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概要編集

2007年に公開されたサム・ライミ監督の映画『スパイダーマン3』で登場したヴィラン。


その名の通り、グリーン・ゴブリンの派生キャラクターであるが、原作コミックには登場しない映画オリジナルのヴィランである。

黒い特殊戦闘服のようなスーツを纏っており、スノーボードに似たグライダーで飛行する。初登場時はロボットのようなデザインのマスクで素顔を隠していた。

武装はパンプキンボムの他、日本刀のようなブレードや3枚刃のガントレットが追加されている。

それらの特徴から、グリーンゴブリンと比べると全体的に忍者のような外見となっている。


人物像編集

ハリー・オズボーンが、グリーン・ゴブリンこと父ノーマンの遺品である身体能力増強薬や装備を改良して、理性を保ったままヴィランとなった姿であり、スパイダーマンことピーター・パーカー「父の仇」と誤解して襲いかかったが、不意をつかれて敗北。その時のショックで記憶を失ってしまう。

中盤でグリーン・ゴブリンの亡霊によって、記憶を取り戻して再びピーターに襲いかかるも、その時点で黒いスーツに精神が蝕まれて怒りに燃えていた彼の逆襲で返り討ちにされて負傷してしまう。


その後、執事のバーナードから父の死の真相を聞かされた事でピーターへの憎しみを捨てた。

終盤ではサンドマンヴェノムに苦戦していたピーターを救うために駆けつけ、皮肉にもスパイダーマンとゴブリンが共闘する展開となった。

グライダーの火力を活かしてサンドマンを撃退する事に成功し、ピーターを援護しに行くも、ヴェノムの攻撃で墜落してしまう。

そして、ブレードを展開したグライダーを持ったヴェノムにトドメを刺されそうになったピーターを庇って串刺しにされてしまい、奇しくも父と同様に自分のグライダーで命を落としてしまった


余談編集

当初はハリーがグリーン・ゴブリンと同じ姿となる予定であったが、急遽変更されて現在の形となった。


別のユニバースにあたる映画『アメイジング・スパイダーマン2』で登場したグリーン・ゴブリンがニュー・ゴブリンに似たデザインとなっており、正体が奇しくもハリーであった(もっとも、役回りがニュー・ゴブリンとは真逆)。


関連タグ編集

MARVEL スパイダーマン グリーンゴブリン ハリー・オズボーン


ホブゴブリン:オマージュ元と思われるヴィラン。

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