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光速電神アルベガス

こうそくでんじんあるべがす

『光速電神アルベガス』は1983年3月から翌年2月にかけて放送されたロボットアニメ。
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概要編集

東映動画(現・東映アニメーション)と東映の共同制作。1983年3月30日から1984年2月8日までテレビ東京テレビ大阪テレビ和歌山サンテレビおよび地方の日本テレビ系列局2局、TBS系列局10局、フジテレビ系列局10局で放送された。全45話。


ガンダムのヒットにより凝った内容のロボットアニメ(いわゆるリアルロボット)が増えた為、敢えてロボットアニメの原点に立ち帰った路線に。宇宙からの侵略者デリンジャーと戦うスーパーロボットアニメである。

主役ロボの合体プロセスおよび主題歌の歌い出しは「ゲッターロボ」を意識したもの。学生3人組が乗り込む3体合体ロボット、ヒロインの父親がロボットを開発、さらにボスボロット的存在である「ゴリロボ」も参戦、というクラシックスタイル。

世界観も現代社会の延長上となっており、ロボット工学をはじめとする技術関連以外はいたって現代同様の生活背景となっているのが特徴。人情味あふれる内容となっており、そこから名エピソードが生まれている。


必殺武器のデンジン・サンバイ剣を構えて、敵メカを撃破する決め台詞は

この美しい地球を悪魔の手で汚す者は許さない!光速電神アルベガス!」。

まさしくスーパーロボットである。


…ここまでの説明だといかにも勧善懲悪なアニメと思われがちだが、デリンジャーの切羽詰まった台所事情や大作たちの学校生活と周辺の人物との関わりなど結構ディープな話が多く、勧善懲悪では片づけられない作品に仕上がっている。特に終盤でのデリンジャーの運命は儚さを感じさせる結末となっている。


実は、第29話と第30話の間に、第7話の再放送が実施された(古いアニメでは時折ある事)。


なお放映終了後の1984年3月にはセガ・エンタープライゼス(現:セガ)から本作の映像を使用したLDゲームが発売されている。

プレイヤーはアルベガスのパイロットとなり、デリンジャーを倒す内容となっているが、テレビアニメ版と同じ三体合体六変化のシステムの他にプレイヤーの操作によって画面がスクロールするシステムも採用していた。



関連イラスト編集

アルベガス


メカニック編集

アルベガス


キャラクター編集

円条寺大作

神哲也

水木ほたる


主題歌編集

2曲とも、作曲は渡辺宙明、編曲はいちひさし。

オープニングテーマ - 『光速電神アルベガス』

歌:MoJoこおろぎ'73 / 作詞:上原正三


エンディングテーマ - 『若さのフォーメーション』

歌:MoJo、こおろぎ'73 / 作詞:酒井あきよし


関連タグ編集

機甲艦隊ダイラガーXV(前番組)

ビデオ戦士レザリオン・・・同一スタッフが関わり、BGM等も流用されている。

セガ(本作のLDゲーム版を発売したゲーム会社)

シャッフルファイトマイナーだがスパロボより20年以上前にこちらのコンパチヒーローに参加していた。

スーパーロボット大戦X-Ω(アルベガスが初参戦するスパロボ。こちらも開発にセガゲームスが関わっている)


こちら葛飾区亀有公園前派出所90年代に超合金を扱った回にて、本作に触れられている。作中で両津勘吉アルベガス合体ロボットもののキワモノ的存在として挙げており、メカニックのデザインが没個性で、これではレゴブロックのようであると評価している。

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