「ど~れど~れぇ・・・アンタの心の中にあるものは~?トントン、っと」
「ああそうですか・・・ではスッキリしようかァー!ドーン!!」
プロフィール
登場回 | 第16駅「危険な臨時烈車」 |
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身長 | 195cm(巨大化闇暴走時身長42.9m) |
体重 | 183kg(巨大化闇暴走時体重402.6t) |
主 | グリッタ嬢 |
闇形式 | グハ1021-15 |
闇装備 | 粉砕系ビッグハンマー、夢幻系ミニハンマー |
闇駅名 | 悪夢ヶ丘 |
心の闇 | 具現化した夢を眼前で破壊される絶望 |
シャドー怪人蘊蓄 | 頭がつぶれているのは、長い戦いにおいて火の玉の出し過ぎによるもの |
CV | チョー |
スーツアクター | 大林勝 |
概要
『夢幻系ミニハンマー』で相手が大切に思っているモノ=夢を顕現させ、反対側の『粉砕系ビッグハンマー』で破壊する力をもつ、金槌系シャドー怪人。グリッタ嬢に仕える家臣の1人。
特殊能力もさることながらハンマー自体の破壊力も相当なものであり、脳内で想像した火球を具現化させて放ったり、敵の攻撃を打ち返したりするだけでなく、「ハンマースラッシュ」という必殺技も繰り出すパワーファイターである。
「シュバルツ将軍への恋慕」と「闇の皇帝ゼットと結婚させられる運命」との板挟みに苦しむグリッタの前に現れ、煩いを解消せんと能力でシュバルツを発現させて打ち壊そうとするも、彼女に止められてしまう。(シュバルツの幻はグリッタが呑み込むことで体内に戻した。このシーンは後の展開の伏線になっている)
この能力を見て面白いと感じたゼットの命を受け、主と共に人間界に侵攻する。
駅を乗っ取って「悪夢ヶ丘」に変え、ピンクダイヤモンドや壷といった人間の夢や希望を片っ端から粉砕し、闇を集める。トッキュウジャーとの戦闘では同じくハンマー使いの3号を変身解除に追い込み、彼女の夢を破壊せんと具現化させる。
しかし現れたのは見た目こそ可愛いが非常に天邪鬼で乱暴なゆるキャラ・マイッキーで、彼の頭突きを喰らって吹っ飛ばされてしまう。
その後シャドーラインに帰還し、ノア夫人から「マイッキーを破壊してミオから闇を集めよ」という指令を受けて再度出撃。
ミオとマイッキーを襲撃し、トッキュウジャーとの激闘の末ついにマイッキーの破壊に成功するも、それが逆にミオのイマジネーションを爆発させる結果に終わる。覚醒した3号の猛攻に押され、とどめを刺されようとするも、シュバルツの乱入に助けられる。
しかしシュバルツの真の目的は彼を利用して大量の闇を確保することであり、シュバルツは自身のクライナーにハンマーシャドーを接続、「乗った者が思い描いたモノが具現化する(そしてその夢を破壊して闇を創り出す)」夢の烈車を創りあげた。
子供たちをさらう中で乗り込んだトッキュウジャーのうち、トカッチとカグラ以外の3人を夢の虜にするものの、カグラの尽力によって3人が解放され、烈車も2号が運転するポリスレッシャーに止められてしまう。
その後烈車から降りた所、ハリセンに変化した「レインボーラッシュ・ハリセン100万発」を喰らい、幾度となくハリセンで叩かれて敗北。
直後に闇暴走を起こして巨大化。火球攻撃こそ効かなかったものの、馬力にモノを言わせたハンマー攻撃で超トッキュウオーを追い詰める。しかし「ハンマークラッシュをわざと受け、空中で分裂することでダメージを分散、再度上空で合体してハンマーを打ち落とす」という作戦により劣勢に追い込まれ、最後は超トッキュウオーフルバーストフィニッシュを受け爆散した(その際「俺が打ち砕かれるなんて、ハンマリだー!」と叫んでいる)
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余談
闇形式の由来は「鉄槌」の語呂合わせ。
不慮の事故や主も本人も知らなかったがシュバルツのクライナーに繋がれたことで結果的に主から与えられるはずであった本来の命令(シュバルツの支援)を遂行した稀有な怪人である。
声を演じたチョー氏は前作にてデーボ・ヤナサンタの声を演じており、次回作では妖怪ウンガイキョウの声も演じている。
関連タグ
ユニコーンヤミー:夢を具現化させて壊す作戦を展開した怪人つながり。