曖昧さ回避
- 人名。英語圏の名字。「Deringer」、「Derringer」、「Dellinger」、「Dillinger」にカタカナを当てたもの。
- 銃身に直接銃弾を装填する超小型拳銃。
- ジョン・デリンジャーの半生を描いた1973年公開のアメリカ映画。
- 通信障害を指す「デリンジャー現象」のこと。
- 『キャッツ・アイ』のアニメ2期OPテーマ曲。
- 『光速電神アルベガス』の敵組織。
- 『アイドル雀士スーチーパイ』の登場人物。→ セシル・デリンジャー
- 『ダイナマイト刑事』の登場人物。→ ブルーノ・デリンジャー警部補
- 『ONEPIECE』の登場人物。→ デリンジャー(ONEPIECE)
- 『電子戦隊デンジマン』のゲストキャラ。→ デリンジャー(デンジマン)
拳銃の「デリンジャー」
1865年4月14日、ヘンリー・デリンジャー(Henry Deringer)開発の超小型パーカッション式単発拳銃(.44口径)が、エイブラハム・リンカーン大統領暗殺に用いられ、この銃はフィラデルフィア・デリンジャー(Philadelphia Deringer)と呼ばれた。
その後、超小型拳銃の事をデリンジャー(スペルはderringer)と呼ぶようになった。
以下のような特徴が挙げられる。
- 手のひらに収まるほど小さい。
- 銃弾を銃身に直接込める。
- 単発・もしく数発しか打てず、飛距離もない。
各社から様々な製品が販売されたが、レミントン社のモデル95ダブルデリンジャーがベストセラーで、西部劇に数多く登場した。
現代でも一部の愛好家には謎の人気があり、ボンドアームズ社のようにほとんどデリンジャーしか製造していない銃器メーカーすら存在する。
威力、精度については製品によってまちまちである。デリンジャーは構造が単純で大型弾に対応しやすいこともあり、.44マグナム弾はおろか .50AE弾(デザートイーグルで使うアレ)や45-70ガバメント弾(レバーアクションライフル用の弾)に対応したものすら実際に販売されている。
.44マグナム弾と45-70ガバメント弾の二丁拳銃同時撃ちをキメるボンドアームズの社長。
フィクション作品への登場
女スパイなどが絶対領域……もとい太ももに隠し持っており、そこから取り出すシチュエーションは男のロマンである。
「ルパン三世」のOPでは峰不二子がデリンジャーから口紅を発射している。
ゲーム作品としてはリメイク版のバイオハザードにて護身用拳銃という名前で登場している。元々は洋館に隣接している寄宿舎に住んでいたアンブレラ社員が所有していた物で、自分がTウイルスに感染している事を知り、自決に使用した為か1発しか入っていない。しかも、リロード用の弾薬も無いため、使用してしまうと使い捨てのアイテムと化してしまう。しかし、威力は申し分無く、マグナムと同様の威力を持っている為かボス以外の敵であれば一撃で倒せる。その為か多くのプレイヤーはクリス編でレベッカを救出するだけの為に温存していたようだ。