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パワポケ

ぱわぷろくんぽけっと

携帯ゲーム「パワプロクンポケット」の略称、及び通称。メーカーはコナミ(パワプロプロダクション)。
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バンバン野球バラエティ!

誘導分岐

派生元であるコナミのTVゲーム『実況パワフルプロ野球』シリーズについてはパワプロを参照。

概要

1999年にシリーズ一作目が発売。
当初は前年に発売された『実況パワフルプロ野球5』(パワプロ5)の外伝という位置付けだったが、その後シリーズ化(※注1)。独自の世界観からなるストーリーを築きあげ、パワプロとは異なるファン層を獲得していった。

※注1.2003年(『実況パワフルプロ野球10超決定版』発売時点)以前にパワプロシリーズの一部たっだが、2004年に新シリーズ『プロ野球スピリッツ』の発足に伴い、実質上パワプロから独立になった。

ゲームボーイカラー(1,2)・ゲームボーイアドバンス(3~7・1&2・ダッシュ)・ニンテンドーDS(8~14(※注2))と三世代に渡って発売を続けた、隠れた長寿ゲーム。2011年12月発売『パワプロクンポケット14』でシリーズ完結が作品内でアナウンスされた。

※注2.シナリオの事情から後に単発作品扱いだが、DSソフト『パワポケ甲子園』はリリース時点でパワポケシリーズの1タイトルとカウントだった。

シリーズ完結してなお人気が高い、『パワプロ2013』のサクセスで出演したパワポケ発キャラが何人もいた(ほとんどパワプロ10参戦組だが、鬼鮫コーチほるひすが当作で初参戦)、『パワプロアプリ』もパワポケシリーズのコラボイベントを開催された。

発端

当時パワプロの制作に携わっていた藤岡謙治がチームを抜け、彼が中心となって発足した開発チームにより手掛けられた。独特のダークな世界観は彼の色によるところが大きい。氏いわく、

藤岡「ゲームボーイやらせー、ゲームボーイやらせー。」
赤田(当時のダイヤモンドヘッド(※注3)のリーダー)「じゃあやってみーや」
藤岡「それじゃあ、パワプロチーム抜けるから」

という感じだったそうな。(パワプロクンポケット大全より引用)
しかし、2021年のインタビューでは上からのお達しで携帯機での開発が始まったことになっている。

※注3.ダイヤモンドヘッド…パワポケ発足時点、コナミの社内プロダクション、前述の『プロ野球スピリッツ』の発足に伴い「パワプロプロダクション」に改称する。

サクセスモード

パワプロ同様、本ゲームのメインとも言える選手育成モード。クリアした選手はゲーム内で登録でき他のモードで使えるようになる。パワポケのシナリオモードは「サクセス」と「裏サクセス」の二つに別れているのが特徴である。

表サクセス

主人公は高校、プロ、社会人などいずれかの野球チームに所属しており、プレイヤーは練習や試合をこなす事で主人公を成長させていく。

シリーズはそれぞれ独立した物語ではあるが、同じ世界観の連続した物語で、パワプロシリーズのように時間軸をリセットする事なくリリースされ続けた。1から最新の14までの作中で約30年(リアルでも13年)が経過している。

当初パワプロの外伝(仮タイトルは「パワフルプロ野球ポケットサクセス外伝」だった)
として始まった本シリーズだったが、2以降は独自の路線を展開。
全体的な難易度はシビアで、試合に負けたりミニゲームに失敗して即ゲームオーバーになる事はザラ。
ペナルティが課せられる為、やり直すと強力な選手の育成は難しく、また8以外の作品はそのやり直し(バッテリー切れなど非正規終了を含む)にすら4回までの限度があり、5回リセットするとデータ自体を消去、また始めからやり直しという鬼設定である(※注4)
なお、本家パワプロはリセット自体不可能な模様。

※注4.8は表サクセス自体がゲームオーバーになる頻度が高く、「クリア自体は不可能になるまでリセット可能」という、他よりペナルティを低く設定されている。なお、これは表サクセス(しあわせ島編の除く)の仕様であり、しあわせ島編と裏サクセスでは、通常の5回リセットの他、場合によってゲームオーパーすると問答無用で即データ消去という表以上のペナルティがあった。

