五代高之
ごだいたかゆき
高校卒業後に俳優養成所タキ塾に入所し、大川橋蔵の付き人を経て、1979年に「西部警察」の兼子仁(ジン)刑事役のオーディションに合格。同シリーズパート1から出演し、拳銃を撃てないイップスをかかえた新人刑事で、時には犯人にヘロイン中毒にされたりもした新人刑事を熱演。第54話にて真っ白なシャツを真っ赤に染める壮絶な殉職を遂げた。
なお、西部警察出演に際して石原プロモーションに移籍すると共に、映画「栄光への5000キロ」の主人公の名前を元にした現在の芸名の「五代高之」を、事務所の代表でもあった名優石原裕次郎より名づけられた。
その後、スーパー戦隊シリーズ第5作「太陽戦隊サンバルカン」にて、レッド役のバルイーグル/大鷲龍介を演じていた川崎龍介が降板する事になり、2代目バルイーグル/飛羽高之役として初の主役を演じた。2012年の第35作「海賊戦隊ゴーカイジャー」にも飛羽高之として出演している(見事にふとましく成長していたことは言わないお約束)。西部警察OPを元にしたMADではしばしばこのバルイーグル役がネタにされる。
現代劇から刑事ドラマから時代劇まで幅広く役をこなせる俳優で、「暴れん坊将軍」シリーズには、パート3からパート5までの間、御庭番の才三として出演。「特捜最前線」にも、藤岡弘、の代役・早見刑事として第342話から348話まで出演した。
近年は、「ふたりはプリキュアSplash☆Star」のアクダイカーン役など声優としての仕事も行っている他、俳優養成所「五代塾」を開いて後進の育成も行っている。
前記の通り、太陽戦隊サンバルカンに2代目バルイーグル/飛羽高之役で主演した他、第18作目「忍者戦隊カクレンジャー」に白面郎役で、第32作目「炎神戦隊ゴーオンジャー」にノコギリバンキとチェーンソーバンキの声で出演している。