ブレイブドラゴン!
ストームイーグル!
西遊ジャーニー!
烈火抜刀!語り継がれし神獣のその名は!クリムゾンドラゴン!
『烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する形態。
ブレイブドラゴン、ストームイーグル、西遊ジャーニーの3冊のワンダーライドブックを使用し変身する、仮面ライダーセイバーの発展形態(ワンダーコンボ)。神獣「ブレイブドラゴン」、生物「ストームイーグル」、物語「西遊ジャーニー」の力を宿す。
また、変身音の「語り継がれし神獣のその名は!」の部分はファンタスティックライオンと同じように、大塚氏の口上と坂本氏の歌唱の輪唱となっている。
スペック
身長 | 217.0cm |
---|---|
体重 | 118.2kg |
パンチ力 | 18.2t |
キック力 | 37.6t |
ジャンプ力 | 31.5m(ひと跳び) |
走力 | 3.4秒(100m) |
勇気を糧に龍の力を与える右半身「メイスケイル」と飛行能力と嵐を司る胸部「ウインガメイル」に、如何なるものも灰と化す魔除けの籠められた左半身「カエンメイル」が加わったことにより、正に真紅の龍の名の通りの、悪を貫き全てを燃やせる力を発揮する。
意外とこの炎は加減もそこそこ調節できる様で、第17章ではイエティメギドによって凍らされた人々を直ぐ様氷だけを溶かして救出している。
事実、ワンダーコンボの力は伊達では無いと証明するかの様に、カタログスペックは今までのセイバーの形態とは比べ物にならない数値を叩き出している。参考までにキック力30tオーバーやジャンプ力30mオーバー、走力が4秒を切ったと言うのは前例がない。
一応明確な紐付けはされていないものの、ワンダーコンボの括りに入る事を踏まえると中間フォームの一種であると推測される。近年のライダーではこの時期の中間形態達が直ぐ様上位の形態の陰に隠れて出番が減ってしまっていたのに対し、こちらはドラゴニックナイトの登場後にも敵を撃破する(尚、この時期の強化フォームも出番が減っただけで敵の撃破は出来ている)等の戦果を残しており、この形態単独でも比較的優秀なスペックや能力を持っているからか登場頻度は中々多かったりする。
元々基本形態であるブレイブドラゴンを使用している事やメギドが強くなっている事から、新章からは実質的に新たな基本形態の様な立ち位置を得ている。
ストームイーグルの力もあるため、単体で飛行能力を獲得しており、ドラゴニックナイトと比べるとブレイブドラゴンを呼ばなくても良い分楽だからか、第14章ではジャオウドラゴン形態のカリバーを追跡すべく此方を優先して使用した。
必殺技
- 轟龍蹴烈破
必殺読破!
ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊撃!
ファ・ファ・ファ・ファイヤー!
納刀状態の聖剣のトリガーを2回引いて発動するライダーキック技。
第17章に登場。飛び上がってからの右1撃とその後の左1撃からなる2段蹴り。シティウォーズではタイセイブレーサーを伸ばして敵を怯ませ、火炎を纏ったライダーキックを放つ技となっている。イエティメギドを撃破した。
- 爆炎紅蓮斬
必殺読破!
烈火抜刀!ドラゴン!イーグル!西遊ジャー!三冊斬り!
ファ・ファ・ファ・ファイヤー!
火炎剣烈火をドライバーに戻し、トリガーを一回引いてから抜刀して発動する剣技必殺技。
自身の周りに炎の輪を作ると同時に剣にも炎を纏い、剣から無数の火の玉を飛ばして徐々に大きくしていき、巨大な火球を形成して対象を焼き尽くす。
第10章では刀身に炎を纏わせたまま突進し、直接敵に斬りかかっている。
第13章では刃先から高熱の炎を噴射しての遠距離攻撃を使用。
第15章ではスライディングしつつすれ違い様に斬撃を放ち、反転して刃先から火炎弾を連射する連続攻撃を行った。
劇場短編では飛翔して高速移動による連続斬撃を繰り出した。
- 爆炎紅蓮斬(改)
テレビマガジン2021年2月号に掲載された必殺技で、爆炎紅蓮斬の強化版。
火炎剣烈火で大きく円を描き、袈裟斬りと逆袈裟斬りを浴びせる…以上のように構えは太陽戦隊サンバルカンのバルイーグルの得意技「飛羽返し」にどこか似ている。イーグル繋がりだからであろうか?