ストーリー面はダークでシリアスな話が多い一方で、宇宙人未来人超能力者は当たり前、あげくサイボーグクローン忍者幽霊悪魔精霊等々、某女子高校生もビックリの、フリーダムで独創的な世界観を広げた。
アンサイクロペディアでも「このページには事実が多い」(2014年9月現在)と半分お手上げ状態になっている。しかも「ウィキに書くべきです」とまで)
パワポケではよくあることです。

強い選手を育成する為には野球練習の他にも、様々なイベントをこなす必要があるのだが、その最たる例が「彼女候補」であり、パワポケがギャルゲーとか言われる理由になっている。

基本的にはクリアさえできれば選手は登録できるが、より強い選手の作製と、アルバムやキャラクター図鑑を埋める為には、何度もやり込む必要がある。

パワポケ1パワポケ2パワポケ3
極亜久高校編ドリルモグラーズ編サイボーグ編
おれたちごくあくやきゅうぶだ
モグラーズよ、永遠に!
ぎゅう詰め
パワポケ4パワポケ5パワポケ6
日の出高校編大神モグラーズ編町工場 社会人野球編
帰り道
2017年パワポケまとめ1
『未来』を作る会社
パワポケ7パワポケ8パワポケダッシュ
謎の転校生 甲子園ヒーロー編特命ハンター編親父ボール編
し あ わ せ
都会の闇に彷徨う
パワポケダッシュ集合絵
パワポケ9パワポケ10パワポケ11
さすらいのナイスガイ編甲子園一直線編新球団ナマーズ編
広川武美100枚チャレンジ(51~61)(81~100)
2016年パワポケまとめ3
崖っぷちプレイヤーズ
パワポケ12パワポケ13パワポケ14
電脳野球編逆襲球児編燃えろ!魔球リーグ編
ボクラノタタカイ(パワポケ12)
2015年パワポケまとめ3
POCKET!FOREVER!

彼女候補

主人公がガールフレンドとして攻略可能なヒロインキャラクター。一作品に対し大体5~8人用意されている。イベントの過程で選手育成に必要なポイントや強力な特殊能力が手に入る為、表サクセスで強い選手を作る為には、彼女候補の攻略が必須。
それには一定の好感度や、必要なフラグを立てていかねばならない。
相当に複雑なフラグイベントを要求されたり、ランダムイベントが多くエンドまで辿り着くこと自体が困難な人物、フラグ管理のために野球の練習を諦めなければならない彼女すらいる。
そもそもこれは、サクセスモード自体が同社のゲームときめきメモリアルの構成を受けて作られている影響もあるのかもしれない。

そしてここからがパワポケが異端ゲームたる所以である。
イベントを進めるとえてしてダークすぎる展開に突入し、心に深い傷を持っていることが判明したり、重大な秘密を隠し持っていたりする。正しい選択肢を選べずにフラグを立て損ねると…

・「殺害」「失踪」「自殺」
・事故死する
洗脳される
寝取られ
・脳みそだけ培養液に浸され、「死」を終わり無く体感し続ける等々…。

時には主人公にも危機は迫り、ミニゲームを失敗したり、選択肢を間違えると命を落とすなんて事は日常茶飯事。スタッフ曰く「人生は明るいことばかりではないから。それをゲームでも体現した」そうだが、明らかにやりすぎ。その為か鬱ゲーの論争ではパワポケは常連タイトル。
また、直接的描写は無いにしろ、かなり性的な事を彷彿させるイベントも度々挟まれた。

でもなぜか全シリーズCERO-A(全年齢対象)。
CERO仕事しろ

...ちなみにそんなダークな印象ばかりに映りがちなパワポケシリーズだが、その一方で魅力的なキャラの見せ方が上手く描かれており、人間味に溢れ、心の機敏を理解した内容や名言などの深さから、ヒューマンドラマとして評価される面もある。

野球ゲームとしてのクオリティ

ゲームボーイカラーのソフトとして発売された当初は、ハード上の制約から守備・走塁がオートのみなど、パワプロと比べるとかなりお粗末な出来だった。しかし、ハードの性能アップと共にゲーム面もパワーアップ。
「守備・走塁のマニュアル化」「球場の拡大」「対戦機能の搭載」次々に野球ゲームとしての機能が追加され、10~14の後期作では「3Dモデルへの変更」や「ウグイス・実況の搭載」「Wi-Fi対戦」等、携帯ゲーム機としてはかなりハイレベルな機能が搭載された。
最終的に携帯機の野球ゲームとしてかなり完成度の高いものに達したといえる。

