声:山口由里子
概要
ヴァドスは、テレビアニメ『ドラゴンボール超』に登場するキャラクター。
第6宇宙の破壊神シャンパの付き人を務める天使で、ウイスの姉。全王に仕える大神官は父。杖の一振りで星を消滅させる実力を持つ。
美人だがシニカルな性格で、やや棘のある物言いをし、主であるシャンパに対しても皮肉な言動は健在だが、同時に極めて忠実であり、シャンパの命令は必ず実行してしまう。
「破壊神シャンパ編」では、シャンパの命令により、彼が目を付けた第7宇宙の星を次々と破壊している。界王神達が警戒していた星の消滅は全て彼女の仕業である。
実はヴァドスはシャンパが目を付けた星が目当ての星であるかどうか、破壊する前から判断できる。
しかし、シャンパは自分の意見になど耳を貸さないだろうと判断しており、結果的に無関係と知りつつ、多くの星を破壊し続けている。
星を破壊する際には笑顔すら見せており、ある意味シャンパ以上に不穏な印象の人物。
またフロストの素性を知りつつ第6宇宙の戦士として連れてくるなど、下手な悪人より悪いことをしている…ような。
料理は上手くないらしく、シャンパからは「お前の料理は糞不味い」と責められているらしい。ちなみに、シャンパはベジータたちが「ただのゆで卵」と評するドンドン鳥のゆで卵を大絶賛しているあたり、シャンパの口が肥えているわけではないと思われ、ヴァドスの料理は実際に不味い可能性が高い。
全王が登場した際にはシクシクと演技しながらシャンパの素行を全王に暴露していた。
マルカリータとは、何らかの因縁があるらしく、力の大会の際には共に冷や汗をかきながら牽制しあっていた。
なお、作中ではっきりとは言及されていないが、「“未来”トランクス編」での未来トランクスがいる世界では、全宇宙の界王神がゴクウブラックによって殺害され、界王神と対となる(命を共有している)破壊神も全員死亡した。天使は従事する神が身罷ると次の神が誕生するまで機能を停止するため、ヴァドス自身も無力化されている(『超』第63話)。
名前の由来はお酒つながりでカルヴァドス。
漫画版
Vジャンプ連載の漫画版ではアニメに先駆けて登場。
1000年前はウイスの師匠だった。現在も実力は自身の方が上であると豪語するなど自信家である。
シャンパの体型を揶揄するなど毒のある物言いも。
ゲーム
ドラゴンボールゼノバース2
本編には登場せずジャンパと共にDLCキャラとして登場する。
「∞の歴史編」ではビルスやウイスをパートナーに連れて行くと、別の時空から連れて来られたヴァドスが登場。そのまま戦いとなる。
ウイスとの掛け合いでは「実力に差があったのは1000年も前の話」と言われ、弟から「今は違う」という意味合いで戦いを挑まれる。
ドラゴンボールヒーローズ
シャンパと共にドラゴンボールヒーローズGDM8弾でカード化。必殺技に破壊の鎮魂歌という技を使用する。
関連イラスト
関連タグ
ドラゴンボール ドラゴンボール超 宇宙の神々編 破壊神シャンパ編