誘導分岐
ポップンミュージックのキャラクター→アブラハム(ポップン)
概要
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教における預言者であり、三宗教の総称である「アブラハムの宗教」の名の由来となっている。
シュメール人の母を持つハーフであり、妻のサラもシュメール系の血を引いていたとされる。
聖書におけるアブラハム
バベルの塔の事件のあと、人類の中から神に選ばれ召命を受けた人物。
生まれた時の名前はアブラム(「群衆(多数のもの)の父」という意味)だった。
神から祝福を受けた際に、アブラハム(「信仰の父」という意味)と戒名する。
彼は神に命じられ、現在のパレスチナに相当するカナンの地へと向かう。
その土地で彼の子孫は星の数のように増える、と告げられた。
創世記ではその後、彼の孫ヤコブから12の氏族に分かれている。
YHVH信仰の祖であると同時に、イスラエルの民の祖とも呼べる人物。わが子イサクを、神に命じられるまま捧げようとし、天使に止められ、神から信仰心を認められる「イサクの燔祭」のエピソードは有名。また、聖書によると生まれた男児の包皮を切り取る割礼も、神が彼に命じたことである。
クルアーンにおけるイブラーヒーム
『クルアーン』ではアラビア語形のイブラーヒームの名で登場する。
メッカにあるカアバを息子イスマーイール(イシュマエル)と共に建設した。
預言者たちの中でも特に重要な五大預言者の一人とされ、ムスリム男性の名前として使われる事も多い。
アブラハム契約
創世記 12:1〜3
主はアブラムに言われた。
「あなたは、あなたの土地、
あなたの親族、あなたの父の家を離れて、
わたしが示す地へ行きなさい。
そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、
あなたを祝福し、
あなたの名を大いなるものとする。
あなたは祝福となりなさい。
わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、
あなたを呪う者をのろう。
地のすべての部族は、
あなたによって祝福される」
- ハーベスト・タイムの動画。アブラハム契約について解説されている。
関連動画
- アブラハムの宗教と言われるだけあり、世界中を回っている石川秀和牧師も、「イスラム教の人たちと話すときはまずアブラハムの話から始めます!」と、動画内で言われている。