裏サクセス

パワポケ3を除き、パワポケ2から登場した「もう一つのサクセス」(ただし6の「しあわせ島編」は表サクセスと同世界観でありもう一つの表サクセスという扱いとなっている。)
一部を除き、基本的に野球要素は皆無のそれぞれ独立したストーリー。
唯一「野球人形」という人形が登場し(2を除く)、これを完成させた上でクリアすると選手の登録が可能。
ファンタジー編、忍者戦国編など、RPGとしての体裁を持っている事が多く、
表サクセスで登場したキャラクターが別人として登場してストーリーを構成している。過去に出てきたキャラも分け隔てなく登場したが、何度も登場したキャラがいる一方、一度も登場出来なかったキャラもいる為、ややその選出には偏りがある。

世界観や歴史考察が深く練られ、表サクセス以上にしっかり作られている事も多く「どっちがメインなんだか」とファンを良い意味で呆れさせる事も。かたや、ハードの移り変わりの際は開発に余裕がなく、ただのマインスイーパーになってしまった事(パワポケ8)もある。
難易度のシビアさ、内容のダークさも表以上で「パワポケ2戦争編」の完全クリア成功率は脅威の2%
「パワポケ12秘密結社編」では冒険中に仲間の女性主人公の子を身籠もって一時離脱したりする。

でもやっぱり全シリーズCERO-A(全年齢対象)。
CERO仕事しろ

パワポケ2パワポケ4パワポケ5
戦争編RPG風ファンタジー編忍者戦国編
戦争編
ぼうけんのしょをさくせい
忍者戦国編
パワポケ6パワポケ7パワポケ8
謎のしあわせ島編※大正冒険奇譚編昭和冒険編
「こんな所までどうしたんですか、所長?」
大正冒険奇譚編イッキ描き
アドベンチャーです
パワポケダッシュパワポケ9パワポケ10
地獄ダンジョン編スペースキャプテン編バトルディッガー編
無題
エリが戦闘機に乗った場合
パワポケ10裏
パワポケ11パワポケ12パワポケ13
怪奇ハタ人間編秘密結社編海洋冒険編
マジで旗刺す5秒前
パワポケ12裏
海洋冒険!
パワポケ14
札侍編
裏世界の勇者達

ミニサクセス

パワポケ9にのみ存在するモード。このサクセスは試合が一切なく、ただひたすら練習とミニゲームをするだけのもの。
6のしあわせ島編と同様に表サクセスと繋がっている。
このサクセスはおまけのダウンロードで他の人に同時で最大4人まで配信することができる。

パワポケ9
少森寺編
【パワカプ2】逃げ出せ!少森寺!!

その他

パワポケ11〜13パワポケ13〜14パワポケ14
グッピーセンシュクラッチトツゲキ甲子園
試合進行型サクセススクラッチ型サクセスグッピーにストーリーが付いたもの


pixivにおける「パワポケ」

他作品のキャラクターをパワポケ風(「パワ体」等と呼ばれる)にデフォルメしたイラストにパワポケタグがつけられている事もある。
小説面では、彼女候補のサイドストーリーの他に、本編サクセスの穴を埋める「補完ストーリー」、もしあの時、ああいう選択肢があったら?という「IFストーリー」が多く見受けられる。

パワポケシリーズには物語の大筋として「正史」なるものが存在するが、ゲームの都合上、選択肢によって物語は変わり、発売される度に空白期間が生まれて説明不足な点も多い。
しかも公式に「ゲームで選択できなかったルートも、正史には含まれています」という旨のコメントもあった事から、描写のない事についてはプレイヤーの解釈次第であり、補完二次創作が盛んな理由はここにある。同じ理由で、考察サイトの情報も非常に膨大な事になっている。

