メンバー
全員群馬県出身。出身地が同じ事から氷室京介や布袋寅泰とはBOØWY時代から交流がある。
群馬3Bの1つに数えられる。
通称「あっちゃん」。元々はドラマーだった。
非常に目力が強く、某ホストクラブのY社長に似ているとよく言われる。
猫顔なためか猫耳をつけられたファンイラストもよく描かれる。
ちなみに本人も無類の猫好き。
バンドの所属事務所である有限会社バンカーの現社長。
(初代社長はヤガミトール/社長ローテーション説)
すっぴんでも驚くほど整った顔立ち。上記の目力も加わった結果「魔王」と呼ばれることも。
- 今井寿(ギター、ボーカル、コーラス、ノイズ、テルミン、飛び道具/作曲、作詞)
通称「ヒサシ」メンバーやファンからは「今井さん」「今井くん」。
右利きだがギターはレフティ。オフィシャルサイトでブログ「寿記」を連載。
楽曲の大半を作曲しているリーダー。
楽曲演奏中に毎回誰も真似できない不思議な動きをする変人、そして天才。
2024年からは星野とともにリードボーカルを担当。(それ以前より、楽曲によっては彼がリードボーカルを担当するパートもあったりした。)
左頬に「B-T」の文字がある。
彼の実家である今井商店からBUCK-TICKが始まったこともあり、ファンの間では今井商店は聖地として崇められている。
- 星野英彦(ギター、ボーカル、コーラス/作曲、作詞)
通称「ヒデ」。
楽曲の約二~三割は彼が作曲している。
あまり自分を主張することがないため、親しみをこめて「空気」「エア彦」と呼ばれることも。
が、最近のライブではどや顔アピール、ビキニ探し、自身のファンを見つけては指差しなど、
新たな星野ワールドを展開しはじめている。
見目麗しいボーカルの影に隠れがちだが、実は一番一般受けするであろうイケメン。
2024年からは今井とともにリードボーカルを担当。また、作詞も行うようになった。
1989年ごろ、Xがメジャーデビューした時に同名で同業なhideが挨拶に来た。
著書「Simply Life」の中で幼少期から左耳が聞こえていないことをさらっと告白した。
- 樋口豊(ベース)
通称「U-TA」「ユータ」「ゆうた」。
デビュー当時、ステージ上では硬派で不動のベーシストであったが、
現在はその小柄な体形を生かした可愛らしいキャラに変貌を遂げた。
会員制モバイルファンサイト「LOVE&MADIA」内でブログ「ゆぅゆぅ自適」を掲載しており、
2015.7.29で2年間連続更新達成、現在も連続更新を継続している。
(大袈裟と思うかもしれないが、これはBUCK-TICKというバンドとしては偉業である)
コリラックマが好き。好き過ぎた結果なのか、「シリアスベアー」というクマらしき生物を生み出し、更に気付けばシリアスベアーはツアーグッズ化していた。
兄のヤガミともども社交的な性格で、2人がBUCK-TICKの外交担当と言っても実質過言ではない。
- ヤガミトール(ドラムス)
本名は樋口隆、通称「アニイ」。ベースの樋口の実兄。
デビューして以来現在もなお髪型を真っ直ぐに逆立てている人。
櫻井がボーカルに転向したため、弟の(半ば強制的な)勧誘を経て後続ドラマーとして加入した。
メンバーで最後の喫煙者だったが、2012年の自身の誕生日ライブを機に禁煙宣言。
これでメンバー全員が非喫煙者となった。
唯一ステージネームを名乗る。(早世した長兄の名が由来)
高橋まこと(BOØWYのドラマー)に焼肉をおごってドラムを教わったことがある。
有限会社バンカー前社長。
弟ともども社交的でBUCK-TICKの外交担当である。
来歴
1984年ヤガミ以外のメンバーと、櫻井・今井の同級生だった前任ボーカルの5人で前身バンド「非難GO-GO」を結成。その後バンド名を「BUCK-TICK」に変更。
