概要
1983年に登場した『スパイダーマン』のヴィラン。
グリーンゴブリンの模倣犯で、使っていた装備や心身に影響を及ぼした薬品を盗み、改良を加えて使用している(特に薬品はこの改良によって、身体強化のみに効果が現れたので狂気に支配されなくなっている)。
基本的にオレンジを基調としたコスチュームを着ている。
ちなみに実写映画版の3作目では当初「ハリー・オズボーンがホブゴブリンになる」予定だった。
アニメの方では90年代版ではグリーンゴブリンより先に登場している、デザインは原作に近い。
『マーベルスパイダーマン』ではなんとハリー・オズボーンがホブゴブリンになっている。こちらのデザインはかなり近代的でヒロイックなデザインになっている。
中の人が何人も存在する。
歴代のホブゴブリン
- ロドリック・キングスレー(初代)
初代のホブゴブリン。
グリーンゴブリンの名声と地位を奪うためにホブゴブリンとなるも、スパイダーマンに敗れる。
その後、拉致した人物を洗脳して二代目や三代目にしたり、更にピーター・パーカーの友人のフラッシュ・トンプソンを身代わりにするなどの悪事を働く。
四代目ホブゴブリンを殺し、活動を再開させようとするも、五代目グリーンゴブリンに敗れ引退する。
- アーノルド・ドノヴァン(二代目)
- ネッド・リーズ(三代目)
三代目の死後、ロドリックはその死を利用して身を隠し、ホブゴブリンの死を演出。そのため、ネッド・リーズが初代であったと考えられていた。
- ジェイソン・フィリップ・マッキンデイル(四代目)
- 五代目
- ???(六代目)
- ダニエル・キングスレー(七代目)
- フィル・ユーリック(八代目)
当初はキングピンの配下となるも逮捕される。が、グリーンゴブリンに復帰したノーマン・オズボーンに救出され、今度は彼の配下となる。その際に「ゴブリンナイト」→「ゴブリンキング」と名乗る。
初代のロドリックとは犬猿の仲。
その他のバージョン
- ハリー・オズボーン(アルティメット・ユニバース)
かつて、父ノーマンが特殊血清「OZ」を自らに投与した実験の事故現場にいたハリーはその余波でOZに感染。
その結果、自身もゴブリンに変身する能力を図らずも手に入れてしまった。
上記の実写映画版の3作目やアニメ版の設定はこの作品が大元だと思われる。
- ピーター・パーカー(Earth-21205)
ホブゴブリンになる前は本家と同様にスパイダーマンとして活動していたが、こちらの物語は本家とは展開が変わっていた。
転機となったのはガールフレンドのグウェン・ステイシーがグリーンゴブリンに殺害された事件。
しかし、ここで本家とは決定的に異なる事態が発生する。
ピーターがグウェンの仇を取るために明確な殺意でグリーンゴブリンを殺害してしまったのだ。
この大きな変化で、ピーターはグウェンを失った悲しみに押し潰され、更には相手がヴィランとはいえ復讐心で殺人に走った事も相まってスパイダーマンを引退。
そして、スパイダーマンとしての信念を失ったピーターはグリーンゴブリンの後を継ぐかのごとく赤いホブゴブリンとなってしまった。
なお、後日談にあたる『スパイダーバース』にも登場しているが、作中では皮肉にも「自分がいた世界とは真逆の平行世界」から現れたグウェンと出会う事となる。
関連タグ
MARVEL スパイダーマン グリーンゴブリン
ネッド・リーズ
ニューゴブリン:ホブゴブリンのオマージュと思われるヴィラン。
仮面ライダーアークワン:ある意味Earth-21205におけるホブゴブリンに近い他作品キャラ。