕ち

闇堕ちアブト


アニメ13話に父親を探してる途中、闇の新幹線に乗り込み、父トコナミがいなくなった。14話でついにダークシンカリオンの運転士になり、シンたちに立ちはだかる。

シンカリオン公式の【情報解禁】「ダークシンカリオン」の運転士・碓氷アブトのリンクも合わせて参照のこと。
····が、最近の話の描写を見る限り、洗脳ではなく父の行方を突き止めるためにあえてシン達を裏切ったようだが······。
いずれにせよ、父の事を知りたいがために一線を超えてしまったことは間違いないだろう。
そしてついにトコナミに再会。
トコナミは「ダークシンカリオンに心を奪われていないとわかって、安心した」と意味深な発言をするが、その言葉の真相とは······。

ネタバレ


トコナミの発言によりアブトがトコナミからの思念波を受け取れたり、ダークシンカリオンを運転できたのは、アブトにはテオティの血が流れているためと判明する(本来ダークシンカリオンはテオティしか動かせない模様)。

テオティとの関わり、心境の変化。

カンナギによりテオティの住み処を案内されるなかでセツラを初めとした子供達に会う。
その後、デアボル数十体をダークシンカリオンで撃退したことによりテオティ達からは「救世主」と崇められる。
特にセツラとは闇の新幹線にこっそり乗り地球についてきた彼に駅弁「かしわめし」をごちそうしたり花火大会を見せたことから関わりも増え、さながら兄と弟のような関係になる。

友に次ぐ大切な存在の消失、かつての友へ向けられるは敵意(ネタバレ注意!)


















29話では、セツラが王を手に掛けたヴァルトムが力を手に入れパワーアップしたところに居合わせてしまい、ヴァルトムにカンナギとの交渉材料として地球に連れてこられる。
用済みと判断したヴァルトムにけしかけられたデアボル数体により、必死にダークシンカリオンで急行して伸ばした手もむなしく眼前でクサビ石ごと吹き飛ばされてしまう。
怒りの念に駆られて我を忘れ、デアボルをヴァルトムが恐れおののくほどのオーラを纏わせ撃破(前々から予兆はあったが、今回は特にすさまじいものであった)。
その際に起きた落石に巻き込まれて意識を失うが、直前の彼の目には涙が伝っていた。
「セツラ······」






実はセツラはソウギョクに救われて超進化研究所に送り届けられており、シン達と「アブトの知り合い」と名乗り邂逅を果たしていた。



···がアブトは目覚めたところでZギアに送られてきたシンのメッセージに添付されていた写真から、シン達がセツラを鹵獲したと思い込み(劇中のアブトの反応からしてそうであろう)、超進化研究所へダイナミックに「セツラ奪還」に急行。
その時の彼はセツラの無事を安心する余裕すらなく、ただ友であっても大切な存在を危険にさらすなら許さないという怒りに突き動かされているだけであった。これについては、闇の新幹線を運転した事による副作用で怒りが増幅され正常な判断が不可能な状態になっていると考察もされている。

「返せ···返せ!セツラを···返せ!」



その(トレランティアも影響していると思われる)オーラは闇の新幹線越しでも判断できるレベルで、セツラはモニターで闇の新幹線を見て「あっ、アブト!『迎え』に来てくれたんら!
あれ?なんか違う。すごく···怒ってる?」と困惑していた。


そしてシン達との戦いの最中、トレランティアが完全に覚醒し、(ダークシンカリオン·デビルモードの影響もあって)よりテオティに近い容姿となり感情も読み取れなくなってしまう。

怒りに染まったアブト君


「俺はアブト···テオティだ!」

その後はアストレアに回収され、帰還した模様。

感情を読み取れなくなってからも、トコナミを締め上げるアストレアを制止している場面から親への情は持っていると思われる。


35話にて、ヴァルドルに牽引される形でZ_E5に乗って宇宙まで来たシンと再び対話という名の交戦に入るが、テオティかヒトどちらかが地球に住むのではなく「テオティとヒトは共存できる」とシンが説得しても可能性を断固否定し続け、シンの説得にも「邪魔をするな」と耳を貸さず、「だったら、E5は破壊してやる!」と言い放つ。

