概要
CV:緑川光
おかっぱ頭で整った顔立ちの優男風の天使で、知的な天才児タイプ。ローブの色は青色。担当する第9宇宙の破壊神シドラに付き従っている。彼もまた大神官の子供であり、ウイスなど他の宇宙の天使達とは兄妹の間柄。
シドラはおろか界王神ロウも神としてあるまじき問題人物であるため、彼らの前では表にこそ出さないが、二人には心底呆れ果てている。それもあってか、ほぼ常に冷めた目で物事を見ている。
名前の由来は、カクテルの一種である“モヒート(Mojito)”から。
活躍
他の宇宙の界王神・破壊神・天使らと同じく、「宇宙サバイバル編」第78話で初登場。
『力の大会』の前哨として行われた、第7宇宙と第9宇宙による「全覧試合」にて、ロウとシドラ、トリオ・デ・デンジャーズと共に訪れ、試合を観戦した。
試合終了後は、シドラとデンジャーズの面々と共に『力の大会』の選手スカウトに向かっていたが、開始4時間前になっても選手が集まらず、挙句訪れた惑星にて暴動が起こる有様には、流石の彼も珍しく怒りを露わにした。
後に第4宇宙の破壊神キテラの進言を受けたシドラが、ロウと共に第7宇宙の地球襲撃を決行した際には、(それを止める事もなく)彼らの後方でやれやれと呆れた様子を見せている。
そして、『力の大会』で第9宇宙が消滅させられた時には、見限っていた神々らから解放されたためか、静かな笑みと共に皮肉めいた言葉を紡いでいた。
「あーあ、第9宇宙担当だった私が一抜けですか……まあ、順当なんですけどね」
後に、大会MVPになった17号の超ドラゴンボールへの願いによって消滅した宇宙は全て復活したのだが、天才肌の彼がその結果や全王の真意を見越した上での上記の発言であったのかは不明。
なお、「“未来”トランクス編」での<未来トランクスのいる世界>の時空においては、ゴクウブラックことザマスにより全ての界王神、すなわち界王神ロウと命を共有しているシドラが死亡したため、天使の“仕える破壊神が死亡した場合、後継の破壊神が誕生するまで機能停止する”という制約により、彼もまた生命活動を停止している。
漫画版
漫画版では、破壊対象となった惑星にシドラとロウと共に訪れたのが初登場。この時に破壊神および界王神召集の連絡を受け、それをシドラに伝えている(アニメ版を合わせると、何気にシドラと直接会話したシーンが描かれたのはこれが初めて)。
『力の大会』で第9宇宙が消滅した際は、アニメ版のように特に皮肉も無く、ため息をついていた。