概要
作者の初期ジャンルであるファンタジーに回帰した作品でもある。煽り文は「ヒロイックファンタジー」。
「月刊少年エース」(KADOKAWA)2015年2月号から2022年6月号まで連載。単行本は全21巻。
前作『そらのおとしもの』同様、小鳥に関連した用語が使用されている他、戦争や食料危機、資源枯渇など、前作以上にハードなテーマを扱っている。
タイトルにもなっている「プランダラ」とは「略奪者」のこと。
あらすじ
アルシア歴305年…大戦争後の世界で、その二人は出逢った。消えた母からの遺言で人を捜す少女・陽菜。仮面を被り素性を隠す剣士・リヒトー。少女を救うため剣士が振るう長剣の煌きが、世界の闇を切り払う。
導入
体に刻まれた数字・カウントの増減によって人々の力関係が決定される世界。カウントが0になったことで“アビス送り”となった母の言葉を胸に「伝説の撃墜王」を探し続ける少女・陽菜が出会ったのは、アルシア王立軍に追われる軽薄で挙動不審で仮面でカウント-999の男・リヒトー。
莫大なカウント補正をもたらす違法カウンター「バロット」を母の形見として持ち歩いていたために星奪戦に巻き込まれる陽菜を助けながら、撃墜王を「ただの人殺し」と呼ぶリヒトーもまた、撃墜王の印たる白星の刻まれた大太刀を手にしていた。
アビスから湧き出す廃棄戦争の残滓と、時間の止まった撃墜王たちが背負う「略奪」の宿命。その起源は、世界が資源争奪戦へと突き進み始めた300年前――日本の第13特設軍学校に遡る。
登場人物
主要人物
第13特設軍学校
第13特設軍学校Aクラス
撃墜王
その他
- ペルモ(CV:遠藤綾)
テレビアニメ
2020年1月から同年6月にかけて(いわゆる2クール)テレビアニメが放送された。まだ原作が終了していない事もあり、王都に向かう所で終了した。
アニメーション制作はGEEKTOYS。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」や「俺、ツインテールになります。」を手掛けた神戸洋行が監督を務める。
音楽製作は日本コロムビア。
アニメラジオ
プランダラジオ
リヒトー役・中島ヨシキと陽菜役・本泉莉奈との二人ラジオ。放送局は音泉。
関連タグ
プランダラ500users入り プランダラ1000users入り
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