「お前らはただの前座だ。さっさと死んでもらおう」
「変身」
NEGA FORM
野上良太郎「(電王!?)」
モモタロス「こんの野郎…!似たような格好しやがって!!」
「強さは…別格だ」
CV:緑川光
スーツアクター:岡元次郎
変身者
概要
はぐれイマジンのネガタロスが奪った予備のライダーパスを使用して変身した仮面ライダー。
「仮面ライダーネガ電王 ネガフォーム」となっているが、フォームチェンジが可能かは不明。
スペック
身長 | 190cm |
---|---|
体重 | 95kg |
パンチ力 | 7t |
キック力 | 8t |
ジャンプ力 | 38m |
走力 | 100mを4.8秒 |
キック力以外でロッドフォーム、パンチ力以外でアックスフォームやガオウを凌いだ、欠点のないスペックを誇る。
しかし、機動力はそれほどでもなく、ジャンプ力・走力共にソードフォームとは僅差。ライナーフォーム、ウイングフォームは大きく下回る。
パンチ力以外の能力でガンフォームには劣っており、「強さは別格」との弁はネガタロスの戦闘スキルによるものが大きい。
しかし、「強さは別格」の通り、フォームチェンジせずにデンガッシャーを組み替えて電王と互角以上に戦い、デンライナーとゼロライナーを追い詰める戦力も保持しているなど、本人の自称通りの強さを誇るが、仮面ライダーキバには2度交戦してどちらの戦いでも文字通り全く手も足も出なかった。
ちなみに防御力や複眼の性能はオリジナルの電王と同じである。
外見
仮面ライダー電王 ソードフォームとほとんど同じ風貌だがアーマーの色が紫になっており、トライバル模様が走っている。また、腕や足にはアルファベットの「N」をモチーフにした模様が描かれている。
ツール
ライダーパス
ネガタロスがオーナーから盗んだ、予備の電王変身用パス。
デンオウベルト
前述のライダーパスを持つことで出現する変身ベルト。
ベルトの形状故にフォームスイッチはあるが、作中では「ネガフォーム」のみ登場したため、上記の通りフォームチェンジが可能のかは不明。
ネガデンガッシャー
ネガ電王の武器。フォームチェンジ無しで4つ全ての形態に変形・使用できる。
ただし、劇中ではアックスモードは使用しなかった。
ソードモードではオーラソード部にボディと同様の模様が出現する。
必殺技
ネガワイルドショット
ネガデンガッシャーガンモードにフリーエネルギーをチャージし、エネルギー弾を放つ。
ガンフォームのワイルドショットとほぼ同じだが、ドラゴンジェムからエネルギーをチャージしない、エネルギー弾の色が赤紫色という違いがある。
劇中ではガンフォームのワイルドショットをギリギリで躱して命中させているが、『クライマックスヒーローズ』シリーズでは敵を連射で怯ませて締めに放つという仕様になっている。
『ロストヒーローズ』では全体技扱いで未熟なパーティが食らえば全滅もあり得る。
ネガストリームスラッシュ
劇中未使用だったが、『ガンバライド』で初披露。
オーラソードを地面から飛び出させて敵を浮かせ、背後から切り裂き、振り下ろしでトドメを刺す。
『ロストヒーローズ』でもしっかり使用した。
ネガソリッドアタック
劇中未使用。『ロストヒーローズ』で使用してくるが、このゲームの敵キャラはイラストで表現されているので特に固有モーションはない。
恐らくはネガデンガッシャーロッドモードを使用した技なのだろうが…。
ネガダイナミックチョップ
劇中未使用。『ロストヒーローズ』でも使用されずに終わる。
専用マシン
ネガデンライナー
デンライナーゴウカに酷似しているが、色違いで内部にはギガンデスが格納されている。デンライナー側は車両が全て揃っていなかったが、ガオウライナー以上に圧倒している。
クライマックスヒーローズのサポートアタックでも登場。
ネガデンバード
ネガデンライナーの操縦席を兼ねるバイク。ただし、劇中ではネガタロスの姿で操縦した。
ロストヒーローズ
ビギンズ・キューブの最後のボス役をウェザー・ドーパントと共に担われている。
モモタロス一行から奪った予備のライダーパスを使ってネガタロスが変身した姿であり、原作同様な多彩な戦法で応戦をする。最後はモモタロス達に「次元の狭間は塞がれた」ともう帰れない事を言い残し爆散した。(因みに奪われた予備のライダーパスは無事取り返すことに成功した。)
続編でも登場し、ランダムキューブのビギンズ・キューブ代表のボスとして登場する。
立体化
ソフビは「NewType the LIVE」誌上限定でライダーヒーローシリーズSPが、食玩では「プレイヒーローVS仮面ライダー対決セット キバキバキバット行くぜ!編」にて立体化。
「S.H.Figuarts」、「SHODO-O 仮面ライダー8」、「SO-DO CHRONICLE」(一番くじ限定)とアクションフィギュア化する機会も多い。
ただし、「SO-DO CHRONICLE」版に付属するデンガッシャーはソードモードのみなので、ガンモードやロッドモードは一般販売されていた電王を入手する必要があった。
バトルスピリッツ
コラボブースター「仮面ライダー 伝説の始まり」に参戦。
属性はやはりというか紫属性。アタック時に相手のスピリットのコアを2つシュートし、消滅したスピリット1体につき1ドローする。
レベル2以降の合体アタック時に相手のスピリット1体の自壊を強要してブロックをすり抜ける凶悪な効果も魅力。
余談
登場したのは映画1回のみだが、そのダークライダーらしい演出と渋い緑川ボイスから人気が高く、ガンバライドやクライマックスヒーローズ等のゲーム作品ではよく参戦キャラになっている(ガンバライドでは変身前のネガタロスまで参戦するほど)。
スーツは、電王ソードフォームにトライバル柄のシートを張った上でデジタル合成で紫色に変更したため、ネガ電王本体のスーツは存在しない。
そのためか、『仮面ライダーディケイド』の「ネガの世界」では登場しなかった。
その後、新たにスーツが製作されたのか、『仮面ライダーゴーストスペシャルイベント』ではネガ電王が敵として登場している。
色もメディアによって微妙に差異があり、劇中や雑誌媒体のスチールなどでは先述の合成により赤っぽい色になっていたり、クライマックスヒーローズなどのゲーム媒体ではより青みがかった紫になっている。
CSMの電王ベルトでは新たに音声が収録。元々、劇中でもボタンを押す描写が無かったので(色を合わせると紫になるからかは不明だが)代わりにソードとロッドのボタンを同時推しする事で鳴る仕様にされている。
特写写真集第2集にも登場。全身の特徴的な模様のシールは新たに作られたものが貼り付けられており、その雄姿をじっくりと眺めることができる。
なお、当初の案としてカイが変身する予定だったが、『クライマックス刑事』に登場するボスとしてネガ電王が選ばれたことで流されたという都市伝説が存在する。
関連タグ
劇場版限定ライダー ダークライダー ネガライダー 声優ライダー
仮面ライダーガオウ、仮面ライダー幽汽、ゴルドラ/シルバラ、仮面ライダーG電王:電王の劇場作品に登場する劇場版限定ダークライダー。
アナザー電王:電王の偽物の意味では共通する。実際にモモタロスも『ジオウ』本編で「ニセ電王」と言っていた。
ネガ電王 → G電王