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マウンテンドクター

まうんてんどくたー

『マウンテンドクター』は、2024年7月から9月までフジテレビ系列で放送された月10ドラマ。
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概要編集

『マウンテンドクター』は、2024年7月から9月までフジテレビ系列で放送された月10ドラマ。

山での医療対応を担う山岳医を描いたオリジナル作品。そのため、撮影は長野県松本市で行われた。

脚本は『仮面ライダーエグゼイド』、『仮面ライダーゼロワン』、『仮面ライダーギーツ』のメイン脚本を担当した高橋悠也

劇伴は『ウルトラマンアーク』やアニメ『僕のヒーローアカデミア』等を担当した林ゆうき

主演は杉野遥亮。主題歌は、Official髭男dismの「Sharon」。




あらすじ編集

信濃総合病院へ赴任した整形外科医の宮本歩は、山岳診療の兼務を命じられるが、幼いころから愛していたはずの長野の山に対し複雑な思いを抱えていた。歩は医師としての目標も志も低く、これまで事なかれ主義で生きていたが、循環器内科医・江森岳人との出会いが彼の生き方に変化をもたらす。江森は国際山岳医としての経験を持ち、山岳医療に精通するが故に医師が山へ向かうことに慎重で、負傷者や疾病者を迅速に救助し、適切な設備のある病院で治療すべきとの信念を持っていた。歩は江森と時に対立しながらも自身の医療と山への情熱に向き合い山岳医として成長し、歩の成長に呼応するように、江森もまた自らの過去のトラウマに向き合い始める。


登場人物編集

整形外科医。信濃総合病院に赴任してきた青年医師。病院の「山岳診療科」の兼務を命じられた。

山岳医を目指していた兄・翔に憧れていたが、幼少期に冬の雪山で遭難したことが原因で翔は低体温症が悪化しそのまま亡くなってしまった。そのため、山に対して苦手意識を持っており、山へ行く度に過去の記憶がフラッシュバックしてしまう。

しかし、兄の夢だった山岳医としての道を彼の代わりに歩む決心をし、兄とは違う自分だけの医師像を目指して1年の海外留学を決意。1年後、国際山岳医の資格を取得した上で再び信濃総合病院に戻り、正式にMMT(Mountain Medical Team)のメンバーとして任命された。

MMT配属後は豊富な知識と経験で患者を救っていたものの、親交を深めていた宇田の死と自身が確証バイアスに陥っていたことが原因で宇田の身体の変化を見抜けることができず結果的に死に追いやってしまったという事実を突きつけられ、挫折することになる。

診察も患者の生命を考えるために患者の意志を疎かにしていたためクレームが入ってしまい、松澤の判断でMMTを休職することとなった。

その後、江森や典子の叱咤激励を受け心境に変化が生じ、父・一朗を救うためにMMTへ復帰した。後に松澤の許可を経て正式に復帰となった。

しかし、真吾との軋轢を機に自身の「患者を救う」ことに対する熱意が暴走し始め、(兄の同級生で友人とも言える存在が遭難したとはいえ)本来医師がやる必要が無いはずの救助行為を行おうとしてしまい、事前に救助隊への連絡を怠ったことで二次遭難の被害に巻き込まれ、結果的に救助隊の対応に多大なる迷惑をかけてしまった。その件で、MMTが巻き込まれネットで大炎上、週刊誌にも存在意義を糾弾する記事が掲載されることとなってしまった

その後、真吾や松澤からの叱咤激励もあり改めて「手当り次第救うのではなく、自分の本来あるべき場所で手の届く範囲で人を助けることを決断する。

MMT解散後は、自ら山岳パトロールと称して登山での啓発活動を続けていた。

その後、MMT解散が撤回されたことを受けこれまで通り仕事を続けることが可能となった。


循環器内科医で山岳医。信濃総合病院に勤務。国際山岳医の資格を持つ。

ぶっきらぼうで一匹狼な性格。軽装で登山していた若者たちに対して忠告したものの、それを無視した(その結果、若者たちのうち3人が怪我をした)際には「死んだって誰も同情しないぞ!」と一喝した。