シンに「お前は···シンカリオンが、E5が好きだから乗りたかったんじゃないのか!?
俺も···シンカリオンが好きだ。だから、一緒に···お前と同じ道を歩みたいんだ!!」
と心の深くの「シンカリオンへの愛」を揺さぶられる。
このとき心が揺れ動いたような描写があり、初めてシンからの攻撃を受けて吹っ飛んだ···が、ヴァルトムに「お前達の戦いは、この俺様が終わらせてやるよ」とヴァルドルの時同様エネルギーを注ぎ込まれ(ヴァルトムの言動から、トレランティアの力を解放させた模様)、暴走状態に陥りZ_E5をデビルグランクロスで宇宙へと吹き飛ばしてしまう。

帰還していく背に、届くことの無いセツラの悲痛な慟哭が響き渡るだけであった······

「アブト···どうしてら···。どうしてシンを···。
アブトはバカら~っ!」

決死の友の覚悟、交わりし線路


先の戦いで吹き飛ばされたシンはトコナミ(と一部テオティ)に助けられており、療養される傍らシンのひたむきな姿勢にテオティ達も心を開いていく。
そして2度目の決闘が始まるが、トコナミに「お前のやろうとしていることは正しいかもしれない。だが民はこんな戦いを望んではいない
思い出してほしい。なんのためにシンカリオンがあるのかを」と呼び掛けられる。
しかし、カンナギの煽動により「1人でテオティを守る」という使命を貫かんと「デビルトルネード」をZ_E5に放った······

















が、「救世主と言えども、シンを傷つけてまで地球に帰りたくない」
「テオティは戦士だが、その力は誰かを傷つけるものではない」とシンの思いに触れ、思想が変わり始めたパフラムカマルス(テオティの戦士達)が攻撃を防ぎ、アブトを説得する。
そしてシンの仲間達、そしてシンの考えに触れトコナミの説得に賛同したテオティの民達が宇宙船の電力を犠牲にして超進化電力の代わりにしたことでZ合体したZ_E5ヤマノテと激突を繰り広げる。
互いに武器を弾かれながらも宇宙へ飛び最大出力のデビルグランクロスを放つが、シンカリオンの無限大の可能性を信じ「再び一緒のレールを走りたい」シンの思いを込めた「シングランクロス」に押し返され、ようやく自分が作ったシンカリオンで大事な友達であるシンを傷つけそうになったことに気づく。
深層意識(シンカリオン)の中でシンに差しのべられた手を取ると、トレランティアの影響も完全に消えたのか元の容姿に戻った。

かくして、2人の戦いはようやく終わった。
しかし、トコナミがカンナギを道連れに宇宙に飛び立ち···

仲間という本線に戻って


長期の休校という扱いになっていたため、シンの訪問もそこそこに山積みの宿題を片付ける羽目に。
シンの協力もあってなんとかこなしていくが、夏休みの自由研究も終わっていなかったことが判明
だが、「題材ならとっくに決めてある。今年は8月にEF63のペイントイベントが···と余裕を見せるも、当然それは去年(2021年)のイベントだったため、宇宙にいて時差が狂っていたのか「お、おい···今日は何月何日だ~っ!?」と現場に直行するも、既に塗装済みのEF63を前に題材が白紙となったため、スマットいわく「かつてないショック」を受け、シンからも「おまえはEF63のなんなんだよ···。」と突っ込まれる。
それから偶然横川支部の保守点検に来ていた吾孫子を皮切りに、研究所の面々からよさそうな題材を聞いて回る。
そんな中、島から呼び出され大宮支部に解析中のダークシンカリオンを見に行くことに。
ふと手を伸ばしたところ、ダークシンカリオンとリンク、ダークシンカリオンの口部分に吸い込まれるビジョンを見るも、シンに引き戻される。

その後、冗談半分で「自由研究のテーマをダークシンカリオンにする」案に「ありだな」と屋上でシンと何時もの軽口を叩き合う「何時ものアブト」の余裕を見せた。

ヴァルトムに操られたワダツミが出現した知らせを受け、Z_E5と共にダークシンカリオンで出撃。
ワダツミ(というよりワダツミの怨念)の妖しげな力がこもった一太刀でダークシンカリオンが反応、取り込まれかけるもシンから何時ものオカルトに例えた話でフォローされる。
そして「俺はもう、1人で戦ってるんじゃない!隣に仲間がいるんだ!」と高らかに宣言すると、それに伴って制御できたのか、ダークシンカリオンが呼応してダークシンカリオンアブソリュートに超進化。アブソリュートを操り、ワダツミと交戦。「アブソリュートグランクロス」でワダツミを撃破。
しかし、突如現れたヴァルトムが「この星の王になる(要約)」と宣言し、地球をリセットする力を持つ破壊神アラバキを使うと気づいたのだった。


