可憐(シスプリ)
かれん
声 | 桑谷夏子 |
---|---|
誕生日 | 9月23日 |
身長 | 148cm |
星座 | 乙女座 |
兄の呼び方は「お兄ちゃん」と正統派。読参第一期の頃は三つ編みがなく、一人称が「私」だった。
清純派ヒロイン風の妹。髪型はその艶やかなロングヘアに一部三つ編みを組み込んだ形にしていることが多い。
良家の育ちのようでしつけが良く、兄に対しても敬語で接する。ピアノが得意。小さい子たちの面倒を見るしっかり者だが、兄に対してはちょっぴり甘えん坊な感じも見せる。
12人の妹達の中では、アイコン的なポジション。
各種メディアのジャケットに描かれる機会が多く、一応本作品のメインヒロインという位置付けのようである。ただし人気の面では咲耶や千影に押され気味ではあったが。
ちなみに、(シスプリのほとんどのキャラクターに言えることだが)中の人とは性格が正反対なので要注意。
第1期『シスター・プリンセス』では、外国の学校に通っていたことによる飛び級により、兄・航の同級生(高校1年生)になっている。これは、兄視点のシーンが多いため、妹たちの出番を増やすための方策と思われる。
原作にはない、他の妹たちとの同居生活という設定から、兄妹たちの生活を支える年長者の一人というポジションが与えられている。
第2期『RePure』のストーリーズパートでは、ゲーム同様、兄や他の妹と別居しているという設定になる。
第1話では兄との待ち合わせを楽しみにしたり、服が汚れて「お兄ちゃんに嫌われるかも」と泣きそうになったりと、第1期よりも感情の振れ幅が大きくなっている。
一方で、郊外で療養している鞠絵のお見舞いのため、雛子と亞里亞を引率するなど、第1期を思わせる年長者らしい描写もある。
『RePure』キャラクターズパートでは、祖母からロケットペンダントをもらったエピソードを映像化。
ロケットに兄の写真を入れたいが普通の写真を切り取るなんてできないと思い悩んだり(焼き増しすればいいのでは、とかツッコんではいけない)、祖母も可憐のように自分の兄の写真をロケットに入れていたことを知って喜んだりと、ブラコンぶりに拍車がかかっている。
『1』では、2月のバレンタインから3月のホワイトデー直前までが描かれている。
2月22日に可憐に会いに行くと、「猫の日」(2・2・2→にゃんにゃんにゃん)であると教えてくれるため、2月22日の猫の日をシスプリに絡めて祝うファンもいる。
彼女は「普通の妹」を目指してキャラメイキングが行われたためか、性格や特徴が他の11人の妹達と比べると地味に見えてしまっていた。その反動からか、同人をはじめとする二次創作では、声優の桑谷夏子が非常に毒舌であることもあって、腹黒なキャラとして描かれることが多かった。
さらには兄を独占したいがためにアイスピックなどの凶器を振りかざして他の妹達に襲い掛かるという、今でいう「ヤンデレ」なキャラとして描かれたものもあった。シスプリブームの時期である2000年代前半ではまだ「ヤンデレ」という言葉は生まれていなかったが、この可憐は「闇可憐」と呼ばれていたりする。
(なぜアイスピックなのかというと、テレビアニメ第1期第7話にて、ウェディングドレス風の衣装を自作するときの道具として、兄・航のいるキッチンに探しに来たことに由来する。その理由を航に説明していないため、航は「かき氷には、(季節的に)まだ早すぎるよ」と見当違いのコメントをしていた。)
ただし、これはあくまでも二次創作での設定であり、公式の可憐は決して腹黒でもヤンデレでも無いということに注意して欲しい。
2019年にはシスタープリンセス20周年企画としてまさかのバーチャルYouTuberデビューを果たした。
放送では「頭5分は可憐を保つ」「自我を保つのは30分が限界」「咳払いしてるのバレちゃった」など清楚(Vtuber)で若干魂の中身が漏れたトークを繰り広げ、デビューのお祝いに駆け付けた6千人以上の現在結婚して子持ちになったり退職したりしている当時のお兄ちゃんお姉ちゃん達を懐かしさに浸らせる事となった。
詳しくはVTuber可憐を参照。
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