関連タグ

正式名称パワプロクンポケット
姉妹シリーズパワプロ / 実況パワフルプロ野球
ハードゲームボーイカラー / ゲームボーイアドバンス / ニンテンドーDS
作中用語 ハタ人間 / ホテルPAWA / 弾道が上がった(弾道が1上がった) / パワー255 / メガネ一族 / ラブラブビッグバン / し_あ_わ_せ / プロペラ団 / あれ / コレ、イエジャナーイ! / セットヴァルエンチン
登場チーム 極亜久高校 / ドリルモグラーズ / デビルスターズ / 花丸高校 / 大神ホッパーズ / ナマーズ / スクール学園高校学院高等学校 / 混黒高校 / 十三番高校 / ブラックホールズ / ホワイトファルコンズ
二次創作用語 ニーサンの日 / 極悪天使 / 准が攻略できないのはバグ / いつき終了のお知らせ / 白瀬終了のお白瀬 / PPオリ主 / パワポケ外伝カオスフルswing編 / パワポケ外伝デフラグメント編
評価タグ


彼女候補

パワポケ1四路智美 進藤明日香 石田由紀 獨田マリコ 佐瀬みなこ 荒井紀香
パワポケ2小角弓子 山口幸恵 野々村愛 園華霞
パワポケ3アンヌ 唐沢ヒナコ 寺岡薫 叶野ミキ 大宮由佳里
パワポケ4天本玲泉 神木唯 島岡希美 高城秋生 田中深雪 葉月
パワポケ5浅上綾華 白木恵理 星野めぐみ 埼川珠子 倉刈日出子 西湖美友
パワポケ6和桐沙耶 木岡鈴音 蕪崎詩乃 菊池瞳 秋本彩
パワポケ7生瀬小晴 中田まゆみ 倉見春香 石川梨子 霧島玲奈 芹沢真央
パワポケダッシュ才葉さくら 南雲瑠璃花 芽森わん子 晴川夏海 比奈鳥青空 モモコ
パワポケ8白瀬芙喜子 雪白冬子 森友子 星影ヒヨリ 高坂茜 紺野美空
パワポケ9広川武美 山下貴子 霧生夏菜 温水ちよ 野崎維織 神田奈津姫
パワポケ10芳槻さら(芳槻桜空) 高科奈桜 天月五十鈴 神条紫杏 大江和那 三橋妙子 春田蘭
パワポケ11シズヤ 室町しのぶ 真島涼子 武内華音 浜野朱里
パワポケ12小池雅美 浅井漣 パカーディ ピンク(桃井百花) 矢橋美保 田村典子
パワポケ13木村冴花 雨崎千羽矢 一ノ宮桜華 尾木靖子 七島麻美 二階堂真琴 川田由良里
パワポケ14上守阪奈 七辻姫子 ハナ 竹本つぐみ 大島響子 夏目准 天月紗矢香


その他登場キャラクター

パワプロくん / 亀田光夫 / 平山紀之 / 正金天功/ 荒井三兄弟 / 沢井ようこ / 鋼毅
アルベルト・安生・アズナブル / 大神博之 / 赤坂洋一 / 布具里珠男 / 小杉優作 / 鬼鮫コーチ
ほるひす / 武内ミーナ / 越後竜太郎 / 桜井いつき / 上守甲斐 / 柿元 / デス・マス
ハッパ / ジオット・セヴェルス / 澄原広海 / ホンフー / 犬井灰根

パワプロゲストキャラクター

外藤侠二 / 矢部明雄 / 猪狩守 / 猪狩進 / ダイジョーブ博士 / 加藤京子 / 加藤理香 / 冬野枯男 / 輝星也

余談

パワポケに登場する「チーム名」の大部分は本家パワプロにウグイスが用意されている。
※学校名、デビルスターズは除く。

参考リンク(外部サイト)

パワポケ考察Wiki
サウンド担当者のインタビュー
ドリル株式会社
チーム解散後、藤岡氏が立ち上げた会社。パワポケの色が強く残っている。
パワポケコラボ第2弾記念「実況パワフルプロ野球」インタビュー。制作陣の考える“パワポケらしさ”とは
『パワプロアプリ』×『パワポケ』コラボ記念インタビュー。『パワポケ』スタッフの熱き想いがあふれ出る
『パワポケ』という野球ゲーム界の異端児はどのように作られてきたのか? アプリ版『実況パワフルプロ野球』のイベントとして復活する同作について開発メンバーに話を伺ってみた
『パワプロ』×『パワポケ』コラボシナリオ配信記念インタビュー。いまだから話せる『パワポケ』伝説

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コナミ こなみ

子記事

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