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モービウス
7
"Morbius"。MARVEL作品のキャラクター。

概要

MARVEL作品に登場するヴィラン。正式名称は「モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア」


1971年10月に発売されたコミック『Amazing Spider-Man #101』にて、スパイダーマンの敵役として初登場した。


初掲載当時コミックス倫理規定委員会から子供の悪影響を考慮し、吸血鬼の登場する事を制限するようにと各出版業者に規制を強いていたが、スパイダーマンの作者スタン・リーはこの状況を逆手に取り吸血鬼の血液を注いだ人間という設定で登場させ委員会の規定を掻い潜ってきた。


1972年から75年にかけて出版されたマーベルコミックスのアンソロジー隔月誌「en:Adventure into Fear」の#20-31で、主演を務めた。

1970年代半ばには、彼の単独主役作品である「en:Vampire Tales」(全11冊)が出版され、年刊誌も出版された。

90年代にも、「Morbius Revisited」など、モービウスを主役にした多くの作品が出版。

92年には「Rise of the Midnight Sons」という、オカルト系・ホラー系のクロスオーバーコミックシリーズにて「Morbius the Living Vampire」で主役となった。

1992年から32冊分が出版、1995年に連載終了する。

この後期から、モービウスに従来の吸血鬼よろしく、催眠術や飛行能力、超能力などが加わった(初期は、コスチュームの脇腹のマントを広げる事で滑空しており、完全な飛行能力は無かった)。

「マーベルゾンビーズ」の3・4作目にも登場している。


キャラクター設定

本名はマイケル・モービウス

かつてはノーベル賞を受賞したこともある生化学者だったが、特殊な血液の病にかかってしまい、吸血蝙蝠と電気けいれん療法を用いた治療法を自らの体で行った。

その結果、

超人的な身体能力、腕力、耐久力、回復力、聴覚と視覚、暗視能力等の特殊能力を会得したが、他人の血を吸わないと生きていられなくなり、光にあたることもできなくなるという吸血鬼じみた体質になってしまった。さらに犬歯が伸びて牙状になっただけでなく、肌が白墨のように白くなり、鼻も蝙蝠のそれに近くなった。


吸血鬼であり、吸血衝動に苛まれる事となる。

が、同時に心の底では人間としてそれに抗ってもおり、悪党の血を吸う事でかろうじて衝動を抑えている。

このため、似たような境遇のヒーローやヴィラン、スパイダーマンやリザードなどと、敵になったり味方になったりしている。


ブレイドとも協力したり戦ったりしている。

また、スパイダーマンと交戦中に日光への耐性を得て、ドクター・ストレンジによりその耐性を完全な物とした。


狼男のヒーロー「ウェアウルフ・バイ・ナイト」とは、古くからの仲で良く共演する。

一時的にだが、ゴーストライダーマンシングといった、オカルトヒーローやモンスターヒーローなどとチームを組んだりしている。

2009年の「パニッシャー」誌では、ニューヨーク市の下水道でパニッシャーの遺体を発見。モンスターヒーローチーム「リーグ・オブ・モンスターズ」の面々とともに、パニッシャーをフランケンシュタインの怪物のような姿に生き返らせた


なお、マーベル・ユニバースにはドラキュラを初めとする正真正銘の吸血鬼が種族として実在しているのだが、それらが『オカルト的な魔物』なのに対して、モービウスはあくまでも『科学的突然変異で吸血鬼に似た体質になった人間』なので、十字架ニンニクなどのいわゆる『吸血鬼の弱点』とされる物品による攻撃が効果が無く日光を浴びても不快感を感じるだけで灰になることは無い


他メディア展開

スパイダーマン(1994年版アニメ)

声:ニック・ジェイムソン / 吹替CV:斧アツシ

エンパイアステート大学の学生(留学生)として登場。


アルティメットスパイダーマン

声:ベンジャミン・ディスキン / 吹替CV:青木崇

ヒドラの科学者として登場。


実写映画版ブレイド

三部作の1作目の、未公開エンディングのみ登場。

当初はヴィランとして続編に登場する予定であったが、諸事情で変更された。


スパイダーマン・ユニバース

“私は医師であり、怪物だ”

演:ジャレッド・レト / 日本語吹替:中村悠一


ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース第3作として製作された単独主役映画(2022年4月1日日米同時公開)で実写化。