- 習得必殺技
火炎剣烈火の刀身にワンダーライドブックをスキャンすることで技を学習させ発動。
1冊で習得一閃、2冊で習得二閃、3冊で習得三閃となる。
同時に、読み上げ音声も「ふむふむ…」から「なるほどなるほど…」に変わる。
ワンダーライドブック | 効果 |
---|---|
西遊ジャーニー | ガンバライジング限定。赤い斬撃を放つ。 |
- イーグル・ワンダー
ストームイーグル!
ストームイーグルワンダーライドブックのページを押し込み発動。強力な火炎旋風を起こす。
劇場短編で使用。また、TV本編でも第18章にて使用され、炎の竜巻で鎧を形成し、イエティメギドの冷凍攻撃の凍結から身を守った。
- 西遊・ワンダー
西遊ジャーニー!
西遊ジャーニーワンダーライドブックのページを押し込み発動。武具を伸ばして相手を打ち据える。
余談
- イオン限定で『DX聖剣ソードライバー クリムゾンドラゴン 最強なりきりセット』が発売されている。
- 第9章にクリムゾンドラゴンが登場し、その後の第10章、第11章にこの形態よりも明らかにスペックが低い西遊ドラゴンやドラゴンブレーメンが登場している。やはり、負担が大きいワンダーコンボは持久戦に向いていない為、最後の手段の一つとなるが、太刀打ち出来ずに結局クリムゾンドラゴンに変身してしまう事も少なくない。だが負担に慣れてきたのか、新章が始まってからは基本形態のブレイブドラゴンよりもこちらの方が登場頻度は比較的多くなっている。また、仮面ライダーファルシオンのスペックが公開された事で、圧倒的な実力の相手を一度はこの形態で撃破したというジャイアントキリングの評価が加わった。
- ワンダーコンボは今までに登場した3冊使用の形態であるドラゴンヘッジホッグピーターやドラゴンイーグルぶた3よりも上の形態だが、ガンバライジングでは同じワンダーコンボであるファンタスティックライオンやゴールデンアランジーナが順当にLR(RT弾以外の最高レアリティ)として収録が決定している中、まさかのSRとしての収録になり、レアリティとしては現状ドラゴンヘッジホッグピーターよりも下と言う扱いを受けてしまった。セイバーのストーリーの展開が類を見ないほど早く、尚且つフォームが細かく分けると相当多い故にSRの枠を現行で圧迫してしまう可能性がある事に加え、ガンバライジングの新弾稼働が新型コロナの影響で例年より遅くなっているためだと思われる(ガンバライジングではドラゴニックナイトとクリムゾンドラゴンは同時デビュー。ついでにドラゴンアーサーも)。
関連タグ
ドラゴンヘッジホッグピーター、ドラゴンイーグルぶた3、ドラゴンイーグルアーサー:セイバーの現段階で登場している発展形態達。
ドラゴンイーグルブレーメン:こちらはガンバライジングにのみ登場。
サンゾウ魂:これも西遊記要素を持っている。
ガッツウイング1号:同じ名前のバリエーション機がある。
流星のロックマン、パズル&ドラゴンズ:同じ名前のキャラクターが登場する。前者は『3』に登場し名称の表記は「クリムゾン・ドラゴン」、後者の正式名称は「CoC・クリムゾンドラゴン」。
クリムゾンセイバー:使用する聖剣こそ違うものの、ブレイブドラゴン、ストームイーグル、西遊ジャーニーのブックを使うフォーム繋がり。