概要
神山飛羽真が仮面ライダーセイバーに変身する際や、メギドが自身の力を驕り高ぶり、他者を貶め、不遜な言動に対して発せられる決め台詞。
他者が決めつけた悲劇の筋書きを否定し、人を、世界を、物語を幸せへと導く決意表明として用いられる。
本編の詳細
第10章では
セイバー「みんな!物語の結末は…」
ワンダーコンボの3人の剣士が決め台詞を言っている。
第15章では
この世に存在する全てのことは大いなる本に記されており、人の運命や世界の最後すらも既に決まっており何をしても無駄だと語るカリバーに対して、「もし世界の最後が決まっていたとしても、 物語の結末は俺が決める!」と決められた運命を打ち砕く決意と覚悟を語り、見事打ち破った。
第18章では
光剛剣最光(仮面ライダー最光)を持つドラゴニックナイトがイエティメギドに対して、このセリフに応えるかのようにユーリは「おう」と言っている。
第25章では
大秦寺哲雄が仲間が居なくなって自分が死んでも、なお仲間を探し続けるドラゴンのことに対して「助けてあげられないのかな?」と言うそらに対して、「それは、本だ、結末は変わらない。」と言うと、尾上亮が、
「そらができると言ったらできる!!」
大秦「できない。」
尾上「できる!」
大秦「できない。」
尾上「物語の結末はそらが決める!」
と言った。
第37章では
闇黒剣月闇の力で未来を見てしまった為に、命を犠牲にしてまで世界を救おうとする賢人に対して「物語の結末を勝手に決めるな!」と言った。
第38章では
世界の終わりを告げるイザク/仮面ライダーソロモンに対して「物語の結末は俺が決める」といい、飛羽真は新たな聖剣・刃王剣十聖刃で仮面ライダークロスセイバーに変身する。
第44章では
変身後のストリウスは「『物語』の結末は……私が決めます……!」と言った。
これにより、「主人公が台詞取られてる」といったツッコミが相次いだ。
最終章
世界を繋ぐ存在であるルナを媒介に、炎・水・雷・風・土・音の聖剣の力が集い紡ぎ出した新たなる全知全能の書の力を宿したワンダーライドブックで変身した飛羽真は、ブレイズとエスパーダとともにストリウスを撃破し、物語の結末を決めた。
機界戦隊ゼンカイジャー
『機界戦隊ゼンカイジャー』第20カイ!の合体SPではゾックス・ゴールドツイカーからセンタイギアならぬ仮面ライダーのギアを渡された。セイバーのギアを使用したゼンカイザーが火炎剣烈火の舞で一掃する。
「物語の結末は俺が決める!」の台詞を取る。
スーパーヒーロー戦記
アスモデウスとの最終決戦で、「物語の結末は俺が決める」と決めるて共感するゼンカイザーが「スーパーヒーロー戦記の書」に取り込まれる感じで新たなワンダーライドブックが完成する。セイバーはスーパーヒーロー戦記へとフォームチェンジして他の仮面ライダーとスーパー戦隊のヒーロー達と共にアスモデウスを撃破した。
終息後も「作者がどんな物語を書いても、物語の結末は俺たちが決める」とこれからの物語に意を込めるのだった。
ドラえもん 誕生日スペシャルの予告では
ナレーションが「街から消えるどら焼きの結末は、全開で、ドラえもんが決める!」と言った。
余談
第37章では、賢人に対して「物語の結末を勝手に決めるな!」と言った直後に、「物語の結末は俺が決める!」と発言しており、非常に大きなブーメラン発言と見られており、この場合「物語の結末は『俺たち』が決める」の方が適切だったのではないか?と指摘されている。ただしニュアンスとしては「物語の結末を勝手に(『悲劇に』)決めるな!」という否定であるため、賢人の悲観を自身の希望で覆すとしては的確とも言える。
関連タグ
患者の運命は俺が変える!:過去作ライダーの類似の決め台詞
勝利の法則は決まった!:過去作ライダーの類似の決め台詞
お前の運命は俺が決める:過去作のサブライダーの類似の決め台詞。
仮面ライダーアクセル:決め台詞で相手が辿り着く結末を宣言する。
お前を止められるのはただ一人!俺だ! → 物語の結末は俺が決める! → 湧いてきたぜ!/一気に行くぜ!