演:松田るか
概要
本作におけるヒロイン。看護師ではあるが、衛生省の役人と言う一面を持つ。その為、聖都大学附属病院内に設置された極秘部署・電脳救命センター(CR)にお目付け役として派遣されている。鏡灰馬とは以前から知り合いだったらしく、院長である彼より地位は上の模様。
天才ゲーマー「M」をライダーの適合者として探す目的で出歩いていたところを宝生永夢と出会うが当初はただの未熟な研修医としか見ておらず、ウイルスに感染した彼の担当患者を永夢から引き離しCRへの入室も許さなかった。
その後バグスターが暴れる現場でゲーマドライバーを「M」の正体であった彼が使いこなしたため、ライダーの適合者と認め、CRへと案内した。
ちなみに本来のライダーの適合者は、外国に出張中の医者が予定されていたが、それを待っていられない明日那が「M」を探していたという経緯があり、永夢をライダー適合者と認めたのは衛生省の意向ではなく彼女の独断による。
ライダー達の事は基本的に下の名前で呼び捨てしている。花家大我の事は彼がCRを去った経緯のこともあってかよく思っておらず「あいつ」と呼ぶ等塩対応で接している。
ナース服は作中で2度リニューアルしており、第1~12話までは白、第13話~夏映画まではピンク、夏映画のED以降はブルーのナース服を着用。
また黒いスーツの時もあり、眼鏡を掛けている。
『パラドクス&ポッピー』ではアイドル、浴衣、猫耳メイド、『ガールズリミックス』では私服風衣装を披露した。
もう1つの顔について
看護師や省の職員として行動するときは冷徹な態度も取るキャリアウーマンといった印象だが、その正体はドレミファビートのキャラクター及び同ゲームから生まれたバグスターである「ポッピーピポパポ」。正体発覚前からCRに設置されているゲーム筐体の画面に飛び込んでポッピーピポパポへと変化するなど、人外の能力を隠すことなく見せつけていた。
なお、ポッピー時は口調も態度もがらっと変わるが、人格が変わっているわけではなくあくまでフィルターのオンオフに過ぎず、彼女の本性はポッピーの方。その為、明日那の姿で「ポッピーピポパポ」と呼ばれた際に咄嗟にポッピーピポパポの口調で返事をしてしまう事もあった(実は第1話でポッピーの姿を明かす前に靴が頭に当たった時にポッピーの口調で「ピヨった…」と言ってしまっている)。その後は「この姿の時は明日那と呼んで」と釘をさすが、言いつけを守るのは永夢と灰馬ぐらいである。
ちなみに看護師や省の職員でありながら"fifty"が"50"という意味であることを知らなかったり、ウイルスの基本的なことを知らないなど、知能は中学生ぐらいなのかもしれない。ただしそれらはポッピー時のことであり、明日那時には永夢や飛彩と共に手術を行ったことがあるため、これもフィルターのオンオフの一部と考えられる。
余談
仮野明日那の名前は「仮のナース」のもじり。
第25話で初披露された新OP映像では、彼女が第24話で洗脳された事を反映してか、「明日那」としての彼女がモニターの中に閉じ込められている演出が取り入れられていたが、再び仲間に戻った第29話以降は振り向くだけの演出に変更されている。
洗脳されて以降は前述のOP映像の様にポッピーとしての活動ばかりで明日那としての姿は一切見られなかったが、彼女がCRに戻ってからは再び本編でも明日那としての姿が見られるようになっている。