Wonder
Story
Tale as old as time
The world change s like chapters in a book.
All you need to do is turn tha page
概要
仮面ライダーセイバーにおいて神山飛羽真が所持している本のことである。飛び出す絵本となっておりそのページの1部は飛羽真、賢人、ルナたちの約束の場所が模されている。最初の頃は白紙のページが多数あったが物語の展開に合わせて新たなページを生み出す不思議な本である。
が、仮面ライダーストリウスの誕生に伴い「黒い魔人が世界を滅ぼす」最後のページが追加されている。
これを信じるならば、この本の結末は世界の滅亡というバッドエンドになるが……？
その正体
仮面ライダーセイバーの物語は、全知全能の書にその全てがあらかじめ記された、定められた運命の上のシナリオである。
ルナは「主人公」を割り当てられた飛羽真を導くための「狂言回し」として遣わされた存在であり、この本は「遣わされた」時に持っていたものである。
全知全能の書に記されたセイバーの物語の結末は「英雄の死による世界の滅亡」であったことから、この絵本の正体は「『セイバーの物語（の脚本）』のダイジェスト版」だと思われる。
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その物語の結末は…(ネタバレ注意)
6つの聖剣と世界を繋ぐ存在が交わり、新たなるライドブック、ワンダーオールマイティワンダーライドブックを生み出し、オールマイティセイバーとなってストリウスを撃破した飛羽真。しかし世界の崩壊は既に避けられないところまで到達しており、この世界は完全に消滅してしまう。
だが、人々の「大切な物語」への想いによってすんでのところで完全消滅を免れた世界で、飛羽真は「ワンダーストーリー」を執筆。創造の力を持つ刃王剣十聖刃、新たなる全知全能の書となったワンダーオールマイティを礎とし、ワンダーストーリーという「続編」が生まれた事で全知全能の書は再構築され、新たなワンダーワールドが生まれる。そしてその守護者となった飛羽真は、「やり残した事」であったアルターライドブックと化した人々の復活を果たし、元の世界に帰ってきた。そしてWonder Storyには、「世界を見守る剣士たち」の元で、2人の少年と1人の少女が一冊の本を共に眺めている、新たなページが追加されていたのだった。
余談
本作のサウンドトラック等を収録したCD-BOXのデザインは、この本の表紙を模したものになっている。
