プロフィール
タグ登録は「リゼルグ」が多い。
概要
イギリスのシャーマンの少年でダウジングを利用した探偵業を生業としていたリアム・ダイゼルの息子。幼い頃ハオに両親を殺され、彼に復讐するためにシャーマンファイトへ参加した。後にガンダーラによって『五人の戦士』の一員に選ばれる。
シャーマンとしての精神の強さは復讐心と成長願望。英国紳士らしく普段は気さくで穏やかなものの、一たび感情的になると周りが見えなくなる短所がある。
聡明で頭の回転も速く、キャラクターの中では博識なアンナや蓮と並び賢い部類に入るが、その地頭で相手に意地悪い皮肉を言ったり、ある意味アンナより酷い毒舌を放ったりとなかなか腹黒い一面もある。
社交性は戦士五人の中では一番高く、他の四人が様々な事情から他者との交わりを避けたり人間不信を抱えたりする中で、彼の場合ハオ(とその仲間)以外の人間に敵意や嫌悪を持っている節は無い。
最初は共にハオと戦ってくれる同志を求め、葉達と行動を共にしていたが、自身の焦りとは裏腹に呑気な態度を崩さない葉に違和感と温度差を覚え、目的が完全に一致するX-LAWSと出会ったことで、葉達の元を去ってしまう。
蓮が言うようにともすれば身勝手な振る舞いだが、一個人としては葉達に好意的で、彼らとも喧嘩別れしたわけではないため、葉がリゼルグの元を訪ねる大人の対応で仲直りすることができた。
その後も個人的な友人として葉達に協力した場面もあるが、葉がハオの実弟と知った頃から復讐の念が揺らぎ始め、目的のためなら何でもしてきたX-LAWSの方針、そして自身の在り方を改めて見つめ直すようになる。
所属チームは「X-LAWS」、パートナーは「モルフィン」とX-LAWSから与えられた機動天使であるゼルエル。
五大精霊スピリット・オブ・ファイアを最終的に操る。
公式設定で、少女に間違えられるほど外見がかなり可愛らしい。それ故、初対面の相手に対しては(相手が女性であっても)股間を見せて男であることを証明するという悪癖がある(無論アニメではNG判定され、旧アニメでは木刀の竜こと梅宮竜之介がトイレの中で性別を知る描写に差し替えられている。新アニメでは蓮が普通に男である事を見抜いた為、描写そのものがカットされた)。
能力
O・Sモルフィン
リゼルグの最初のオーバーソウル。媒介は腕の装置に付けられたペンデュラム(=振り子)とそれに繋げられているワイヤー。
ペンデュラムのみならず、ワイヤーもO・Sの影響下にあるため、遠~近距離まで万能に対応できる。
また、ワイヤーを利用することで某蜘蛛男のように空中を自在に動いたり、安全ネットを作ったりすることも可能。
基本的な技は「ホーミングペンデュラム」で、この技は人間の「気」を感知することで確実に対象を貫くように追尾する。この技を避けることはかなり難しいが、防御や迎撃することは可能である。また、前述した「気」を隠す技術を持っていれば、完全に無力化することもできる。
このO・Sでの必殺技は「ビッグベンワイヤーフレーム」で、ワイヤーであやとりのようにロンドンのビッグベンを作り、それで攻撃する。この技のワイヤーはペンデュラムがリゼルグの手元にある限り、いくら斬っても断てないようになっているようだが、vs葉ではその性質が何故か機能しなかった。(恐らく精神的動揺が原因。)
本来、このO・Sはダウジングマシンとして使うものであるため、探し物をする際にはかなり有用。ただし、リゼルグは初登場時点ではまだ未熟なため、人間しか探すことができない。
O・Sゼルエル&モルフィン
リゼルグがX-LAWSに加入したことで手に入れたオーバーソウル。
媒介は手の平サイズでポケットにも収まる小銃リゼルグデリンジャーから射出される弾丸。
「神の腕」とも呼ばれる力と、戦を司る天使。隠された経典を監督する天使でもある。
もともと機動力のある天使だが、モルフィンを操縦席に多重にO・Sすることにより人では認識不可能な超速度での行動を可能にした、スピード特化型天使。その速度は移動だけでなく、手に持つ剣による攻撃にも適用されている。ベース車両はレースマシンのエリーゼスポーツ。
ゼルエル単体の霊力は10000。
また、飛行能力も持っている。
甲縛式O・Sマステマ・ドルキーム
地獄の修行でパスカル・アバフにより鍛えられ身に着けた、ゼルエルとモルフィンの力を併せ持つ攻防一体型の複霊甲縛式O・S。媒介は(おそらく)ペンデュラム。
マントから伸びる八つのペンデュラムのO・Sは全方位への攻撃、防御、探査に加え炎の属性攻撃を持ち、全身を覆う防具形態のO・Sは硬く、どのような攻撃も寄せ付けない。ハオに対する憎しみと復讐に囚われる未熟さを乗り越え、怒りも理性の制御下に、あるがまま己を受け入れたリゼルグの、無慈悲な破壊の力と無限の慈しみの力を体現する炎の心のO・S。
必殺技は地獄の炎で敵の全身を焼き尽くす「火葬(ハルヴァヤー)」。
O・Sスピリット・オブ・ファイア
詳細はハオのページを参照。
O・Sエンジェル・アドベント
旧アニメ終盤にて登場する、旧アニメオリジナルのO・S。
X-LAWSの生き残りであるクリス・ケビン・ミィネの三人がハオの弱点を探るべく捨て身の戦いを挑んだ際、戦いで死した仲間の魂を喰おうとするS・O・Fに抵抗したリゼルグが生み出したO・Sの最終形態。モルフィンが昇華したその姿は、X-LAWSの同志達が操っていた天使達によく似ている。
「仲間を護りたい、それが僕の正義です!!」