ウォフ・マナフ
うぉるまなふ
- グランブルーファンタジーに登場する星晶獣のウォフ・マナフについてはこちらで。
- 神姫PROJECTにも同名人物は存在する。専用タグがない、該当イラストはR-18のみなので、現状では誘導は行わない。
ヴォフ・マノとも表記される善神アムシャ・スプンタの一柱。
その名は“アヴェスター語”で「善い思考」を意味するとされており、“パフラヴィー語”ではワフマン。“現代ペルシア語”ではバフマンと呼ばれ、善悪の分別を司るとされる。
悪神アカ・マナフと敵対しており、アムシャ・スプンタではスプンタ・マンユに次ぐ地位(あるいは最高位)にあるとされており、自身の霊をアフラ・マズダーに移して自らの霊的な進化を果たしたといわれている。
伝承によれば、最初にザラスシュトラの前に現れ、彼をアフラ・マズダーの元へと連れて行った神であり、人間の善行と悪行を記録し、裁きを下す役割を持ち、死後の世界で人間たちを最初に出迎えるのもウォフ・マナフであるとされている。
また、中世以降では家畜を守護する神とされていたという。
女神転生シリーズでは
『女神異聞録ペルソナ』にて登場。アルカナは「JUDGEMENT」(審判)。TCGでは種族「大天使」/アライアメント「LIGHT-LAW」の悪魔として扱われていた。
他のアムシャ・スプンタ同様にクリーチャー然としており、捻れた手足にトンボの翅を持ち、光輪で体を縛った奇妙な姿(公式絵/タロット共に同じデザイン)。
業魔に大ダメージを与える「ヒエロスグリュペイン」という物理スキルを習得できる上位ペルソナとして登場しており、TCGでも使用可能。
『ペルソナ5ザ・ロイヤル』では顧問官のコープMAX特典としてまさかの復活。
また、同作ではビヤーキーやハスターといった『ペルソナ』シリーズ産の悪魔が原作と同じデザインで登場しており、これは『ペルソナ3』以降の作品では非常に珍しいケースである(奇しくも、この3体は『真・女神転生トレーディングカードゲーム』で公式絵が公開されているという共通点を持つ)。
「顧問官」(男性の相談者)のアルカナが示すのは「理想」(正位置)と「知恵」(逆位置)とされ、ウォフマナフが選出されたのは「善の思考」を表す神だからではないかと思われる。
『デビルチルドレン』では種族「テンシ」の悪魔として登場した。そちらではツノを生やした姿をしており、従来のデザインとは全く異なる。