概要
集英社『月刊ヤングジャンプ』にて、2008年6月号から最終号（2010年9月号）まで連載されたお色気ゴルフコメディ。単行本全5巻。
あらすじ
極度のあがり症で万年予選落ちの新米ゴルファー・葉山そなた。
そんな彼女が「提供するウェアを着用して試合で勝つこと」を条件に契約を持ちかける謎の会社と契約をするものの、試合当日に用意されたその服は何とコスプレ衣装で…!?
登場人物
葉山そなた（はやま そなた）
主人公。バストサイズ108cm（黒光の目測による推定）の巨乳の持ち主。
デビューして2年目のプロゴルファーにして、両親が残した赤字だらけの葉山ゴルフクラブのオーナーだが、極度のあがり症なせいで試合ではOB率断トツの駄目ゴルファー。ボールを打つ時は心の中で「ごめんなさい」と謝りながら打つ。
しかし元々の技量は素晴らしいものであり、際どいコスプレの恥ずかしさにも耐えながら次第に実績を残していく。
単衣孝二郎（ひとえ こうじろう）
そなたのスポンサーである単衣服飾興行株式会社・単衣虹色工房部・代表取締役。同じく単衣コンツェルンの会長を務める誠一郎を兄に持つ。
以前はプロゴルファーであり、15年前は日本人初のマスターズ制覇に最も近いと言われた天才ゴルファーであった。兄の誠一郎、日本女子プロゴルフ連盟の樋渕綾子（ひぶち あやこ）と共にゴルフをしていた他、黒光とは旧知の仲。
佐野由美（さの ゆみ）
孝二郎の秘書。そなたのスポンサーになってからは彼女のキャディーとして活動することが多い。真面目な性格で、孝二郎の「業務命令」には逆らえない体質になっており、命令されるたび辱められている。
田舎の出身で五人兄弟の長女で、兄弟には「OLになる」と言って田舎を飛び出した。
貧乳に強いコンプレックスを抱いており、それをネタにセクハラを受けることが多い且つ、セクハラに対してツッコむ時の戦闘能力は凄まじく、あらゆる武道を極めた黒光すら一撃で倒す程。
瀬道鷹（せどう たか）
熊本のチャリティーゴルフ大会におけるそなたの最初の対戦相手にして、日本屈指のロングヒッター。
着痩せするタイプの隠れ巨乳である。
円宗寺天華（えんそうじ てんげ）
ステップアップツアー・ソドムカップにおけるそなたの対戦相手。大金持ちのお嬢様であり、ドSな性格。幼少時はフェンシングをやっていたが、執事の黒光に勧められゴルフに目覚めた。
黒光（くろみつ）
天華の執事兼キャディー。黒服の下にブーメランパンツしか履いていないという変態。
プロゴルファーだったが、20年前に事故で右目が視えなくなり、プロの頃にレッスンをしてあげた円宗寺家の先代に拾われた。執事として雇う代わりにゴルフを諦め、天華の世話に専念することを約束したが、諦めきれず天華に口八丁でゴルフを始めさせた。しかしその事に罪を感じ、償いのために天華を賞金女王にしようとしている。
三乃木啓助（さんのぎ けいすけ）
会社帰りにチラッと寄った電器店のTVに偶然映っていたそなたの姿に惚れ込み、ファンになった青年。
72回ローンで買ったカメラでそなたを撮りブログに掲載する毎日を送っていた。ある時そなたの「野いちご」の写真を撮ってしまい、誠一郎に2億円との取引を交渉されるがファンであるが故に断った。
その後、誠一郎の圧力によって会社を解雇処分された挙げ句、家を取り壊されてしまい、途方に暮れ倒れていたところをそなたに発見され、そなたの好意で彼女の家で同居を始める。
単衣誠一郎（ひとえ せいいちろう）
単衣コンツェルン社長。孝二郎の兄。
元々は孝二郎に協力するはずだったが、来年度の会社の純利を5%占めなければ部署を廃止することを決定するなど突然厳しくなる。
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