作品としてはこちら⇒モービウス(映画)


コミックと異なり、子どもの頃から血液の病気にかかっており、療養施設の子どもたちの中では最古参。かつて隣のベッドに入院していた子どもが「マイロ」という名前だったことから、彼以降に隣のベッドに来た患者たちにも「マイロ」というあだ名をつけ、後に親友となる富豪の御曹司ルシアンに対してもマイロと呼ぶようになった。

ある日、マイロの血液を交換する医療機器が不具合を起こし、ボールペンのバネで応急処置し、ルシアンの命を救った。そこから担当医のエミール・ニコルズに才覚を見出され、ついには人工血液を開発して多くの人命を救う希望の医学者となる。

しかし自分やマイロの病気を治すまでは至らなかったため、自らを被験者とした違法な人体実験を敢行。人や動物をも殺す吸血コウモリの血清を投与したことで、超人的な肉体を獲得するとともに、定期的に血液を摂取しなければ自我を失って暴走する吸血鬼となってしまう。


関連イラスト


関連タグ

MARVEL スパイダーマン ヴィラン マイケル・モービウス モービウス(映画)

吸血鬼 ドラキュラ ヴァンパイア ダークヒーロー


リザード…実験の失敗でヴィランとなってしまったMARVELキャラ繋がり。

ブレイド…吸血鬼のMARVELヒーロー。

ジョーカー(バットマン)…中の人&アメコミ映画繋がり。

概要

MARVEL作品に登場するヴィラン。正式名称は「モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイア」


1971年10月に発売されたコミック『Amazing Spider-Man #101』にて、スパイダーマンの敵役として初登場した。


初掲載当時コミックス倫理規定委員会から子供の悪影響を考慮し、吸血鬼の登場する事を制限するようにと各出版業者に規制を強いていたが、スパイダーマンの作者スタン・リーはこの状況を逆手に取り吸血鬼の血液を注いだ人間という設定で登場させ委員会の規定を掻い潜ってきた。


1972年から75年にかけて出版されたマーベルコミックスのアンソロジー隔月誌「en:Adventure into Fear」の#20-31で、主演を務めた。

1970年代半ばには、彼の単独主役作品である「en:Vampire Tales」(全11冊)が出版され、年刊誌も出版された。

90年代にも、「Morbius Revisited」など、モービウスを主役にした多くの作品が出版。

92年には「Rise of the Midnight Sons」という、オカルト系・ホラー系のクロスオーバーコミックシリーズにて「Morbius the Living Vampire」で主役となった。

1992年から32冊分が出版、1995年に連載終了する。

この後期から、モービウスに従来の吸血鬼よろしく、催眠術や飛行能力、超能力などが加わった(初期は、コスチュームの脇腹のマントを広げる事で滑空しており、完全な飛行能力は無かった)。

「マーベルゾンビーズ」の3・4作目にも登場している。


キャラクター設定

本名はマイケル・モービウス

かつてはノーベル賞を受賞したこともある生化学者だったが、特殊な血液の病にかかってしまい、吸血蝙蝠と電気けいれん療法を用いた治療法を自らの体で行った。

その結果、

超人的な身体能力、腕力、耐久力、回復力、聴覚と視覚、暗視能力等の特殊能力を会得したが、他人の血を吸わないと生きていられなくなり、光にあたることもできなくなるという吸血鬼じみた体質になってしまった。さらに犬歯が伸びて牙状になっただけでなく、肌が白墨のように白くなり、鼻も蝙蝠のそれに近くなった。


吸血鬼であり、吸血衝動に苛まれる事となる。

が、同時に心の底では人間としてそれに抗ってもおり、悪党の血を吸う事でかろうじて衝動を抑えている。

このため、似たような境遇のヒーローやヴィラン、スパイダーマンやリザードなどと、敵になったり味方になったりしている。


ブレイドとも協力したり戦ったりしている。

また、スパイダーマンと交戦中に日光への耐性を得て、ドクター・ストレンジによりその耐性を完全な物とした。


狼男のヒーロー「ウェアウルフ・バイ・ナイト」とは、古くからの仲で良く共演する。

一時的にだが、ゴーストライダーマンシングといった、オカルトヒーローやモンスターヒーローなどとチームを組んだりしている。

2009年の「パニッシャー」誌では、ニューヨーク市の下水道でパニッシャーの遺体を発見。モンスターヒーローチーム「リーグ・オブ・モンスターズ」の面々とともに、パニッシャーをフランケンシュタインの怪物のような姿に生き返らせた


