概要
『仮面ライダー電王』に登場するイマジンは改造人間でも人外の異種族でもなく「未来人の精神体が、契約者の持つイメージをモデルに具現化した存在」であり、その存在の根幹には人間の想像力が重要なカギとなっている。
イマジンは死ぬ間際にそのイメージが暴走して巨大な怪物に生まれ変わることがあり、これをギガンデスと呼んでいる。ギガンデスは陸海空三種に分かれており、それぞれに死の世界を模した名が付けられている。
ギガンデスヘルは大地を駈ける者のイメージが暴走した姿である。作中で全身を黒い装甲で覆った四足獣の姿をしており、三本の赤い角を生やしている。目は6つもあり、赤黒く爛々と輝いている。全長は31mだが、体重は2320㎏と恐ろしいほど軽い。
口から吐く火炎の他、その巨体による移動で巻き起こる爆風、巨大建築物でも突き崩す突撃などが武器。
作中での登場
第10話
ライノイマジンのイメージが暴走して誕生した。電王アックスフォームが呼び寄せたデンライナーレッコウにより弾き飛ばされ、車両先端の斧で叩き割られ爆散。
第22話
トータスイマジンのイメージが暴走してギガンデスヘブンと同時に誕生。
ヘブンが秒殺された後、デネブが呼び出したゼロライナーにバラバラにされてしまった。
第34話
クラーケンイマジンのイメージが暴走し、大量に出現。町を破壊して回り大量殺人を行うが、憤激した電王ロッドフォームが呼び出した全車両での一斉攻撃を受け全滅。一人を残して殺された過去の世界の住人達は全員生き返った。