概要
『パワプロクンポケット14』に登場する彼女候補のキャラクター。
パワポケ10で初登場した天月五十鈴の娘で、母と同じ紫色の髪を持つ女の子である。
本項では裏サクセスに出演した場合の彼女についても触れる。
表サクセス
パワプロクンポケット14
主人公(14)と同じ学校に通う小学3年生の少女で五十鈴の娘。
「自分の願ったことが起きる確率を変動させる」という超能力を持つ(ただしゲーム開始当初はサイコロの目の任意の数を出そうとしても、何度も何度も試すと出る目の数の偏りが検証できる程度の効果しかない)。
自分に備わっている超能力と世界の異変について気付いており、自分は備わっている能力で世界の異変を解決する為に生まれてきたと思っている。また、自分と共に戦ってくれる人物を探しているらしい。普段はあまり他人とは接することなく放課後になるとよく公園に足を運ぶらしい。
ひょんなことからであった主人公(14)にフィンチーズデビュー戦に誘われ、その試合の中で起こった魔球騒動をきっかけに、主人公(14)が自分と共に戦ってくれる戦士だと確信し、説得を試みるものの幾度も本気にしてもらえず、最終的には主人公の自宅に押しかけるなどの熱意を見せ、結果的には主人公に信じてもらい、共に魔球を投げる為の特訓相手となる。
主人公の案や紗矢香自身の希望により主人公への呼び方が「おにいちゃん」となる。主人公と接するうちにの主人公の優しさや野球に対する熱意に当てられ、次第に「共に使命を果たす為の人」に加えて「自分にとって大切な人」と意識もある程度変わり、迫り来る危機に対して特訓しつつも、遊びあったりするなど小学生らしい面も出てくる。
しかし裏で暗躍するジャジメントが引き起こす現象により、変な生物の出現など更なる異変に襲われ、場合によってはルチアの能力を喰らってしまう。
「シズヤ」の能力に対する助言や、紗矢香の能力を鍛えるために主人公も協力してくれる事になるが、全国大会の前に球体の化け物の強襲を受け、自分をかばってくれた主人公が大怪我を負ってしまい、自分のせいで大怪我をさせてしまったとショックを受け立ち直れなくなってしまう。
その後、母である五十鈴やシズヤ、そして主人公の励ましもあり立ち直り、自分の能力のコントロール制御の向上、主人公との仲がより深まるなど以前に比べ自分らしさが出せるようになっている。主人公(14)が世界大会へ行く際には、内緒でシズヤと共に同行。スタンドで応援しながらもシズヤからカタストロフについて知らされており、カタストロフが起こる時をじっと待っていた。
ブラックホールズとの最終決戦前にフィンチーズメンバーの前に現れ、自分ではなくチームメイトと共に暗躍達と戦いながらも自分には黙秘していた事(実際はシズヤによって紗矢香には真実を伝えられないようにされていた)、具現化の消滅によって魔球が投げられなくなる事、倒すべき敵が消えて主人公(14)と一緒に居られなくなる事の寂しさや悲しさが募り、試合にわざと負けることを懇願する。
試合に勝つと、主人公(14)の野球に対する熱意と優しさを再認識し、主人公(14)と今までとは違った形で仲良く過ごす。また、場合によっては具現化の消滅で主人公(14)と一緒に居られなくなると思い込み、絶望して心を閉ざし昏睡状態に陥り目を覚まさなくなってしまう。夢の中では主人公(14)と共に怪物たちと戦っているが、時折り涙を流したり、笑ったり、苦しい表情をしたりしている。
試合に負けると、これまでとは変わらない形で日々を過ごしている。もしくは具現化が固定された世界で怪物達と戦い、街のヒーローになっている。
交友関係の面では主人公(14)以外に、「浅井漣」や母の幼馴染である「南雲瑠璃花」との交友がある。そのためか、デレる時の仕草が漣の時と若干似ている。
裏サクセス
パワプロクンポケット12
紗矢香かどうかは少し疑わしいが、イーベルのアルバムにてイーベルの娘が登場する。仮にこの娘が紗矢香であった場合、表より早く登場していたことになる。
ちなみに名前等には触れられておらず、口調も違う。
アルバムではイーベルから弓の扱いについて指導を受けていた。またシズヤによれば魔族としての血と能力は受け継がれているとのこと。