なお、マーベル・ユニバースにはドラキュラを初めとする正真正銘の吸血鬼が種族として実在しているのだが、それらが『オカルト的な魔物』なのに対して、モービウスはあくまでも『科学的突然変異で吸血鬼に似た体質になった人間』なので、十字架ニンニクなどのいわゆる『吸血鬼の弱点』とされる物品による攻撃が効果が無く日光を浴びても不快感を感じるだけで灰になることは無い


他メディア展開

スパイダーマン(1994年版アニメ)

声:ニック・ジェイムソン / 吹替CV:斧アツシ

エンパイアステート大学の学生(留学生)として登場。


アルティメットスパイダーマン

声:ベンジャミン・ディスキン / 吹替CV:青木崇

ヒドラの科学者として登場。


実写映画版ブレイド

三部作の1作目の、未公開エンディングのみ登場。

当初はヴィランとして続編に登場する予定であったが、諸事情で変更された。


スパイダーマン・ユニバース

“私は医師であり、怪物だ”

演:ジャレッド・レト / 日本語吹替:中村悠一


ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース第3作として製作された単独主役映画(2022年4月1日日米同時公開)で実写化。

作品としてはこちら⇒モービウス(映画)


コミックと異なり、子どもの頃から血液の病気にかかっており、療養施設の子どもたちの中では最古参。かつて隣のベッドに入院していた子どもが「マイロ」という名前だったことから、彼以降に隣のベッドに来た患者たちにも「マイロ」というあだ名をつけ、後に親友となる富豪の御曹司ルシアンに対してもマイロと呼ぶようになった。

ある日、マイロの血液を交換する医療機器が不具合を起こし、ボールペンのバネで応急処置し、ルシアンの命を救った。そこから担当医のエミール・ニコルズに才覚を見出され、ついには人工血液を開発して多くの人命を救う希望の医学者となる。

しかし自分やマイロの病気を治すまでは至らなかったため、自らを被験者とした違法な人体実験を敢行。人や動物をも殺す吸血コウモリの血清を投与したことで、超人的な肉体を獲得するとともに、定期的に血液を摂取しなければ自我を失って暴走する吸血鬼となってしまう。


関連イラスト


関連タグ

MARVEL スパイダーマン ヴィラン マイケル・モービウス モービウス(映画)

吸血鬼 ドラキュラ ヴァンパイア ダークヒーロー


リザード…実験の失敗でヴィランとなってしまったMARVELキャラ繋がり。

ブレイド…吸血鬼のMARVELヒーロー。

ジョーカー(バットマン)…中の人&アメコミ映画繋がり。

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  • Nameless

    ※この小説は本編の内容を含んでいますのでネタバレ注意でお願いします。 映画見てきました!モビモビ先生も大変良かったですが親友のマイロもすごかったです。 なんで子供の頃、こんな感じだったら自分的にいいなと思ったのを書きました。 後半4DX映画感想あります。
  • CIA operation 【SNAKE EATER Confidential voice data 】

    妄想クロスオーバー 原作とは設定に差異がございますご了承ください 「メタルギアソリッド」×「アメコミ」
  • 僕のマイロ

    たまたまアマプラ無料映画をいろいろ見てみたら、腐女子魂を刺激するヴィランものでついお話を書いてしまいました、モービウス。 マイロの偏執的なマイケルへの執着がツボです。マルティーヌの存在に早い段階から危機感を抱いていたり、マルティーヌとマイケルがキスしているところを遠くから観察していたりと、半端ないストーカーぶりのマイロ。(笑)いろんな意味で素敵な映画でした❤ それにしてもクリスチャン・ベール並みのジャレット・レトの肉体改造には驚きました。ジョンレノン殺害犯演じた時は役作りのために頬っぺたプヨプヨに太ってたし。ジャレットの役者魂すごい! スパイダーマン絡みそうだし、続編見ないとね。 マーベルは純粋に映画を見て楽しむだけにしていたのに、ついに手を出してしまいました…。 スパイダーマン(特にトビースパイディ)とオレちゃん大好きです✨DC方面はジョーカーくらいで他はあまり見てないんだけど、腐女子的にどーなんだろう。気になるわ♪

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