CV:関俊彦
概要
アルシアの軍隊とは別の特務部隊の隊長兼総統閣下(300年前は少佐)。
容姿は細めの優男でメガネ(モノクル?)をかけており、300年前には軍学校の学長を務める。
リヒトーを一目おいており、リンデンでの作戦失敗時には彼を連れてくるよう部下に指示していた。
数少ない議会に同期できる人間で、リヒトー達「撃墜王」を騙し、バロットの力でアルシアを造り上げた。
本名は「シュメルマン=バッハ」。実は密かにリヒトーを養子にしていた。
特務部隊
シュメルマンがアルシア創立時に組織した部隊。主に要人の暗殺、誘拐、諜報の他、アルシア民の管理も担っている。組織構成は下級部隊と上級部隊分かれており、後者は前者の始末を任されている。
また部隊ごとに色分けされており、下級部隊は黒服、上級部隊は白服である。
クローン部隊
シュメルマンが特務部隊とは別に組織した部隊。全員が過去のAクラスのクローンである。
おそらく、リヒトーたちへの牽制のためだったと思われる。
全員がリヒトーたち撃墜王を模した能力と、それ以上の戦闘力を持つ。
ただし、ハンデがあったとは言え、リィンには敵わなかった。
個々は強力だが、団結力に欠けており(道安曰く「戦車に乗った赤ん坊」)、リヒトーと道安の連係プレーに圧倒されている。
各々の事は互いに番号で呼び合っている他、シュメルマンの事は「パパ」と呼んでいる。
能力
能力は未知数でバロットなしでも使用できる。
過去でオリジナルバロットの実験の際には暴走したマウスを氷漬けにしたり、周りに重圧をかけたりしている。
また、ペレと対峙した際にはリヒトー並の速さと時風以上の剣撃で彼を圧倒している。
過去
幼少の時に母親から虐待を受けており、自分を殺そうとした母親を殺害(その時に殺意に目覚めた)。
その後成人し、軍隊に入隊、一般女性と結婚するが、子を成せない事を悲観し妻が自害。
この時から「子供に絵本を読ませたい」と願うようになる(実際に初登場時と過去の入校式、授業、訓練時には絵本を読み聞かせていた)。
また、少々ズレているところもあり、生徒達の身体的特徴を調べるために男女問わず風呂を覗いたり、事情を知ったリヒトーに養子になる事を持ちかけられた際には、「パパと呼んでほしい」と涙ぐんだりしている。