概要
1981年6月創刊。モットーは「見る」「読む」「飾る」「参加する」。
創刊以来学研(学習研究社)→学研パブリッシング→学研プラスが編集・発行を担当してきたが、2020年2月からはIT関連企業のイード(自動車ニュースサイトの「レスポンス」やアニメ情報サイトの「アニメ!アニメ」の運営会社)に引き継がれた。その後も学研プラスは販売を扱っていたが、2022年10月に学研教育みらいに吸収合併された際に、学研教育みらい改め株式会社Gakkenに引き継がれている。
読者はメディナーと呼ばれる。
創刊号当初は『銀河鉄道999』や『機動戦士ガンダム』などの第一次アニメブーム期でありそれ相応の企画を行っていた。小冊子の部類には所謂アニメキャラがどうしてそうなったか?などの挿話外に起こった裏設定をマンガや小説として掲載されていた。
かつては定価がいちばん安かったが、原価の値上げで2024年から税込定価1100円となっている。
2019年の誌面リニューアルから、背表紙の幅が多少広くなり本棚に置く余裕を持たせられなくなった。
見開きカラーページは、人気アニメのキャラクターが季節行事にいそしむなどのアットホームな画が多い。この季節イラストはピンナップやシールとして「飾る」こともできることが多い。
また、人物相関図を載せるなど、初心者にも配慮されているが、近年では裏表紙にもイラスト化が進み、コマの一つ一つにキャラ名とCVを詰め込むという形になっている。3大アニメ誌の中では最も低年齢層向けであるという見方が強いが、既に長い歴史を積み重ねベテラン愛読者もかなりいることから実際の購読者層は一概には言えない。
アニメアイ(読者投稿コーナー)
「参加する」を掲げているだけあり他誌の投稿コーナーと比べてページ数がかなり多い。
投稿イラストが中心に見えるが、文章投稿にもかなりの幅を持たせており、文章のみで自身のキャラを立てている投稿者も何人もいる。
ネット上での話題(「黄瀬兄妹」や「生誕祭」など)を既知のものとした投稿が載っている場合もある。
文章投稿を含めた採用者の中から、毎月8人のノミネート者が選出され、うち1人が「MVP」となる。さらにノミネートを重ねると「殿堂入り」となり、恒久的に誌面に名前が残る。略原文のままを掲載している為に間違いを見つけても大目に見よう。
かつては受験シーズン発売号には編集長のお守りがついており、切り取って持参して合格した読者が合格証書のコピーを送付すると図書券がもらえた。
アイさん
担当編集者は「アイさん」という腐女子妖怪(ry…もといおばさ(ry…もとい美少女(25年担当してそれでもなお二十歳と言い張る)。
発売日に買い忘れたり、粗末に扱うと呪いをかけられるという都市伝説が読者内にあるが、ほとんどが自分の不注意だったり不慮の事故だったりする。
2020年7月号から担当イラストレーターが交代したために姿形の印象が変わり「謎の生物・二メ」とのコンビ体制になる。
その際、トレードマークだった頭部の玉が消失するが、これに対する読者の疑問には「二メ誕生の養分になった」と答えている。
連載コーナーが特設された作品
公式連載記事だが、読者投稿がこちらに掲載される場合もある。
連載企画
- ああっバーチャルさまっ(仮)
毎号V-Tuberが「本人の履歴書」とともにインタビューを受ける企画。
- 1 ロボ子さん(2019年8月号)
- 2 皆守ひいろ(9月号)
- 3 大空スバル(10月号)
- 4 勇気ちひろ(11月号)
- 5 戌亥とこ(12月号)
- 6 白上フブキ(2020年1月号)
- 7 兎田ぺこら(2月号)
- 番外 ホロライブ4期生(3月号)
- 8 宝鐘マリン(4月号)
- 9 可憐、咲耶(5月号)
- 10 名取さな(6月号)
- 11 星街すいせい(7月号)
- 12 おめがリオ、おめがレイ(8月号)
- 13 しぐれうい(9月号)
- 14 周防パトラ、因幡はねる(10月号)
- 15 銀河アリス(11月号)
- 16 ピンキーポップヘップバーン(12月号)
投票企画
毎月とじ込みのアンケートハガキでキャラクターの人気投票を行っている。
さらに毎年2月号においてアニメキャラ大賞が読者投稿企画として開催され、様々な部門のランキングに意外な人物がトップ10に連なっていることが多い。
また、創刊号である7月号では、歴代のアニメ作品およびキャラクターの人気投票の結果を公表しているが、キャラクターに関してはアニメキャラ大賞とどうしても被ってしまうことが多々ある。
掲載漫画
ロイヤルストレートフラッシュ
シン-sin-
その他
夏と冬にはコミックパーティーなるマンガ企画があり、その当初は人気アニメーターや現在では大御所となる同人誌作家たちが参加していたものの、次第に漫画家になった読者層中心となり独立している(但し購買不振で数年で休刊)。
萌え系の作品に関してはメガミマガジンが存在するため、そちらでフォローしてもらうケースがほとんど。このため「アニメディア」では腐女子好み作品を多く取り上げる傾向にあり、読者の中心は腐女子(やその予備軍)だが、メガミマガジンで大々的に取り上げることができないプリキュアシリーズやアイカツ!シリーズを大々的に取り上げることができるため、いわゆる、ひとつの大きなお友達の読者も存在しはする。さらに、萌え系作品のごく一部を取り上げることも稀によくある。特に「ご注文はうさぎですか?」に関しては漫画が特別に掲載(それも3度、しかも連続)されたことがあった。
「美少女戦士セーラームーン」特集の時ネタばれを載せてしまい、制作側から怒られたというエピソードがある。
関連タグ
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