データ(プロフィール)
概要
新次元頭脳改造地下真帝国バロスwが獣拳戦隊ゲキレンジャーの敵・三拳魔をモチーフにツー将軍が生み出した怪人。
ゲキレンジャーの拳魔が各々が抱える負の感情を己の力に変えていたように、ムトウムシテもまた「恨み」の感情を力の源としている。
使用リンギ
わざわざ岡本美登に高い金を払ってモーションキャプチャーをしてもらい、彼がスーツアクターを担当した戦隊の幹部たちの技や武器をコピーする「秘伝臨技・温故知死」が武器。
劇中披露されたのは以下の通り。
- 温故知死84年・射撃
『超電子バイオマン』のバイオハンター・シルバのバイバスターの射撃。
- 温故知死85年・ブルバドス
『電撃戦隊チェンジマン』の副官ブーバの剣。
- 温故知死86年・ガルドロッド
『超新星フラッシュマン』のボー・ガルダンの武器。
- 温故知死87年・火炎放射
- 温故知死88年・カットアッシャー
- 温故知死02年・巌流刀
『忍風戦隊ハリケンジャー』のサーガインの武器。
活躍
タンクトップ姿の怪しい人間に化けツー将軍の行方を探るアキバレンジャーの前に現れた、正体を現し妄想世界で交戦状態に入り、秘伝臨技・温故知死を駆使して敵を圧倒する。そこへ邪妄想したマルシーナが加勢に加わると、逆にやる気を失ってしまう。ならばとツー将軍はムトウムシテにマルシーナへの攻撃許可を与え、2人がかりで彼女を攻撃、マルシーナをアクリル板で作った氷の棺に封じ込めた。赤木信夫は「ボスが幹部を処刑するのは敗北フラグ」と勝利を確信するも、ツー将軍はムトウムシテこそが真のバロスwの幹部であると言い返し、ムトウムシテはシルバの技で敵を圧倒し撤退に追い込んだ。
その後、ムトウムシテの技は岡本美登の動きを吸収したものである事を知ったアキバレンジャーの元に再出現し、再び温故知死を繰り出すが岡本の動きと共に彼の「散る美学」も吸収している事を見抜かれており、悪の幹部が散る場面に相応しい夕日のセットを横山優子と石清水美月に用意され、さらには超アキバレッドが再現した新堀和夫の剣筋を受けた事で中に眠る「散る美学」が暴走、最期はジュウレンジャー・ダイレンジャー・ハリケンジャーの大それた力を合体させたダイソレタバズーカを自ら受け、夕日をバックに爆死。その余りにも岡本美登らしい最期にツー将軍は感涙した。
余談
作中でも指摘されているが、スーツはテントライジャーの色変えである。