概要
フランス北西部のノルマンディー地方はマンシュ県のル・モン=サン=ミシェルにある、海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山にある修道院である。海に浮かぶ小島として知られ、満潮時には驚くべき速さで潮が満ち、以前は島全体が水に囲まれていた。名物はオムレツが知られている。
名前は「聖ミカエル(サン・ミシェル)」+「山(モン)」を組み合わせたものである。
司教オベールが、大天使ミカエルのお告げにより、海に浮かぶ岩山に聖堂を建立した。
建立時708年にその歴史は始まり、966年にはベネディクト派の修道院が設立。
その後、800年にわたってベネディクト派の聖地として巡礼者をひきつけてきた。
拡張を繰り返し16世紀に完成。一時期、要塞や牢獄となりながらも、1966年からは修道院として甦った。1979年「モンサンミッシェルとその湾」としてユネスコの世界遺産に登録された。
砂州で対岸と繋がっている、宗教施設があるなど江の島に似ているが対岸が江の島ほど都市化されておらず、また江の島より島が小さい。
島にある海に浮かんだ(ように見える)宗教施設の厳島神社とはよく対比され、2008年に日仏国交樹立150周年を記念した「日仏観光交流年」のポスターで両方が描かれたのがきっかけで、ル・モン=サン=ミシェルと廿日市市が姉妹都市提携することとなった。
関連タグ
表記ゆれ
モン・サン=ミッシェル:御城プロジェクト:REの城娘はこの表記になっている
花の都でファッションショー…ですか!?:→ハートキャッチプリキュア!の劇場版にて舞台として登場。
撃進ドラゴンウォリアーズであります!:ケロロ軍曹の劇場版の後半の舞台でネタバレが含まれる。