「太陽戦隊です」
演:川崎龍介
概要
戦闘機の操縦技術は空軍随一であり、「空を飛ぶために生まれてきたような男」とも称される。
冷静沈着で洞察力にも優れ、的確なリーダーシップを発揮してきた。
東都大学時代の恩師にロケット研究所所長・瀧本(演:長沢大)がおり、航空学への興味も恐らくその頃から。
NASAの宇宙飛行士になるため太陽戦隊を脱退して渡米した。今日に至るまで唯一の戦線離脱したレッドである。
安定感は二代目の飛羽高之より上回っており(登場してから数話の間の飛羽はやられの描写が多く、大鷲より弱く見えること甚だしかった)、地味ながらも立派なレッドヒーローであった。
交代劇の事情
この交代劇はスタッフの間で厳重に隠匿されていたらしく、キャスト一同は勿論、川崎氏にとっても寝耳に水であり、鮫島役の杉氏も川崎氏が台本に目を通して驚いていたと証言している。
一説では当時の所属事務所との契約問題も絡んでいたとの事だが、川崎氏は「視聴者を飽きさせないためのリフレッシュ」と理由を明言しつつも降板自体には安堵したという。
その一方、嵐山長官役の岸田氏は中々納得できなかったようで、川崎に対して何度も復帰要請を出していた。
なお、ブラックマグマとの戦争の真っ只中、それもアマゾンキラー登場直後という最悪のタイミングで離脱する理由としてはあまりにも不自然過ぎるため、長谷川裕一氏によるアンオフィシャルSF考証本「すごい科学で守ります!」でも指摘され、氏は文中で外宇宙での敵性勢力調査のためではないかと推測。
実際、交代から数年後にシリーズ最強敵組織の最有力候補が地球に攻め込んできており、非常な危険が予測されるため優秀なレッドが引き抜かれたというのは極めて辻褄が合っている。
退場後、次期バルイーグルの座をめぐる選抜が行われたことを回想するエピソードがあり、(劇中世界では)彼の転出は前々からの既定路線だったことが窺える。