概要
水沢夢によるライトノベル作品。通称『*俺ツイ*』。イラストは春日歩(20巻のみbun150も担当)。ガガガ文庫より出版。
第6回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。
作者の限りないツインテールへの愛が溢れすぎる作品。
本編の1~19巻に加え、
元々アニメ円盤の特典小説だったものを新たな描き下ろしも加えて第4巻と5巻の間に起こった物語として再編した番外編、第4.5巻と、
19巻の後日談を後述するコラボキャラクターをも巻き込んで語ったエピソード、第20巻も合わせて、合計21巻が発行されている。
第20巻では同作者の別作品の『ふぉーくーるあふたー』、『双神のエルヴィナ』より主要キャラたちがゲスト登場している。
実は元々『ふぉーくーるあふたー』とは世界観を共有しているため、別の姿で登場するキャラクターや両方に登場するキャラクターがいたりもする。
2022年11月には10周年メモリアルを記念した21巻をリリース予定。作者曰く「Vシネ枠」との事。
あらすじ
人間の精神エネルギー『属性力(エレメーラ)』。その中でも最高の属性力を持つツインテールを奪いに侵略してきた異世界の怪人軍団アルティメギル。
誰よりも強く深いツインテールへの愛をもつ高校生の少年・観束総二は異世界の科学者トゥアールに託されたツインテール属性装備『空想装甲(テイルギア)』を纏い幼女のツインテール戦士・テイルレッドに変身、異世界の変態達との戦いに身を投じていく……
登場人物
主要人物はツインテイルズを参照。
『属性力』を糧としするエレメリアンと呼ばれる怪人・怪物たちの組織。
エレメリアン自身は『属性力』を作ることが出来ず、属性力がなくなると消えてしまうので様々な異世界を渡り歩いて『属性力』の採取を行っている。
そして、アルティメギルによって採取されつくされた世界の人間は無感情、無感動となってしまう。
ただ、アルティメギルの怪人自体は見た目こそ怪物的であるものの騎士道、武士道を持つ者や人情的な者も多い。
それ以上に自身の持つ『属性力』に対して全力で情熱を注ぐ熱すぎる変態集団である。
なお、常日頃鍛練を怠らない者たちでもあり、『五大究極試練』として1年間、通販で買ったものが透明な箱に梱包されて送られてくる『スケテイル・アマ・ゾーン』なるものも存在する。
ロエル/リルナ/ロロリー
地球とは別の世界を守って戦っていた双子のツインテール戦士。
ロエルとリルナが合体した戦士としての姿がロロリー。特撮ヒーローチックなツインテイルズとは使用している技術そのものが根本的に異なり、魔法少女のような戦闘スタイルをとる。
アニメ化
2014年秋クールに、TBS、CBC、サンテレビ、BS-TBSにおいてアニメが放送された。放送終了後はdアニメストアなどのオンデマンドサービスで配信されている。
原作でいうところの1~4巻にあたるエピソードだが、一部の設定や描写に関して改変が見られる。
アニメスタッフ
監督 | 神戸洋行 |
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シリーズ構成 | 荒川稔久 |
キャラクターデザイン | 森田和明 |
音楽 | 高梨康治 |
制作 | プロダクションアイムズ |
声優陣に関する余談
スーパー戦隊シリーズのパロディだけに、アニメ版には敵怪人を初めとして戦隊に出演した声優が多く出演している。以下にその声優陣を挙げる。
なお、戦隊側の太字はアニメ『俺ツイ』終了後に演じたキャラクター、斜体は『非公認戦隊アキバレンジャー』のキャラクター、☆印は味方側のキャラクター、★印は顔出し出演である。
また、スーパー戦隊シリーズではないがフォクスギルディ役の関俊彦は仮面ライダー電王においてモモタロス☆を演じており、スーパー戦隊とも共演している。
関連イラスト
関連タグ
非公認戦隊アキバレンジャー:初期メンバーの男女比率と色分けが一緒、内田真礼が科学者ポジにいるなど共通点が多い作品。