概要
宮下兼史鷹と草薙航基によるお笑いコンビ。太田プロダクション所属。いわゆるお笑い第七世代に数えられる(同期はEXITなど)。
来歴
お互いに太田プロエンタテイメント学院東京校芸人コースの同期(2013年入学の5期生)で、当時宮下はピンとして活動、草薙は別の芸人とコンビを組んでいた。
卒業後、草薙はコンビの結成と解散を繰り返しており、三度目の解散の際に宮下が草薙が芸人を辞めそうだと感じたことから「この面白さが世の中に出ないのはもったいない」と考え、コンビ結成を申し出たことで「宮下草薙」としての活動を開始。2016年1月1日結成、2017年の時点では太田プロには仮所属で、2018年から正式に所属となっている。
2018年の日本テレビ『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画『おもしろ荘』で大きな注目を集め、以降数多くのテレビ番組に出演する程の人気者に。2019年では賞レースでも優秀な成績を残しており、『マイナビ Laughter Night』では5月チャンピオン、『ABCお笑いグランプリ』では3位、『M-1グランプリ』では準々決勝まで進出した。
メンバー
草薙航基(くさなぎ こうき 1991年8月23日ー)
身長165cm。血液型B型。静岡県磐田市生まれ、愛知県名古屋市育ち。ボケ担当。本名は「草彅」。ネガティブキャラで知られており、大御所タレントや人気女優とCMで共演したことも。同期の兼近大樹とはマブダチ。詳しくは個別記事で。
宮下兼史鷹(みやした けんしょう 1990年11月16日ー)
身長168cm。血液型A型。出身は群馬県佐波郡玉村町。ツッコミ担当。BTGM(バトルトイ・グランドマスター)の称号持ち。草薙と組む前はピン芸人で、その漫談のネタは200本もあるという。特撮玩具などが好きで、自身のXやYouTubeチャンネルで紹介することも多い。詳しくは個別記事で。
芸風
主に漫才で、草薙のネガティブな性格や発言が反映されており、その人柄はプライベートでもあまり変わらないらしい。ネタは草薙が1人で担当したとされていたが、実は両者で考えている。
それを優しく宥める宮下も上京の際には草薙の生活を案じて一緒のアパートに引っ越して来る(現在は更に引っ越し済)あたり、同じくらい心配性なのかもしれない。
エピソード
コンビ名はお互いの名字を組み合わせたもので、宮下はコンビ名を変えることも考えていた(現在はしっくり来たとのこと)。また、草薙の本名は「草彅」だが、宮下がコンビ登録の際に勘違いしたことで今の芸名になっている。
養成所での第一印象は共に「ヤバい奴」だったとか。
草薙曰く宮下は「放送作家さんからのダメ出しに食ってかかったり、とがった男」。
宮下によると草薙は「(養成所の皆の前で)挨拶する際、緊張をほぐすために酒を飲んできたが、途中で体調を崩して退席した」など、お互いに異彩を放つ存在であった。また、この時点で宮下は草薙のことを「こいつは売れる!」と感じており、コンビ結成も宮下からのオファーがきっかけ。
ラジオのレギュラー番組「宮下草薙の15分」、「宮下草薙の不毛なやりとり」(TV LIFE)の連載・単行本化など、テレビ以外の活動も行っている。