名前の由来

名前の由来は、今作の舞台(横川支部)のひとつ碓氷峠と、嘗て信越本線碓氷峠で使用されていた歯車を使用した鉄道方式の一種であるアブト式より。

日本ではこの方式を「アプト式」と呼ばれることが多いが、本来の発音的にはアブトの方が近い(Abtとはシステムを開発した人名である)。一部ファンには『碓氷アプト』と書き間違えられる。

アプト式により鉄道による碓氷峠越えが可能となったのだが、転じて「不可能を可能に」する人間となってほしいという願いが込められていることが、8話にて言及された。

OPやED映像にも、碓氷峠にある廃線跡やアブト式機関車ED42が多く登場する。

余談

第4話でシンが「鬼退治に関する話」をした際に、カスミを鬼(というよりは鬼娘)役にして話を進めていた(当然彼女からは「なんで私が鬼役なんですか!?」と不満気だった。ちなみにその話の中ではシンは「鬼退治する臣下」アブトは「帝」に置き換えられていた)。
が、やはりアブト役の鬼頭氏といえば彼女の持ち役の一つである「竹筒を咥えた例のあの娘」を思い浮かべる人は少なくはなく、その場面を見た視聴者達から「吾孫子カスミの鬼娘も悪くは無いが何か物足りない」「中の人的には『アブトが鬼役』の方がしっくり来そう」「そりゃ吾孫子ちゃんも文句言いたくもなるわ」などと茶化される事態になったが、当のカスミ役の千本木氏も「無限列車編」にて三つ編みの少女役として出演していたり、スマット役の福山氏もそのTVシリーズ版にて矢琶羽役であったため、掌返しで「シンの発言がある程度的中していた」などと茶化される事になった。
また、セツラに食べさせた駅弁を見て「そこは『牛鍋弁当』じゃないのかよ」と落胆したファンもいたが、流石にこれに関しては「(元ネタの)状況からしてそれは無い」と失笑混じりにツッコまれている(実際、同作でもこの時点では禰豆子は炭治郎が背負っていた箱に入っており「手荷物扱い」だの「無賃乗車」だのという状況で「杏寿郎が『美味い!』と連呼しながら食べていた」現場を見ていないため、弁当の中身を知らなくても無理は無い)。
さらにアブトが暴走した原因を「禰󠄀豆子が『闇堕ち』しなかったツケがこっちに回った」「同じ『鬼頭明里キャラ』でも『自己暗示』とか『竹筒』が無いから制御不能になったのでは」と冗談交じりに分析するファンもいるという。 お 前 ら さ ぁ···

関連タグ

新幹線変形ロボ_シンカリオンZ_THE_ANIMATION
新多シン

カムイ・ショウ:アニメの放送時期が同じキャラ繋がりであり、人間と別の種族という二つの種族の間に生まれたハーフでそのはざまで苦悩するというのも共通。そして途中からかつての仲間であった主人公らと戦うのも…。ちなみに彼の仲間の一人はシマカゼの声優が演じている。
ヒジリ・アキト:主人公との相方とも言えるメカニックマン繋がりであり、その力で戦う者になれなかった事で苦悩していたもの繋がり。またこちらも夏からではあるがシンカリオンと一緒に放送中である。
うちはサスケ同じ放送局におけるもう一人の主人公かつ主人公の親友繋がり。それと同時に途中から宿敵になった者繋がりでもある。負の感情により秘められた力を覚醒させ主人公の抹殺を図るが、死闘の末に和解するという展開も共通。

水野亜美/セーラーマーキュリー/ダークマーキュリー:闇堕ち(実写版のみ)繋がり。
如月春菜/コレクター・ハルナ/エビルハルナ:闇堕ち経験のある主人公の友人繋がり。
千代田桃:闇堕ちおよび中の人繋がり。ただし彼女の場合は主人公を守るための闇堕ち。

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