「祢音は……娘は私が守る!」
「私の娘は、金では換えられない無二の存在だ!」
CV:笠原紳司
スーツアクター:縄田雄哉
変身者
・鞍馬光聖
概要
浮世英寿との交渉でデザイアグランプリにエントリーした鞍馬光聖がデザイアドライバーとIDコアで変身する。
公式によればモチーフはボブキャット(オオヤマネコ)。尚、第43話予告の帯では「金のヤマネコライダー」と紹介されている。
大型バックルを使っており、プレイヤーライダーとしては高性能の部類なのだが、光聖自身の戦闘経験が著しく不足しているため、プレミアムベロバには終始圧倒されている。
変身ポーズ
突き出した左握り拳を顔の前に持っていき、ネコ科動物を思わせる構え(タトバコンボやジュウオウタイガーのような爪を立てる動き)を取った直後にバックルを起動、咆哮と共にタイムファイヤーよろしく両腕を大きく広げると変身が完了する。
形態
エントリーフォーム
『ENTRY』
デザイアドライバーと仮面ライダーギャーゴコアIDで変身する素体。
公式サイト『仮面ライダーWeb 仮面ライダー図鑑』では他のデザグラライダー同様に設定上は存在する模様。
単体変身
『FANTASY』
デザイアドライバーにファンタジーレイズバックルをセットして変身する形態。
『ARMED SHIELD』
デザイアドライバーにシールドレイズバックルをセットして変身する形態。ファイナルステージにて変身。
使用アイテム
変身ベルト。
変身に使用。
強化、必殺技に使用。
レイズバックルの携帯に使用。
余談
- ヤマネコをモチーフとしたライダーはギャーゴが初となる。
- マスクは仮面ライダーシーカーのリデコだと思われる。
- 公式サイトではエントリーフォームの記述が無く、次回予告の映像からシーカーのマスクと下顎が取り外しが効かないモノであると判明。そのため、別のものが使用されていると思われる。
- 後にファイナルステージで登場した際、初回の公演ではアームドシールドでありながら前述の関係で顎はそのままだったのだが、2回目の公演では顎のパーツが無く、複眼もアームド系の黄色の姿で登場。
- わざわざ新造した可能性は低いため、恐らく(どうにかして)元のマスクの改造に成功したと考えられる。
- 変身シーンは杉原輝昭監督の拘りもあり、笠原氏が演じた滝沢直人/タイムファイヤーのオマージュがカットに盛り込まれている。変身ポーズについては、アクションチームのスタッフも一応アイデアは持っていたらしいが、現場リハーサルの段階で笠原氏のアイデアを見た際にそれが既に完成されたものであったため、そのまま採用となった。
- その後、8月頃に突如出現したあるネットミームに侵食され、それを笠原氏御本人が認知した上で自ら盛大にネタに走るという事態が発生してしまった。
- 一応本人が認知しているとはいえ動作が似ているだけでこのネタを擦り続けると純粋なギャーゴのファンから不快に思われる可能性があるため、使用は程々に。
- その後、8月頃に突如出現したあるネットミームに侵食され、それを笠原氏御本人が認知した上で自ら盛大にネタに走るという事態が発生してしまった。
- 笠原氏が光聖役でキャスティングされた段階ではギャーゴの登場シーンは予定されていなかったが、現場での笠原氏のかっこいい芝居を見て、「これ、光聖が変身しなかったら詐欺なのでは?」と思い始め、ここぞと言う時まで光聖の変身を取っておこうということになったと語っている。
- 古原靖久氏のYouTube対談にて変身の裏話が語られており、『タイムレンジャー』にも参加してたスタッフから「現場で紳司くんを変身させるよ!」と言っていたが、ずっと変身するタイミングは訪れず笠原氏がクランクインした時には既に第1話がOAされており何も知らない状態で現場に入ってるため同じスタッフから「紳司くん変身しなさそうだしな…。」と聞いた際には「あっ、そっかぁ…。」とちょっと落胆していたが、ある時現場に入るとスタッフから「紳司くん、変身ポーズ考えてきてね!」と言われたため、他の現場のドラマの台詞を覚える合間を縫ったりして考える中で、SNSやYoutube等に残るため何かインパクトを残したいと考え、熟考の結果、娘・祢音の変身するナーゴの変身ポーズをアレンジして斜に構えるポーズを取るという結論に至ったようである。
- 後日登場回を演出した杉原監督とファイナルステージを観劇した際に、監督は笠原氏が「どうすればよいですか?」と聞いてきた場合を想定してアクション監督の藤田慧氏に自身がイメージしていたものを伝えていたようである。タイムファイヤーも元々やるつもりはなかったが、杉原監督から「ファンサービスのつもりでやってください」とカメラマンも当時のタイムレンジャーの映像を見返したと語っている。(出典)
- スーツアクターを務める縄田氏は、仮面ライダーバッファのスーツアクターも担当しており、第43話では兼任している。また縄田氏は、以前笠原氏と舞台で知り合っており笠原氏から色々と刺激を貰っていたため、十数年の時を得て『ギーツ』の撮影現場で再会し、笠原氏が変身するライダーのスーツアクターを担当することに感慨深かったと語っている。(出典)
- 名前は娘であるナーゴがネコの鳴き声「ニャーゴ」に由来するのに対して、こちらも鳴き声を捩ったものとなっている。
- 笠原氏は上述のタイムファイヤーの他にアニメ『ULTRAMAN』にて諸星弾のモーションアクターを担当しており、今回のギャーゴへの変身を以て実質的に日本三大特撮制覇に加え、全作品でのヒーローへ変身という偉業を達成した。(ただし、『ULTRAMAN』に関してはアニメであり、あくまで「モーションアクター」であるためCVは別のキャストが担当している。)
関連タグ
仮面ライダーナーゴ:同じくネコモチーフのライダー。娘が変身する。
仮面ライダーデストリーム:前作の同時期に登場した父親ライダー。奇しくも、両者ともに初登場回を担当したのが杉原監督であり、改造元が冬映画に登場した劇場版限定ライダーである点も共通している。