半人前の宮本を「ぺーぺー」扱いしており、ろくに話を聞こうとしない。しかし、徐々に打ち解けていき、信頼関係を築いている。MMT加入を宮本から勧められたが、「俺には時間が無い」と断っていた。しかし、根負けしMMT配属となった。

真吾への処置対応が遅れた件が発生した際には、歩に「いつかお前の正義が誰かを傷つけるということを忘れるな」と一喝するなど良き上司としての面影も覗かせている。

しかし、その言葉が歩に響いていたとは言い難く、上記の失態を犯した際には「山のことを知った気になって、お前が遭難者そのものになったんだぞ!何が山岳医だ!」とこれまでにないほどの怒りを顕にしていた

元々、宮本も含めMMTのメンバーに対して快く思っておらず、「浅はかな知識と経験不足でいつか患者を不幸にしてしまう」という理由でMMT発足には設立当時から反対していた。

しかし、彼らが成長する姿を見た事で「MMTにしかやれないことがあるかもしれない」と感じるようになり、宇田の死で塞ぎ込んだ宮本を立ち直らせるきっかけを与えた。

山岳医になった理由について歩に問われた際には「山に復讐するため」と答えていた。

これは彼の過去に関係しており、婚約者で同じ山岳医の折原美鈴を7年前の遭難事故による雪崩で亡くしており、それ以来彼女を死なせた山に対して恨みを抱いており、落雷事故を未然に防ぐことが出来なかったMMTの面々にも失望と怒りを込めた叱責をした。

しかし、同時に玲に対して「失敗から何を学ぶか」を説き、7年前の彼女の失態を糾弾しなかった。

現在は美鈴の遺体、もしくは遺品を見つけるために連日登山している。

物語開始から1年後、歩の留学直後に起こした落石事故で患者を一人犠牲にしてしまい、その件で遺族から医療過誤を疑われ訴訟を起こされたことでMMTのメンバーから除外された

そのため、自身の選択を後悔している節があり、松澤が優秀な弁護士を手配しても断っており、諦観していた。

一方で、1年前の遭難事故の唯一の生存者だった飯塚亘をやたら気にかけており、彼に対して「あの日見たこと、誰にも言っていないよな?」と口止めするような言動を見せていた(本人曰く理由は「恐ろしい記憶なんて忘れるに限る」とのこと)。

その後、真実が亘と本人の口から語られ、患者自らトリアージを塗り替えており、その患者の意志を尊重して搬送する患者の順番を判断したことが語られた。つまり、彼自身が起こした医療過誤は元から存在しなかったのである。

この件が遺族にも伝わったことで蟠りが解け、訴えを取り下げてもらった。

どうやら心臓に疾患を抱えており、その容態は日に日に悪化している。発作が悪化したことで入院することになった。

それでも人を救うため、美鈴の手がかりを見つけるために身体に鞭を打ち登山してしまう。その結果、無理が祟り以前よりも酷い発作を起こしてしまう。

一時は意識不明の重体に陥るが、歩の決死の処置と救助ヘリが無理を圧してまで出動してくれたことで間一髪救助され、信濃総合病院に搬送された。

とはいえ、ギリギリ生命を繋ぐのがやっとの状態であり、集中治療室で経過を見ることとなった。

その後、意識を取り戻し退院。救助隊のおかげで美鈴の遺品も見つかった。


MMT(Mountain Medical Doctor)編集

山岳事故への対応を専門としたチーム。「今年度夏季山での死亡者ゼロ」を目指している。

一時は行政指導により解散を言い渡されたが、市民の要望により撤回。スローガンも「春夏秋冬山での死亡者ゼロ」となった。


麻酔科医。信濃総合病院に勤務。歩、真吾の幼馴染。両親(理由は不明だが養子入りしており、血の繋がりはない)の意向で信濃総合病院に赴任することとなった。MMT配属に対して不満を持っており、「私じゃなくて江森先生が入るべきだった。」と愚痴を零していた。また、両親は内科医として勤務していると認識しており、MMT配属の件を伝えられずにいた。結局隠し通せずバレてしまったが、「山岳医療からも学べる経験はある」と反論している。

