プロフィール
人物
ハオを倒すために結成された組織・X-LAWSの天使隊隊長であり、チーム「X-I」の一員。
性格は非常に頑固で厳しく、同チームのリゼルグ・ダイゼルが規則を破るなどすると容赦なく体罰を加えていた。
その出自は謎に包まれていたが、麻倉葉がSF復帰をかけた海岸での戦いにおいて、ハオ一派に与するラキスト・ラッソの運営する教会兼孤児院で育てられた孤児であったこと、ハオに孤児院の子供達を殺されたことから復讐を誓いラキストと共にX-LAWSを結成したことなどが明かされた。
海岸での戦いの後は頑固な性格にも変化が見られ、物語終盤では葉率いる「五大元素」(「五人の戦士」)達に重要なメッセージを残した。
持ち霊は大天使・ミカエル・・・ではなく、正体はフェラーリのテスタロッサ92年型を媒介とする付喪神の「機動天使」であり、本物のミカエルのパーツの一部を受け継いでいるだけである。
オーバーソウルの際に所有する銃はベレッタフルオート9。
趣味は車であり、X-LAWSの結成前は自動車販売会社の社長でもあった。
常にかけている眼鏡にはこだわりがあるようで、常時スペアを持ち歩いている。
怒ると割れるなど、眼鏡は彼のキャラクターの重要な部分を担っているようだ。
関連タグ
シャーマンキング ラキスト・ラッソ アイアンメイデン・ジャンヌ
ウルトラマンエックス:中村悠一ボイスつながり、(マルコの場合は組織名だが)キーワードな名前にエックスと付いているなど、彼を思い出した人も多いと思われる。
別名・表記ゆれ
ちびマルコ (子供時代のあだ名)
※マルコのファミリーネームは本編中では明かされていなかったが、
2011年に刊行されたジャンプREMIX(廉価版コミック)での特別企画描き下ろしマンガ「REMIX TRACK」内にて養父ラキストと同じ「ラッソ」であると明かされた。
そのためREMIX刊行以前のイラストにはマルコタグがつけられているものもある。
本編中では呼ばれることのなかったフルネームだが、他の作品に登場する「マルコ」と区別できるので、彼の描かれた作品にはマルコ・ラッソタグの使用を推奨したい。
以下、重大なネタバレ注意
「S.F. in Tokyo」の終了後にハオが他の参加者同様に復活をオファーしたが、彼だけは最後まで拒否した。これには、これまでに正義の名の下に少年少女に苦難を与えてきたことの贖罪だけでなく、来る「フラワーオブメイズ」に備えてX-LAWSを再び率いるためでもあった。
そして、ハオも不可能だと考えていた「天使」になることを誓って、自ら何百回もの転生と地獄での修行を選び、自らハオに頼み込んで地獄に送られた。そして、それを成し遂げ「少年天使」になり、莫大な霊力(人間として転生しているので巫力とも言える)を手に入れ、X-LAWSの原点の一つとも言えるモンサンミッシェルで、ルシフェルとスピメア・ラッソの妨害をも跳ねのけて爆誕した。
- この際、スピメア・ラッソの半身を奪っている。しかし一方で、ラキストがルシファーを(おそらくこれから自分がダレモイネや東一族と戦って死ぬことをわかっていて)ルシフェルに返還していた。
なお、肉体を持つ転生のタイミングがずれたために再度「ちびマルコ」になった。
おそらく天使初の新メンバーである。
天使のコミューンである「大天国(ビッグ・ヘヴン)」は、シャーマンキングの一個下の次元であるが、ハオ自身が天使を「なんであんな奴らが最上のコミューンにいるのかわからないほど、僕から見ても意地悪い」とするほど排他的で、「大天国」ができて何十世紀もの間、新たな天使は誰も生まれなかった。
つまり、ルシフェルとは、「天使長だったのに大天国を追放された者」VS「不可能と思われていた人間から天使への昇格を成し遂げた新たな天使」という因縁性のある間柄と言える。
そして、リゼルグ、ハンス・ライハイト、天野輝子、ペヨーテ・ディアスなどの助力を経て逃げ切り、道蓮の実家に一時的に見を隠し、準備を整えていった。
その後は「フラワーオブメイズ」に備えてX-LAWSのメンバーの特訓を開始するが、「修行に耐えられるか不明」とされる程にハードルが高く(そうでもしないと「フラワーオブメイズ」の参加レベルの最低ランクにすら届かない)、さらに、ダレモイネや東一族の妨害があり、ラキストが、敵の作戦と設備にダメージを与えるだけでなく、ラッソ家への抵抗やマルコへの贖罪も兼ねて超大規模な自爆テロを起こして死亡した。
その後、紆余曲折を経て「チーム・マルコス」が結成された。