1985年楽曲とボーカルスタイルとのズレから前任ボーカルが脱退、櫻井がボーカルに転身、ヤガミがドラムスとして加入し、現在のメンバー構成に。
1987年9月21日VHS「バクチク現象at LIVE INN」でメジャーデビュー。
1988年10月「JUST ONE MORE KISS」がスマッシュヒットを記録。一気に知名度を上げるが、翌1989年春に今井がLSD所持使用で逮捕され、執行猶予付きの実刑判決を受ける。
レーベルからは代わりのギタリストを入れての活動を提案されるが、メンバー4人の強い希望もあり、今井の謹慎期間中は活動を自粛。開催中だったライヴツアーも急遽中止となった。
年末の東京ドーム公演で5人そろって復帰。
1990年1月に再始動シングル「悪の華」をリリースし、オリコンチャート1位を記録、直後に出た同タイトルのアルバムも1位を記録し、完全復活をする。
初期のBUCK-TICKは髪を立てまくった奇抜なファッションで、先輩であるBOØWY色の濃いビートロック的楽曲を製作していたが、再始動後は今井の意向でゴシックやテクノ、ニューウェーブなどの要素を取り入れた独自の路線を行くようになる。
そのためか万人受けしがたい曲が多く、1995年の「鼓動」以降、しばらくはオリコントップ10からは遠ざかっていた(1996年の「Candy」、1997年の「ヒロイン」は2枚続けて11位)。
しかし2003年に「残骸」、2007年に「RENDEZVOUS~ランデヴー~」がトップ10入りし、2008年12月リリースの「HEAVEN」以降のシングルはすべてオリコンチャートでトップ10入りを果たしている。
また、2005年にはアニメ「トリニティ・ブラッド」の主題歌に1993年発売の「ドレス」起用のオファーが入り、新たにリミックスとしてリリースされたり、2006年にはアニメ「xxxHOLiC」の主題歌に「蜉蝣-かげろう-」、2010年にはアニメ「屍鬼」の主題歌に「くちづけ」が起用されるなどアニメ業界にも進出した。
そして2019年には「ゲゲゲの鬼太郎(6期)」のED「RONDO」でまさかのニチアサ進出を果たし、お茶の間を驚かせた。
2001年からは毎年12月29日に武道館ライブ「THE DAY IN QUESTION」を開催している。
2023年10月19日、櫻井が急病により逝去。今井が早いうちにinstagramで活動続行の意向を表明。
同年秋冬に予定されていたツアーはアドトラックの披露及びグッズ販売、追悼寄せ書きに振替となり、ZeppHaneda公演がお別れ会に変更となった。
同年12月29日に日本武道館で開催予定だったライブのタイトルを「バクチク現象-2023-」と改め、櫻井のいない初公演を行なった。このライブでは櫻井の生前の映像や音声を使用して敢行され、今井により「最後の一人になっても続ける」との宣言がなされ、今後も新譜を出す意向が表明された。今後の新曲がどのようなスタイルになるかはこの時点では未発表だったが、ともかく2024年のライブ予定も公表されるなど歩みを止めないという姿勢をあらためて4人が示したことになる。
そして2024年9月に「BUCK∞TICK」と表記された新アーティストロゴと4名でのアーティスト写真が公表され、11月に新曲、12月にアルバム発売が決定している。
4人体制になって初のアルバム『スブロサ SUBROSA』では、作曲が今井・星野の両名なのはこれまで通りだが、今井だけでなく星野も作詞を行うように。
ボーカルに関しては新メンバーの加入はなく、今井・星野のツインボーカル体制となった。
関連動画
2005年にリリースされた「ROMANCE」のPVのパロディを外国人がyoutubeでアップロードしたのが話題になり、海外にもバンド名が知れ渡った。
(上が本家、下がパロディ)