麻酔科医となったきっかけは内科医のための勉強を続けていくうちに「自分の人生のあり方」について考えるようになり、研修医時代に麻酔科医と出会ったことで感銘を受け、次第にその魅力に惹かれて麻酔科医となった。

しかし、歩や玲と共に患者を救ったことで徐々にMMTのメンバーとしての自覚が芽生え始める。

だが、母親が病院に乗り込み松澤に「あの子が辞めるべきなのはMMTではなくこの病院だったようですね。」と絶縁状を叩きつけ、娘を無理やり辞めさせようとし勤務途中で帰らせられた。

その後、自宅で口論となり両親から「私たちの努力が水の泡」「お前は私たち家族を裏切った」と罵倒され、自分の意見すら聞いてもらえなかった。

しかし、それでも山岳医・麻酔科医として活動を続けることを諦めきれず、歩の励ましにより家を出ようと決心。母親に制止させられそうになったが、真吾の助けもあり成功した。

その後、改めて麻酔科医として、MMTのメンバーとして働く決意を固めた。

ただし、真っ当に話し合って説得できる自信が無いため、しばらくは家に帰らずウィークリーマンションで生活している。

その後、根気強く母親を説得したことで最終的に両親は娘に好きなように人生を生きてもらうことを選択。両親に見送られたながら実家を後にした。


看護師。信濃総合病院に勤務。国内山岳看護師の資格保有者。歩の信念に共鳴して、互いに信頼を深めていく。

7年前にとある遭難事故に巻き込まれており、自分のミスで登山客を巻き込んでしまい、江森の婚約者である折原美鈴を見殺しにしてしまった。

そのため、自分自身だけでなく山に対して嫌悪感を抱くようになり、登山ツアーについても再開催には消極的で反対していた。結果、絵理子が落雷事故に巻き込まれ生命の危機に晒されたため、祖父を糾弾していた。

歩から「MMTにいるのはまだ山が好きだからではないか?」と指摘された際には「あなたに何がわかるの?」と反発していた。

しかし、典子から歩も自身と同じく大切な人を山に奪われながらも山に対して好きな気持ちを持ったまま前に進んでいると説得されたことで心境に変化が生じ、ようやく過去と向き合い立ち直ることができ、山への嫌悪感も無くなり嘗てのように登山ツアーにも帯同するようになった。

その後、祖父から山荘を畳むと聞かされたことで、山荘が無くならないように自分がオーナーとなって引き継ぐと宣言した


救命救急のチーフ医師。院長の前では乗り気だったが、実際は将来の出世のためのポイント稼ぎに過ぎない。

しかし、医師としての志そのものは純粋であり、自身の専門であるはずの救命で宇田の生命を救えなかったことに悔いを感じており、宮本に「いっちょ前に責任を感じてんのか?」「責任を感じているのがお前一人だと思うなよ。自惚れんな。」と励ましている。


循環器内科医。MMT発足を「院長の政治の一環」と評している。

大の紫外線嫌いで、山小屋の当直に関しても紫外線を嫌って担当に消極的だった。

しかし、医師としての腕前や志は本物であり、本来専門であるはずの宇田のエコー診断を後輩の宮本に任せっきりにしてしまったことを後悔している。



オペ看護師。病院の内情に興味があり、医師にもフランクに接している。


信濃総合病院編集

院長。江森とは医大の同級生。また、嘗て歩の兄が勤務していた病院を訪れており、歩とも顔見知り。

MMTに並々ならぬ情熱を注いでいる。


鮎川山荘編集

玲の祖父。山小屋のオーナー。7年前まで登山ツアーをやっていたが、その時の遭難事故を機に一時中断していた。しかし、絵理子の勧めで再開催を決断した。

既に高齢のため、玲は祖父の体調を心配しており、ぎっくり腰で病院に搬送されたことを機に玲は山小屋の今後のことを考えるようになる。

その後、覚悟を決めて今年の夏を最後に山荘を畳むことにした。しかし、そのことを玲に伝えたところ、今度は玲がオーナーとして引き継ぐことを宣言したため、涙を流しながら跡を託した。


