概要
“ゲーム病”を発症した感染者の体内である程度増殖したバグスターウイルスが、感染者を取り込んで具現化したデジタル3D形態にして、バグスター怪人の第1形態。
ユニオン(統合)の名が示すように無数のバグスターウイルスが結合した姿で、戦闘時には巨大な腕や触手などを使って標的を一撃の下に粉砕する。
また、結合パターンを組み替えてその形状を自在に変える事が出来るため、決まった姿などは定まっておらず、(恐らく)中核を担うバグスターウイルスが取り込んだゲームジャンルによってその形状がある程度決まっていると推測される(例としてアクションゲーム“マイティアクションX”のデータを取り込んだソルティバグスターが頭部のない巨人、ガンシューティングゲーム“バンバンシューティング”のデータを取り込んだリボルバグスターがリボルバーの姿を取っていた等)。
その他の特徴としては、この姿の際は中核を担うバグスターウイルス=バグスター怪人としての知性や理性というものが欠如した暴走状態といえる状態であり、ただ破壊衝動のままに周囲のものを人間や建物を問わずに破壊して回る上に感染した人間を取り込んで実体化している為、実質人質を抱えたまま破壊活動を行っているという事であり、迂闊に攻撃できないという非常に厄介な特徴を持っている。
患者を救うためには患者とウイルスを分離することが必須となる為、各ライダーの“レベル1” に内蔵された分離パルス発生装置「パルスプリッター」という名の装置で分離パルスを叩き込みバグスターユニオンを解体しなければならない。
バグスターユニオンとの戦闘は必ず“レベル1”で行わなければならないのはその為である。
なお、ダメージを与えて感染者の身体から分離させることに成功すると初めて中核を担うバグスターの正体(バグスター怪人)があらわになるのと同時に無数の戦闘員であるバグスターウイルスが姿を現すという特徴を持つ。
ちなみに第11話にてソルティバグスターがレベルアップして復活してからは、各バグスター怪人が強化復活によってバグスターユニオンを経由せずにいきなり人型の姿で実体化する事例が増えてきており、バグスターユニオンの出番が極端に減ってきている。
その後、第23話ではゾンビゲーマーレベルXによって召喚されたゾンビ型バグスターウイルスが融合する形で久々に登場。これまでライダー達が対峙したバグスターユニオンの特徴を併せ持った外見だったが、マキシマムゲーマーレベル99のリプログラミングによって融合が解除され、元のバグスターウイルスに分離した。