概要
元はデイリービューグルの記者であったが、初代ホブゴブリンであるロデリック・キングスレーに洗脳されて三代目となってしまった。
MCU版
演:ジェイコブ・バタロン、日本語吹替:吉田ウーロン太
これまでの実写版ではどちらもコミックを踏襲してハリー・オズボーンが務めていた、ピーター・パーカー / スパイダーマンスパイダーマンの親友枠に大抜擢。
肥満体でお調子者、誘導尋問にすぐ引っかかるなど三枚目気味だが、ピーターの良き理解者の1人。
スパイダーマン:ホームカミング
初登場。序盤でひょんなことからピーターがスパイダーマンであることを知り、彼に協力し後方から指示・支援する『椅子の人』に志願。ピーターとトニー・スタークの揉め事もあり、ヴァルチャーの暗躍に対し孤軍奮闘するピーターを(半ば成り行きだが)椅子の上から支援した。
その際、パーティから抜け出してパソコンを無断で使用していたことが見つかった際、ピーターのことがバレないように言い訳として「ごめんなさい、エロ動画見てました」というあまりと言えばあまりな一言を言ったせいでもう1人のヒーローになる数奇な運命を辿る。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
ピーターとともに校外学習へ向かうバスに乗っており、サノスの部下の宇宙船が飛来したことにいち早く気付いたピーターから、バスを抜け出すためにクラスメイトの注意を引くよう頼まれる。居眠り気味でその頼みはよく聞こえていなかったようだが、素で慌てて大騒ぎをしたために結果的に注目を集めピーターが脱出する隙を作ることに成功した。
アベンジャーズ/エンドゲーム
描写はなかったがサノスの指パッチンで消滅しており、すべての戦いが終わった後のミッドタウン高校でピーターと再会。抱擁し合う。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
ピーターやMJらと共に、ミッドタウン高校の欧州研修旅行に参加。
何気にフューリーに麻酔銃を撃たれたり、観覧車に閉じ込められた状態で敵に襲われたりとひどい目に遭わされている。
行きの飛行機で、学友のベティ・ブラントとたまたま相席になったことから意気投合して恋人関係になる。デート中に襲撃され、ステルス・スーツのピーターに救助された際には、アメリカ以外でスパイダーマンがいることを隠すために似た能力の別ヒーローとしてナイトモンキーというやはりあんまりなセンスのヒーローをでっちあげ嘘で乗り切った。なお、ニューヨークに戻ったときは「ただの思い出作りさ」とあっさり別れてしまう。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
前作のラストでスパイダーマンの正体がニュースで暴露された上にピーターが冤罪をかけられた事で人生が一変してしまい、自身もミシェルやメイおばさんと同様にとばっちりで立場が悪くなってしまう。
終盤のあるシーンではとあるヴィランの最期を知ったことから「自分は絶対ピーターの敵にはならない」とフラグを建築しており、コミックのホブゴブリンの件もあって視聴者は嫌な予感に襲われた。
なお製作段階では実際にゴブリンと化す案や、ゴブリンにこそならないがグライダーを奪い乗るといったネタもあった模様。
また、ドクター・ストレンジとの接触では魔法使いの家系を自称。「医者に行け」と一蹴されてしまうが、あのストレンジでさえ最初は過酷な修行が必要だったスリングリングによるゲートの開放を偶然にも成功させるという稀有な魔術の才能が本当にある事も判明した。さすがに閉める事は自分の意思でできないが、これがきっかけで、失意に沈んでいたピーターは再起しスパイダーマン史上最大の決戦が始まることになる。
今後ストレンジ絡み、あるいは少し前に登場した“血縁による能力の遺伝がある“魔女絡みの作品に客演するかもしれないが、現時点では全ての記憶を失って普通の大学生として穏やかに暮らしている。
アニメ
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
スパイダーウーマンとなったグウェン・ステイシーの過去の回想シーンで登場。
Earth-65の住人でグウェンが通う高校の生徒であるが、Earth-65のネッドはメインユニバースにおけるフラッシュ・トンプソンに近い粗暴ないじめっ子で日頃から校内でピーターに暴力を振るう等、MCU版とは真逆の人物となっている。
作中ではリザードと化したピーターに襲われそうになったところをスパイダーウーマンに救われてフェードアウトしていたが、その後にピーターはスパイダーウーマンとの戦闘で命を落としてしまい、不本意な形でピーターを死なせて殺人犯の汚名を着せられたグウェンは正体を隠しながら孤独な日々を過ごす羽目になる等、ネッドの行動は結果としてグウェンとピーターを不幸にしてしまった。