「新世紀の次元獣!ユルキャラジゲンで~す!」
CV:桃井はるこ
概要
モチーフはゆるキャラ+次元獣(鳥人戦隊ジェットマン)から。
ツー将軍がケチを付けたゆるキャラを(勝手に)リメイクする形で作り上げた怪人。外見はゆるキャラというより萌えキャラ。だがそのツルツルでテカテカな外見は奇しくも赤木信夫の嗜好にどストライクであり、彼が戦いに集中できない原因でもあった。
必殺技は、当てた対象をその人物の嫌いなものにする「嫌いなモノになれ光線」、両手から雷を発射する「ユルリンサンダー」。
性格としては天真爛漫で、敵であるアキバレンジャーにも優しく振舞う。しかしながらお約束で戦隊側に優しくする怪人は必ず凶悪な本性を抱えている…ということはなく、ただ本当に純粋無垢である。これはツー将軍が「正体さえ用意しなければ倒しようがない」という、お約束を逆に取った作戦であった。
しかしながら怪人であることには変わらず、可愛いが故に腹黒い上に戦闘能力も普通に高いので油断ならない。短く言えば、一般的な怪人にある"残虐さ"を"可愛さ"に変えた「だけ」の怪人である。
バロスwの怪人の中では唯一スーツが別怪人に流用されなかった。
活躍
秋葉原にて「好き嫌い撲滅キャンペーン」としてチラシや大銀河時計を人々に配っていたが、自分の容姿を酷評した子供たちに嫌いなモノになれ光線を浴びせ、子供たちの嫌いなものになってしまう。
その光景を目撃したアキバレンジャーは変身して戦おうとするが、ユルキャラジゲンはお茶を振舞い3人をもてなし、とりわけレッドを相手に迫ろうとするが、上記のお約束を疑われ出した泣き顔にレッドのリミッターが限界点を突破し、手を取り合おうとするところに爆弾を設置し吹き飛ばす。
残り2人も自前の戦闘力で圧倒させるが、ここでアキバレンジャーの妄想力で呼び出されたちょこたんにより高い戦闘力で追い詰められるが、必殺技「ハイパーエナジースピンアタック」をレッドに止められたことを良いことに、嫌いなモノになれ光線でちょこたんをオクラに変化させ妄想世界から撤退させた。同時に自身もマルシーナと共に妄想世界から消えた。
その後妄想世界に再び現れ3人と対峙。アキバレンジャーによって顔を醜い顔をした袋に覆われるものの燃やして作戦を水の泡にさせ、アキバレンジャーを追い詰める。
しかし、博世に雇われた田中信夫の「心の眼を開くのだ」というナレーションをヒントにレッドのゴーグルと同形の紙を貼って見えなくさせることで弱点を克服され、最期は強化形態の「ムニュモエプロミネンス」を受け「散華の気概……紅蓮の焔へ、飛び込め~!!」と言い残し爆散した。
余談
CVを担当した桃井はるこは1期のOPの歌手を担当している。断末魔も1期のOPの一部である。