概要
アニメ・漫画のそらのおとしものに登場するイカロス・ニンフ・アストレアを始めとする天使の様な姿をした存在のこと。
語源はおそらくangel(天使)oid(~のようなもの)を組み合わせたと思われる
また、固体・武器の名称はギリシャ神話から引用されているのが特徴。
基本的に背中に羽が生え天使のような見た目で首輪をしている。
この首輪には鎖が付いていてマスター(主人)とする人物に伸びて繋がっている。鎖を繋いでインプリンティング(契約)したマスターに対して服従する関係になるが、鎖が切れるとインプリンティングは解除される。
愛玩用、戦闘用、介護用等、様々な種類のエンジェロイドが存在し、主にシナプスで働いているが、イカロスが地上に落ちてきたことから地上へ来る機会が増え、地上に暮らすようになったエンジェロイドが出るようになる。
エンジェロイドについて詳しいことは謎とされ、風音日和に関してはダイダロスが「同胞を改造」と言ってるが、他のエンジェロイドに関しては「空(シナプス)の製品」だと本人たちが言っている程度。詳しいことは彼女たちの中でも最重要機密として扱われているため、詳しく語ることができないが、人間と同じく風邪をひくらしい・・。
基本的には内部が機械構成らしい描写が見られることからアンドロイド(ガイノイド)のようなものと推測される。
第一世代
イカロス・ニンフ・アストレア・ハーピーその他量産型(作中ではオレガノのみ)
特徴の一つとして機能をたくさん積めない。例えば、
- 戦闘・戦略特化型のイカロスは電算能力と戦闘能力が高いが感情制御が低いので上手く笑えない。
- 電子戦特化型のニンフは電算能力と感情制御が高く戦闘能力が低いので生体ハッキング等使い勝手が良い能力を持ちながら、戦闘は苦手。
- 近接戦闘特化型のアストレアは戦闘能力と感情制御は高いが電算能力が低くなっており、お馬鹿で頭がよろしくない。
といった具合である。
また、彼女らは空の賢者ダイダロスがその手で生み出した存在でもある為、ダイダロスは彼女らを「娘達」と呼んでいる。
第二世代
空のマスターによって作られた第一世代とは異なる性能を持つエンジェロイド。基本的に性能で第一世代を凌駕するか、第一世代に見られない機能を搭載していることが多い。
その一号であるカオスはエンジェロイドにとってタブーとされる夢に入り込むことが可能で精神攻撃を得意とするが、遠近戦闘のどちらもこなす高い戦闘能力も誇っている上、特殊機能も備えている。
アニメ版では一時期大人に成長したがダイダロスの計らいで元に戻った。
なおZ(ゼータ)(風音日和)に関しては元シナプス人であり、後天的にエンジェロイドとなった為、どちらの世代に当てはまるかは不明である。(詳しい事はリンク先を参照)
余談
同作者のプランダラに登場するアルシングという多数決で選ばれた事象を強制的に実行するという作中の重要アイテムが
非常にエンジェロイドと似通ったデザインをしているが名言はされておらず関連は不明である。
(首輪とインプリンティングの鎖がはっきりと確認できる。
独自の特徴としてはテミスの天秤のようなものを持っている)
「空から降ってきた」という点も共通している。
多数決を強制的に実現する圧倒的な能力を持ちそれを使い作中の舞台である浮遊大陸アルシアを300年に渡って維持し続けていた。
とはいえかなり無理はしていたらしく作中のラストで消滅した。
能力的にはそらのおとしもの世界の第2世代エンジェロイドを超えていると言って良いかもしれない。