曖昧さ回避
- ハゲタカを意味する英単語。
- MARVELのキャラクター。本項で説明。
- 破壊魔定光に登場する兵器。
- GODZILLA(アニメ映画)に登場する兵器。
概要
本名:エイドリアン・トゥームス。
翼の生えた飛行スーツを着たハゲ老人のヴィラン。一時期若返った事もあるが、現在は戻っている。シニスター・シックスのメンバー。
各作品での登場
アニメ版
『アルティメットスパイダーマン』では設定が大きく異なり、ドクターオクトパスによってハゲタカの遺伝子を埋め込まれ鳥人間に変身できるようになってしまった少年。同時に記憶も抜き取られそれを探し求め翻弄する。
悪人を襲撃しつつ記憶をよみがえらせる方法を探しておりその途中でスパイダーマンと出会う。
スパイダーマンに案内されヘリキャリアに投獄されたオクトパスと接触するが彼によって操られ脱獄を手伝ってしまう。その後スパイダーマンに説得され自我を取り戻し再び彼を逮捕させた。
ニューウォリアーズへの参加を記憶探しの旅に出ることで断るが、直後記憶に関するデータを盗み出したタスクマスターに手を組むよう接触される。
また性格面も、苦悩のヒーローといった人物像になっている。
PS4版
声:大塚芳忠/ 英:ドワイト・シュルツ
年齢 76歳 身長 180.3cm 体重 79.3kg
偽りの赤
ミステリオが作り出した幻影として登場する。
実写版
未登場。
企画として存在していた『4』では、よりにもよってピーターの実父という設定で、ミステリオやリザードと共に登場する予定になっていたらしい。
後年関係者が明かしたところによると、ジョン・マルコヴィッチが演じることも決まっており、また撮影用の機械の翼も作られていた。(参考)
2017年の『スパイダーマン:ホームカミング』にてメインヴィランとしてようやく登場。演じるのはかつてバットマンを演じた事でも有名なマイケル・キートン。吹き替えは大川透。
元は作業会社の社長であり、市からニューヨーク決戦の残骸処理を請け負っていたが、アイアンマンことトニー・スタークが政府と共同で設立したダメージコントロール(損害統制局)に仕事を奪われてしまう。
追い詰められた彼は、処理作業時に手に入れたチタウリのテクノロジーをネコババして兵器密売へ転向。やがて自身のウィングスーツ「ヴァルチャー」を開発すると、ソコヴィアで殲滅された「ウルトロン・セントリー」やクロスボーンズをはじめとするヒドラの装備品など、かつてアベンジャーズに敗れたヴィランのテクノロジーも商材として取り扱うようになり、それらを各地から略取して独自にハイテク兵器へ改修して売り捌いていたところをピーター・パーカー / スパイダーマンと遭遇し対峙することになる。
さらに彼にはピーターも知らない隠された秘密があり、終盤ではこのこともピーターを苦しめる一因となる。
原作とは設定が異なっているものの、死肉漁りをするハゲワシと、廃品や残骸を略取して利益を貪るヴァルチャーのイメージが重ねられており、秀逸なキャラ付けと言える。
ちなみに2014年の映画『バードマン』にて、キートン演じる主人公がMCU作品含む近年のヒーロー映画ブームを揶揄する台詞があり、本作での“ハゲワシ”としての出演もなかなか意味深なキャスティングではある。
- SSU(スパイダーマン・ユニバース)版
そして、公開直前の監督の発言により、MCU版と同一人物であることが確定することとなった。
同作ではポストクレジットシーンに登場。
刑務所で服役中に例の転移が起こり、SSUの世界に移動。当初は困惑していたが、すぐに「こっちの世界の飯は旨いといいんだがな…」という台詞を述べ、自分が異世界へと転移したことに気付いている。
当然、こちらの世界では何の罪も犯していない(それどころか彼と同じく同性同名の人物も存在しない)ことから、簡単な取り調べを受けただけで即座に釈放される。
その後は自力でモービウスのことを調べたらしく、どこからか調達したウィングスーツを身に着け、彼と対面。自分が異世界から転移してきた存在であること、転移の原因はわからないがスパイダーマンが関わっていると思われることを述べた上で、自分と手を組もうと持ちかけ、それをモービウスが了承したところで映画は終了する。
なお、予告編の「なあ、先生」「また会おうぜ、先生」とモービウスに呼びかけるシーンは本編には存在しなかった。
関連タグ
スパイダーマン
ファルコン/サム・ウィルソン:鳥の名を冠したMARVELキャラ繋がり。こちらは逆にヒーロー。