曖昧回避
- フランス中部の都市の名。以下に記述。
- 乙女ゲーム『アンジェリーク・シリーズ』の登場人物。アンジェリーク・リモージュを参照。
概要
リモージュ(Limoges)は、フランス中部の都市の名。ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏に属する。
2000年前、この土地にケルト系部族の小さな村があったが、ローマの都市となった。3世紀に、聖マルシアルが訪れ、キリスト教の布教を行った。9世紀にマルシアル崇敬にもとづく修道院が設立される。1370年に、百年戦争のさなか、イングランドのエドワード黒太子の占領を受け、住民3000人が殺された。
1792年に一つの都市となった。フランス革命により、多くの建物が破壊された。
しかし、1768年に、近郊でカオリナイト(陶磁器の原料となる土質)の産出場が見つかり、リモージュは陶磁器の町へと発展する。
都市は「リモージュ磁器」の生産で有名である。リモージュはまた、エマイユ(リモージュ琺瑯、七宝焼の一種)でも古くから有名であった。
リモージュ出身の有名人としては、画家のルノワール(ピエール=オーギュスト・ルノワール)が知られる。