道安武虎
どうあんたけとら
CV:日野聡
リヒトーの同級生で、いわゆる｢いじめッ子｣。
カエルのような顔立ちをしている。
実家は裕福らしく、リヒトーを含めた坂井家に土地を貸したりしていたらしい。
リヒトーにいっぱいくわされて以来、彼に因縁をつけるようになる。
300年後はアルシアの特務部隊に所属している(階級は少将)が、実際はシュメルマンの策略で園原を人質にとられたため、彼女を守るために入隊したにすぎない。
なお、上官であるシュメルマンを｢ロリコン｣と称するなど、上下関係はあまり気にしない模様。
経緯は不明だが廃棄戦争時にはリヒトーの相棒をしており、シュメルマンの遺伝子を注入しすぎたため子供を殺せないリヒトーの代わりに洗脳された子供を殺していた。
その時に｢戦争を終わらせる｣とリヒトーと約束を交わした。
彼の存在はリヒトーが「戦争中にも決して一人ではなかった」と語っている。
300年後、その約束を破ろうとしたリヒトーを殺害したが、殺しきれず復活したリヒトーと再び対峙、殴り合いの末に敗北。｢楽園の壁｣の存在を彼らに伝え、その場を去った。
その後しばらく行方をくらましていたが、園原の危機に駆けつける。
自分より強いクローン部隊相手に園原への想いをにじませながら相打ち覚悟で能力を発動しようとするが、直前でバロットを取り戻したリヒトーが乱入。見事な連係プレーでクローン部隊を圧倒する。
以降、リヒトーたちと行動を共にする。
大柄な体格と風貌も相まって横柄かつ横暴な人物であり、女子に対しての暴力はおろか自分の立場を利用して脅迫することも日常茶飯事であり、リヒトーの「殺さない軍隊」という理想主義も吐き捨てるなど周りからの印象は最悪の一言。
だが、それは後述の過去で荒んでしまった結果であり本来の彼は実直で不器用。一度信頼に値した人物のためならで汚れ役になることも厭わない偽悪的な性格。
リヒトーや時風に対しても露悪的な態度を取っていたが、自分の見た目ではなく素行の悪さだけに憤りを覚えて立ち向かった彼らを内心では認めていた。
｢重撃｣の撃墜王の異名を持ち、｢重力｣を操る事ができる。(本人曰く、｢他人を屈服させたい｣という気持ちの表れらしい。)
閃撃の撃墜王の天敵
なお、本気を出すと自分も無事では済まないため、普段は力を抑えている。
