「(変身したままドアブザーを鳴らして)太陽戦隊です」(第6話より)
太陽戦隊の行動隊長として、ブラックマグマと戦う。得意技は、新飛羽返し。(最終話より)
概要
地球平和守備隊に所属する秘密特殊部隊「太陽戦隊サンバルカン」のリーダーで、鷲の能力を持つ空の戦士で、劇中では2名が着任した。
大鷲龍介・飛羽高之ともに平和守備隊の空軍将校出身で同い年(25歳)。
初代の大鷲は、巧みな操縦技術と熱い正義感からバルイーグルに推挙されるが、第23話でNASAへ栄転となる。
2代目の飛羽は、親友・山根等とバルイーグルの座を争い、バルイーグルに着任となった。
名乗り
大鷲イーグルは、片足と右手を上げて、カタカナの「イ」の字のポーズをとる。(勿論、「イーグル」の「イ」)
飛羽イーグルは、低い体勢で右手を大きく振り上げるポーズ。Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』に登場したのはこちらである。
武器・技
初代・2代目共通の武器・技
- バルカンスティック
太陽戦隊の共通武器で、殴打するほか、牽制として投擲することも多い。
飛羽イーグルは、これを日本刀(下記)に変形させて戦う。
- イーグルダイビング
3人が空中から攻めるトリプルアタックの一環として、体当たりをかます。
- 太陽電撃剣
バルカンスティックから地を走る電撃を放つ。
- イーグルファイヤー
- 太陽パンチ
鷲が羽を広げるように腕を大きく振ってから渾身のパンチを繰り出す。
- イーグルウイング
ワシよろしく両腕を広げて敵に突っ込む。
- イーグルキック
ワシが爪で獲物を捕らえるがごとく、空中からドロップキックを放つ。
初代のみ
- スカイイーグル
空中から敵の頭上を狙う攻撃。イーグルダイビングと被るためか、飛羽イーグルはこの技を使用しなかった。
2代目のみ
2代目を象徴する武器で、バルカンスティックを変形させたもの。故に内部には配線やcpuが埋め込まれ、鍔に備えられた2つの鈴『ベルセンサー』で接近する敵を察知。スーパー戦隊シリーズ初のレッド専用の刀剣である。
- 飛羽返し
初披露は初の実戦となった第24話。満月をバックに斬り返しをする。『海賊戦隊ゴーカイジャー』第49話でも使用された。
- 新飛羽返し
第29話で、バラモンガーに飛羽返しを破られた直後に編み出した新技。技名の呼称は意外と遅く、第45話が初めてとなる。
- 秘剣・流れ十文字斬り
敵を十字に斬り裂く、飛羽イーグルの技。サンバルカンロボのオーロラプラズマ返しにも応用された。
- 電撃稲妻走り
刀を地面に突き刺し、地を走る電撃を放つ。
- イーグルフラッシュ
刀から電撃のような光線を放つ。
マシン
- サンドバルカン
イーグルが主に運転するバギーで、レーダーやミサイルも備える。
- コズモバルカン(コスモバルカン)
イーグルが操縦する大型戦闘機。48話ではシャークが臨時に操縦し、第50話(最終回)では、嵐山長官も同乗した。
サンバルカンロボの上半身になる。
余談
- 途中でのメンバー交代は当時のスーパー戦隊によくあることだったがメインのレッドが恒久的に交代したのは後にも先にもこのバルイーグルのみ(一時的な交代はもう1例ある)。
- スーパー戦隊シリーズにおける交代劇といえば当時、先代が戦闘不能で後退せざるを得なかった・先代が殉職したという悲惨なイメージが強いがこのバルイーグル交代劇は内容的には大鷲と飛羽が握手をしたり、ラストで明るく語り合うといった円満的な内容として描かれた。
- 撮影初期に発生した事故により新堀和男が左腕を骨折した影響で、1クール目は代役による撮影が行われた。新堀が正式に合流したのは第11話からだが、その後も初代バルイーグルの期間は代役を使うケースが度々あった。
- 2代目バルイーグルは戦隊レッドで初めて、剣を個人武器としたことで戦隊レッド=剣使いのイメージを持たせることに成功し、21世紀に突入するまで個人武器としての剣はレッドの専売特許になっていった。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』第49話ではゴーカイレッドがバルイーグルにゴーカイチェンジしてインサーンと戦うシーンがあるが、海外リメイク版の『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』第19話ではレッドが変身するヒーローがマイティ・モーフィン・レッドレンジャー(ティラノレンジャー)に差し替えられた。
関連イラスト
関連タグ
鳥モチーフの戦隊レッド
滝沢あすか/キュアフラミンゴ:鳥モチーフ(フラミンゴ)のプリキュア
スーパー戦隊シリーズ歴代レッド