山小屋の小屋番。


山小屋の小屋番。山をこよなく愛してやまない山ガール。日焼けをしているが、特に紫外線は気にしていない模様。

MMTに帯同してもらう形で登山ツアーを企画したが、急激な天候の悪化に即座に対応できず、落雷により感電してしまう。

MMTの処置で何とか一命を取り留め、退院。その際に小屋番への復帰を宣言したため、歩や玲からは心配されていたが「山が好きだから」と返答しており、更に勉強することも同時に宣言していた。


歩の家族編集

歩の母親。夫の認知症の悪化を心配している。


歩の父親。半年前から認知症を患っており、亡くなった兄を生きていると勘違いするなど物忘れが徐々に酷くなっている。

歩との喧嘩を機に兄の行方を気にかけるようになり、山へ探しに出かけたがその道中でカエンタケを口にしてしまい病院へ搬送された。幸い、歩達の処置により生命に別状はなかった。


歩の兄。山岳医を目指していたが、15年前、歩と登山中に遭難して亡くなっている。


その他編集

焼き鳥屋「しんちゃん」店主。歩、典子の幼馴染。バツイチ子持ちで息子・圭吾と離れて暮らす。

典子がMMT配属を親に隠していた件で両親と喧嘩した際には、家から出ていこうとする典子を助け、「ここからが出発点だろ?」と励ました。

圭吾が学童の登山に行きたいと希望したため、歩を信じて息子に心臓カテーテル手術を勧め、歩の学童登山への帯同を条件に息子を後押ししたが、後に歩が別の登山者の応急処置に追われていたことを知り、激昂。仲違いする形となってしまった。

しかし、MMTのネットでの大炎上を機に改めて歩と向き合わなければならないと感じ、彼を呼び面と向かって「お前がどれだけの想いで医者を目指してきたか知ってるからムカついたんだよ!」と本心を吐露した。

その後もMMTを気にかけており、解散を知った際には「何をやれるかはわからないけど、俺も何とかしなきゃ」と呟いていた。そして、MMTに救ってもらった患者とその親族を集めて「MMT存続の会」を結成。医療政策課に存続を直接訴えた。


消防士。消防防災航空隊の隊長。

MMTの医師との信頼関係は厚く、正式運用及び存続を切に願っている。

ちなみに、名前及び職業は『仮面ライダーギーツ』の登場人物・豪徳寺武/仮面ライダーシロー全く一緒である。



1年前の落石事故の唯一の生存者。現場で亡くなった患者(彼にとっては学校の先生)の最期の行動を目撃しており、江森からは彼が自責の念に苛まれることがないようにその記憶を忘れるよう必死に忠告されていた。しかし、江森が遺族から罵倒される様子を見て、耐えられず真実を語り、江森の疑いを晴らした。


7年前、玲と共に登山ツアーで遭難し雪崩に巻き込まれ消息不明となった国際山岳医。江森の婚約者だった。


患者。妻の節子が8年前に亡くなり、登山だけが生きがい。診察を機に歩と親交を深めていく。しかし、ある日の登山で熊に襲われた登山客を救おうと無理をした結果、心臓の持病が悪化。健闘むなしくそのまま亡くなってしまった


