ソードフォームと交戦した後、羽根を飛ばして攻撃するが、ウラタロスとの反りの合わなさに鬱憤が溜まっていたモモタロスが突撃することなく翼を斬りつけて戦闘を楽しみ始めたため、無意味と反転したのか飛行して撤退。(ちなみにこれに対してモモタロスは「これって凄く中途半端だろ！」「戻ってこいよ、お願いお願いお願い！」と半ば駄々をこねるように憤慨していた)

その後も破壊を続け、活動中に遭遇した優美にもうすぐ契約完了であることを伝えた後、優美を探していた良太郎が(※7話冒頭で優美のアパートから逃げるように出ていった良太郎は財布を落としており、その光景を目撃していた友也が良太郎が落とした財布からミルクディッパーの住所を知り自転車に乗ったまま殴り込んできた。怒り心頭の友也は優美に会わせるよう良太郎に要求した)その場に現れたことで再度遭遇。

ソードフォームに対し攻撃の届かない空中から一方的に翻弄するが、足を捕まれ地面に下ろされた隙を狙って再度上空に退避。空爆を仕掛け、電王は隙を見てデンライナーに退避する結果となる。

その後、優美のペンダントを叩き落とした後踏み潰して契約を完了させ、結婚式当日である2006年7月24日に跳躍。

参列者に襲いかかるが、良太郎の采配で電王ロッドフォームに追い詰められ、デンガッシャーのロッドモードのリーチの長さに追い詰められた後、跳躍して旋回するもタイミングを見計らった良太郎・ウラタロスの一撃で地面に叩き落とされる。そのまま止めを刺そうとしたが、良太郎とモモタロスによってソードフォームに交代。ソードフォームの喧嘩スタイルに翻弄された後、俺の必殺技・パート3(エクストリームスラッシュ)で切り裂かれて爆散した。

戦いの前に、良太郎等はデンガッシャー・ロッドモードで友也が投げ捨てたペンダントを釣り上げ車に轢かれるのを阻止していたが、現代に戻り優美が友也と対面した際、友也は新たなペンダントを準備していたことが判明。(「新しいのを作るのに半年もかかっちまった」という旨の台詞から、大工仕事を生業とする彼の手製であると思われる)

夕暮れの土手には、友也の自転車に二人乗りし仲睦まじく帰路につく恋人達の姿があったのだった。

備考

クロウイマジンと契約した斉藤優美を演じた女優は栗原瞳。

過去には『仮面ライダー龍騎』の島田奈々子、『仮面ライダー555』のスマートレディ役で平成ライダーシリーズに2年連続レギュラー出演していた。

声を演じた西氏は今作が平成ライダーシリーズ初出演であり、特撮出演は『五星戦隊ダイレンジャー』でシャダム中佐を演じて以来13年振りとなる。後に『侍戦隊シンケンジャー』で血祭ドウコクを演じることになる。

元ネタの『鳥の王様選び』とは神様から任命される「鳥の王様」に選ばれるためにカラスが他の鳥の羽根を使って着飾ったが、他の鳥達に正体がバレて王様に選ばれなかったという話。「うわべだけ取り繕っても中身を磨かなければ意味がない」がこの話の教訓とされる事が多い(カラスは自分の強みである黒いボディに磨きをかけなかった為に落選したというオチの話である為)。

なお、鳥の王様を選定する神様とはギリシャ神話の大神ゼウスの事である。

題名が『美しい鳥コンテスト』『王様になりかたかったorなれなかったカラス』『おしゃれなカラス』となっている本もある。