「俺達はザンギャック一のスパイ、スニークブラザース!」
CV:千葉繁(エルダー)、檜山修之(ヤンガー)、加藤英美里(シスター)
スーツアクター:佐藤太輔(ヤンガー)
データ
プロフィール:元々はトゲトゲの付いた小さな赤いボールのような姿の宇宙人
強化改造:肉体肥大化(ヤンガー)
特殊任務:ゴーカイジャー情報収集作戦
概要
宇宙帝国ザンギャックの行動隊長で、兄のエルダーと弟のヤンガーの兄弟。
ザンギャック一のスパイを自称する通り、エルダーは隠密行動、ヤンガーは戦闘が得意。兄弟二人強い信頼関係で結ばれており、テレパシーで意思の疎通を行う。
弟のヤンガーは全身をインサーンの手で強化され、全身を約6倍程度に肥大化する改造手術が施されており、人工的に製造された人型の戦闘ボディに寄生し、これを手足のようにコントロールして戦う。
活躍
インサーンのお気に入りの行動隊長で高い信頼を得ており、ダマラスの命令でゴーカイガレオンへの潜入捜査を開始する。
…のだが、ガレオンに潜入する方法と言うのが球体状のエルダーをヤンガーが空に浮かんでいるゴーカイガレオンに向かって投げつけるというローテクにもほどというものがあるものだった。
加えてヤンガーは遠投がからっきしで、何度も失敗しエルダーは海に落下。付き添いのゴーミンも呆れて暇をつぶし始めた。
エルダー「わざと?ちょっと!わざと!?」
ヤンガー「すまねえ、兄貴……」
その後、何とかガレオンへの潜入に成功し、ゴーカイジャーが大いなる力を探しているという情報を得られたものの今度はドアに挟まれる、お饅頭と間違えてルカにかじられると言った悲惨な目にあい続けた。
それでも身を隠して潜入捜査を続けたものの、ナビィのお宝ナビゲートにうっかりツッコミを入れてしまいついにばれ、ジョーにバットで殴られ吹き飛ばされていった。
地上にいたヤンガーにキャッチしてもらおうとしたがヤンガーが全然違う方向で構えていた為あえなく墜落。追いかけて来たゴーカイジャーにゴーミンを倒され、兄弟のコンビネーションで翻弄したがゴーグルファイブにチェンジしたゴーカイジャーのゴーグルリボンとゴーカイスラッシュを連続で受け倒された。
その後、ギガントホースから巨大化ビームを受けてヤンガーが巨大化。
エルダーは元々小さいため等身大化しただけで、エルダーに投げてもらったもののゴーカイオーがいつの間にか用意していたゴーカイバットでエルダーは空の彼方へ飛ばされていった。
残ったヤンガーは兄の敵を討たんと立ち向かったが、デカゴーカイオーのゴーカイフルブラストを受け爆死した。
その後の登場
ヤンガーは死亡したものの兄のエルダーは飛ばされただけで死亡はしておらず、『ゴーカイジャーVSギャバン』にて今度はシスターという妹(外見はスカートをはいたヤンガー)を引き連れて登場。
更に無数の兄弟(エルダー軍団)と共に魔空都市に現れ、ハリケンイエローとバトルケニアにチェンジしたゴーカイイエローとゴーカイグリーンを迎え撃った。それぞれ違う断末魔を放つが、場面が切り替わる前に一体が「ちば~」と叫んで倒されていた。
その後、魔空監獄の崩壊にシスター諸共巻き込まれ今度こそ死亡した。
『スーパーヒーロー大戦Z』ではエルダーがスペースショッカー、ヤンガーが宇宙犯罪組織マドーの怪人として登場している。
余談
モチーフは両者ともにウニ。
千葉氏は『忍者戦隊カクレンジャー』のチョウチンコゾウ以来17年、檜山氏は『侍戦隊シンケンジャー』のアベコンベ以来2年ぶり(余談だが両者は共に『五星戦隊ダイレンジャー』がシリーズ初出演で、それぞれ歌舞伎小僧とガマグチ法師および神風大将を演じた)で、加藤女史はこれが初のスーパー戦隊出演となる。
また、千葉氏は2年後の『獣電戦隊キョウリュウジャー』にてナレーション及び変身アイテムの音声で出演し、ドクター・ウルシェード役で顔出し出演もしている。
関連タグ
戸愚呂兄弟…千葉氏と檜山氏が共演していた作品の敵キャラ。弟の方が体格がデカく、共闘する時は兄を操作して戦うという共通点があるが、一方でこちらの(実の)兄弟仲はよろしくない。