真吾の元妻。息子が心臓疾患持ちのため、かなり気を遣っている。学童の登山に関しても、もしもの事がないかと心配し反対していた。


真吾の息子。心臓に疾患を抱えている。しかし、どうしても学童の登山に行きたいと言っている。

何とか歩らMMTメンバーの勧めで心臓カテーテル手術を受け、登山が可能な状態にまで改善したが、登山中に歩が近くの怪我人への対応に追われている間に学童の子供たちが蜂に襲われてしまい、圭吾も刺されてアナフィラキシーショックを起こしてしまう。戻った歩の処置、鮎川のサポートもあり意識を取り戻した。


長野県知事。MMT設立は県知事の肝入り案件であり、松澤の想いの強さに共感してレスキューヘリの運用実現に向けて手続きを進めていた。

しかし、歩の二次遭難を起因とした週刊誌によるスクープと炎上騒動によりリスクを考慮して慎重に事を運ぶようになり、純家にその判断を一任していた。

しかし、土砂崩れの発生を聞いた松澤が「一刻を争う事態」と必死に説得したことで「非常事態措置」としてMMTの活動自粛勧告を解除した。

その後、江森の容態急変により救助隊が独断でヘリを飛ばした件も含めMMT運用の想像以上の危険性の高さを考慮した上でやむを得ず解散を言い渡した。

その後、市民からの要望等を経て純家からの進言を受け入れ、解散の即時撤回を決定した。

ちなみに、偶然か否か不明だが同時期に放送されていた仮面ライダーシリーズ主人公と一文字違いである。


病院にレスキューヘリ導入を目指す周子から協力を要請され、県の医療政策課から視察にやってきた職員。だがMMTの活動には懐疑的。

歩の二次遭難を起因とした週刊誌によるスクープと炎上騒動に際して、再発防止のために「行政指導」としてMMTの活動自粛を勧告した。

しかし、松澤が土砂崩れに際し知事を説得したため勧告が速攻で解除されてしまい、プライドをズタズタにされてしまう。すれ違った松澤に対してMMTの医療行為を「お医者さんごっこ」となじるが、それが松澤の怒りを買ってしまい逆に自身の仕事を「お役所ごっこ」となじり返されてしまう。

その結果、更に松澤との対立に溝を深めることとなり、江森の容態急変に際しても「自業自得」と断罪。そのまま知事に即時解散を進言した。

しかし、真吾やMMTに救われた患者とその親族による訴えと豪徳寺による進言、市民からの要望を汲み取った上で総合的判断として必要だと感じ、松澤に解散の即時撤回を宣言した。


典子の養母。村松内科クリニック院長。

典子がMMTに入っていることは知らず、内科勤務であると思っていたが、加賀美から知らされたことで、後日周子の元を訪れる。そして、典子が麻酔科医として働いていることを知ると、彼女を連れ帰る。

しかし、彼女から「私はあなたのために医師をやっているんじゃない。私のために医師をやっている」と反抗されたことで彼女を内科医として継がせるために手段を選ばない覚悟を決め、歩による二次遭難を起因としたMMTのネット上での炎上を利用し、週刊誌にMMTに関する情報をリークし、ネガティブキャンペーンを行うことでMMT解体を目論むようになる

一時はMMT解散が実現したことで歓喜したが、最終的に解散が撤回されたことを受けて驚愕。純家から「これからの未来を守ることも医療の使命」とアドバイスを受けた。

その結果、娘に自分だけの人生を好きに歩ませることを決意し、「これだけは断言するわ。あなたを一人前の医師に成長させたのは、この私だから。」と言って、彼女なりのエールを送った。


典子の養父であり、聖子の夫。基本的に妻に任せっきりである。

娘に対しても妻と同様の態度を取っていたが、最終的に妻共々自分の人生を好きに生きてもらう選択をした。














余談編集

  • 歩役の杉野氏と松澤役の檀女史は同時期にWOWOWで放送されているドラマ『磯部磯兵衛物語』にて役で共演している。


  • 杉野氏は次クールの火9ドラマ『オクラ』でも主演(反町隆史とのW主演という形だが)を務めている。

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