「終わりにしてあげる…ナリア!!」
概要
アムがジュウオウチェンジャーで変身する白い虎の戦士。キャッチフレーズは「雪原の王者」
同じネコ科のジュウオウライオンとは逆にスピードに優れる。変身前からの持ち味である味覚は時に捜索に用いられることも。
野生解放することでジュウオウライオン同様両腕に爪が生え、氷雪を纏った切り裂き攻撃が可能になり、さらにはマスクを展開して、噛み付きも行う。
ニンジャホワイト以外の女性ホワイトに含まれるピンク色はマスクの目と野性解放で現れる手袋の肉球のみだが、ジュウオウスラッシュ等のオーラ表現でピンクが使われることもある。
個人技では白虎大回転があり、第33話のスモートロン戦にて使用した。色仕掛で油断させた相手を野生開放した両手の爪で切り裂き、そのまま捕まえた相手を軸に回転し、勢い良く相手を投げ飛ばす。
技名は敵のアナウンスによる物。レオ曰く「(本当に)相撲の技か?」
余談
前作のシロニンジャーに続くホワイトヒロインで、初期メンバーにホワイトヒロインが2年連続で登場するのは初である。番外戦士ではデカスワン→マジマザーの例があり(デカスワンはオレンジ説もあるが)、男性ホワイトならばアバレキラー→デカブレイクの例がある。また、平成最後の戦隊ホワイトともなった。
肩書に「雪原の王者」とあるが、一般的にホワイトタイガーとして知られているベンガルトラは現在寒冷地と呼べるほどの場所に生息しておらず、ましてや野生のホワイトタイガーすら確認されていない。しかし、トラの起源として考えられる場所にシベリアが挙げられていたり(現在もアムールトラという別種がシベリア周辺に生息している)、氷河期を生き抜くために保護色となる白い体を得たという説が唱えられていたりと必ずしも無関係と言うわけではなく、ジュウオウタイガーは唯一、今は無き古代の本能が残っているとも考えることができる。
韓国語版では「動物名の英訳+レンジャー」という法則に則り「タイガーレンジャー」という先輩の日本語名と被る形しまった。尤も、韓国でジュウレンジャーはリスペクトが原作かパワレン版かが作品によって異なるため曖昧になっており知識不足での決定ではないかという指摘もある。
尚ジュウオウライオンの方も、同じ背景でシシレンジャーと被ってしまっている。
関連タグ
スーパー戦隊シリーズ歴代ホワイト