ゲヘナの拷問官、ザバーニーヤに御座います。この身は法を執行するただの槍――上手くお使い下さいませ、我が主よ
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イスラームにおける地獄の天使たちザバーニヤ
アラビア語ではザバーニーヤではなくザバーニヤ(زَبَانِيَة, Zabāniyah もしくは Zabāniya)と発音。イスラム教において、地獄(火獄)の管理を担当する19の天使らをまとめて呼ぶ名称で、単数・1体(1人)の名称については諸説ある。動詞زَبَنَ (zabana, ザバナ, 押す・押しやる;投げ落とす、放り投げる)が由来で、意味は『(火獄へと人々を)押しやり突き落とす者たち』。
全部で19おり神に命じられた職務を忠実に全うする存在。その体は極めて大きく、人々を燃え盛る炎の中に突き落とす任務を遂行するため情けに類する感情を持たず非常に容赦の無い苛烈な性格をしているとされる。
彼ら19の天使の上に立つのが地獄(火獄)を統括する天使マーリク(مَالِك, Mālik, 「所有者・統治者・統括者」の意)で、預言者ムハンマドの言葉によるとマーリクは笑うことを全くしない天使だという。
創作作品では
ハサン・サッバーハの宝具名に採用されており、彼らが全部で19人存在するのもザバーニーヤの数に倣っている。
劇場版に登場するガンダムサバーニャの由来になっている。